マサミチさんの映画レビュー・感想・評価

マサミチ

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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

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劇場公開時は初日に観てから何度か足を運んだな。

監督のレニー・ハーリンはエルム街の悪夢シリーズを1本当てたくらいの新人で、それに当時としてはハリウッド史上最高規模の予算の大作を任せる
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

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原作は未読だがそもそもお話として破綻してる。

いきなり戦時下にタイムスリップして来た百合を特攻隊員の彰にしても食堂のツルさんにしてもなんの疑いもなく受け入れたのは、戦災孤児として考え
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ツナグ(2012年製作の映画)

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キャスティングは上手くいっていたと思う。遠藤憲一や橋本愛は適格に役に馴染んでいた。

ただし死者と会う事はどこか曰くがあるとゆう原作にあった毒気の部分が消え失せて感動のドラマに大人しく
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

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多分これ、全く別のオリジナル台本をダイ・ハードシリーズ用に書き直したパターンじゃないかな?

ダイ・ハードの続編シリーズの他の方のレビューを見ていたら「ダイ・ハードらしくない」とゆう意
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

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スケールアップを狙って話を広げすぎて逆に薄味になった悪例と思う。

ハッカーのお兄ちゃんを保護して送り届けなければならない展開なんて同じくブルース・ウィリス主演の【16ブロック】を模し
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AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007年製作の映画)

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前作のレビューでエイリアンもプレデターも照明が暗い方が良いと書いたんですが、この続編は暗すぎて何が何だかよく分からない。

いやテレビの画質調整すればいいだけの話なんだが、そうゆうのめ
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

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超久しぶりに再見したら結構楽しめました。

なんでも元々は「サイモンが言った」とゆうオリジナル脚本があり、それが【リーサルウェポン】用に書き直されたのがボツになり回り回ってこの【ダイ・
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

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子供にとっての一夏って人生の中ですごく大きくて、それも家庭でも学校でも居場所の無かったこの子にとっては初めて温もりに触れた夏だったかもしれない。

この珠玉のラストは解釈が分かれるかも
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リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)

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1作目のシリアスさから3作目にして開き直ったかのようにかなりコメディ寄りに方向転換してきたね。

普通なら批判の的になりそうなのにむしろ好評だったのはテンポの良い場面転換で見やすい面も
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

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エイリアンとプレデターに仲間が次々に殺され、仕方なくイヤイヤこっちにしておこうとプレデターとコンビを組むヒロインが滑稽とゆうか可哀想と取るか(笑)

なんか昔観たAVですんげえ汚いホー
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リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

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この当時(1989年)はそれまでハリウッド映画の悪役国だったソビエト連邦がゴルバチョフ書記長の登場でペレストロイカ路線になって風向きが変わって来た頃。

だからか、この映画では悪役は悪
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

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表向きは50歳を越えて定年後の生活もそろそろ見えてきた実直なマータフ刑事が、自殺願望も抱えたキレッキレのリッグス刑事に振り回される展開、なのだが……。

再見すると案外とマータフも若い
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ブラス!(1996年製作の映画)

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もっと賑やかで爽やかな風合いを想像していたら……結構重たいですね。

炭鉱の街のホコリっぽさや貧乏の中にも失わない住民たちのプライドとゆうか、根底にある人間賛歌が素晴らしい。

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笑う警官(2009年製作の映画)

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原作が面白かったのでわざわざゲオで借りてきて観たが、なんだかなァ。

脚色で足した部分が余計に感じるんですよ。

特にブラックバードの店主の扱いとかね。

まァ原作の新
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

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人類の革新たるニュータイプに著しく目覚めてゆくアムロと、サブタイトル通りまさに「めぐりあう」ララァ。

2人が闘いの最中に通じ合う一連の流れはSF小説の古典的名作のA・E・ヴァン・ヴォ
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

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有名なガルマが戦死する直前のシャアとの通信の会話で

「貴様の生まれの不幸を呪うがいい」

「謀ったな!シャア!」

これ当然通信記録で残ってるわけでフライトレコーダー
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

苦手な是枝裕和監督に脚本がこれまた大の苦手な坂元裕二、ずっと観るのを躊躇っていましたが。

いつも曖昧な終わり方して解釈を観客に投げ出す是枝裕和監督作品ってボクは基本的にダメでして、そ
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メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

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妻への想いを綴った手紙を瓶に入れて海に託した男とそれを拾った女の物語なんだが。

なんと云うか、ヒロインは恋してるんだよね。それが彼の妻への愛の重さに気づいてたじろいでしまう。

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釈迦(1961年製作の映画)

