マサミチさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

マサミチ

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マークスマン(2021年製作の映画)

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近年のリーアム・ニーソン主演作品の中では1番出来栄えが良いと感じた。

アリゾナ州の国境沿いから始まるカルテルからの逃避行の道中のロケーションは素晴らしいし、メキシコからの不法移民の少
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

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よく取材し勉強して脚本を書いた痕跡は伺えるのだが、各キャラの造形に新鮮味は見えないし良くも悪くも無難な筋立て。

笑わせようと頑張っている細かい描写で全く笑いが起きなかったのは痛いし、
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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

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このシリーズ第2作目はなかなかドラマチックな展開で、これだけ内容が詰まって尺が93分と山田洋次監督の職人芸を堪能できる。

瞼の母を思わせるシリーズお馴染みの夢の場面から始まり、寅さん
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

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この第1作目は演出のタッチが後年のシリーズとだいぶ異なる印象だったが、躍動感溢れる渥美清さんのお芝居には驚いた。

倍賞千恵子、前田吟、佐藤蛾次郎、津坂匡章らがまだあまりに若くて初々し
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

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あのリリーさん初登場の作品。

網走の場面での寅さんとの会話は出会ったばかりにも関わらず正にお互いが阿吽の呼吸で、どこか置かれた境遇が似た者同士の2人が自分たちを「泡(あぶく)のような
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

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良いですねェ…寅さんの中でも名作と云われてる作品で、だいぶ前にテレビ放送で観たきりでしたが改めて観て芸達者の名優陣のお芝居の深みに正月から酔いました。

無一文で飲み屋で酔いつぶれてい
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男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980年製作の映画)

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新年最初は寅さんから。

このシリーズ26作目のマドンナは元キャンディーズの伊藤蘭。

寅さんの亡くなったテキ屋仲間が残した一人娘とゆう設定で、伊藤蘭にとってもキャンディーズ解
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ナンシー(2018年製作の映画)

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なんか、終了後に分かったような分からないようなあやふやな感情が起こる何とも奇妙な作品。

アイデンティティの探求がテーマなんだろうけどこのナンシーとゆう女性、なんか見方によっては最初か
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

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【空白】【BLUE/ブルー】と今年に秀作を2本も送り出した吉田監督の作品とゆう事で、やっと鑑賞。

前半のややコメディ寄りのタッチから後半に流れが一転するのだが、前半から既に不穏な雰囲
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

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酷いな、これは(笑)

漂流教室に戦国自衛隊に若き勇者たちに…色々とごった煮して味見し忘れました、みたいな。

もう最初に大枠のプロットありきで進むからキャラはほとんど将棋の駒
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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まァギャグ映画ですよね。破壊の限りを尽くす様をたのしむ映画とゆうか。

前作よりかはマシになったが、個人的にはあまり好きになれないタイプの作品でしたね。

騒々しさとパワー押し
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天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

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安っぽい邦題で損していると思ったが、原題の意味が明