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大味で退屈で凡庸にしか感じられなかった。

当時の仏教界から猛クレームが来たそうだが、それでも題材が題材である故に相当気を使って作ってる事は伝わってくるから、しかも日本映画で経験が無か
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ゲットバック(2012年製作の映画)

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傑作【コン・エアー】の監督と主演のコンビならまず間違いないテンポ良く見せ切るなかなか面白いサスペンスアクション。

派手に銀行強盗して8年刑務所暮らしで生まれ変わったとかのたまうニコラ
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透明人間と蠅男(1957年製作の映画)

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結構面白かった。サスペンス映画としてよく出来ていると思う。

蝿男と云っても蝿のようなミニサイズに変身して尚且つ飛べるとゆう設定。

最初の蝿男の山田を演じているのは後の「あぶ
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宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)

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いまの眼で観たら確かにチープさが目立つが、的場徹特撮監督の細かいリアリティある特撮技術に目を見張る。

それと色彩指導とゆう立場の岡本太郎による画面の美しさも素晴らしい。

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妻は告白する(1961年製作の映画)

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初見なのだが、これはどう受け止めたらいい作品なのだろう?サスペンスの形にはなってはいるが、真相もそりゃそうでしょうなオチだし。

よく分からないのが川口浩演じる若尾文子の不倫相手の男性
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インベージョン(2007年製作の映画)

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宇宙から来た未知のウィルスに周りの人間たちが次々と感染してゆくホラー映画。

眠ったら感染する極限状態でニコール・キッドマンがとにかく闘います。

最近不眠気味なんでね、気持ち
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

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小学生当時は映画館に観に行く事が出来なくてコロコロコミックの読み切りで読んだかな?だから内容は知っていましたが。

バギーちゃんとゆう水陸両用の喋る乗り物が良い味だすキャラクターとして
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

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初見ですが歳重ねたせいもあるのか3回泣いた。

東京オリンピック景気に沸く高度経済成長の最中で、本当の幸せとは何かと疑問を呈す三浦友和演じる宅間医師の場面。

自分を勘当したと
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

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今回の続編は茶川さんがほとんどメインのストーリーでしたね。

その端々にある枝葉の場面が気になって、特にオシャレした六子ちゃんが友達たちと石原裕次郎の【嵐を呼ぶ男】を観る場面。

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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

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お涙頂戴であざとい感じはありますけどね、ただしスタッフが自分たちの親世代に観てほしくて作ったと云う想いは隅々に溢れています。

映画の舞台となった昭和33年当時の東京をリアルタイムで知
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エアポート2021(2020年製作の映画)

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この手のB級パニック物って設定はそそられるものがあるんだよなァ。

ハイジャックされた旅客機を防ぐためにもう一機の旅客機が立ち向かうとゆうハチャメチャなプロットを手持ちキャメラのアップ
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スピーシーズ2(1998年製作の映画)

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眠れなくて何気に観ていたんだが、今回の続編は地球に帰還した男性宇宙飛行士にスピーシーズが寄生していて……とゆうプロットに、前作のシルのクローンのイブとゆうキャラを同じ女優さんが演じている。>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

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全く面白くなかった。狙いは分かるが。

脳と記憶とゆうテーマではドラマの【眠れる森】を思い出したが、こちらは脚本も演出もぎこちないし、役者さんたちも戸惑い気味に演じているように映ってし
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網走番外地(1965年製作の映画)

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初見なのだが、なかなか脱獄まで話が動き出さない前半にやや退屈に感じてしまった。

実は昔の高倉健さんの映画はほとんど観てきていないので乱暴な口の利き方する健さんが新鮮に映ってしまった。
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U.M.A レイク・プラシッド(1999年製作の映画)

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案外と拾い物だと思う巨大ワニパニック映画。

どこか【トレマーズ】っぽい田舎の牧歌的ムードと【ジョーズ】のようにキャラもきちんと色分けされて描かれている。

なんで?と思うほど
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

先ずキャスト陣がオッサンオバハン化していて、その割りに乾巧も真理ちゃんもさほど人間的に成長していない描写なのはアカンでしょ?

死んだはずの草加雅人が生きていても周りが怪しまないのも不
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地球最後の男 オメガマン(1971年製作の映画)

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核戦争ではなくて細菌兵器で人類のほとんどが死んだ世界、その細菌を作ったチャールトン・ヘストン演じるネビルはワクチンのおかげで生き残っている設定。

他にゾンビのような白目を向いた家族と
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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アキ・カウリスマキ監督の映画ってぶっきらぼうなタッチの割りに繊細な画面のカラフルな色彩感覚がすごく好き。

このヒロインの住むボロアパートの室内のクロスが剥がれた汚い壁やヒロインが通う
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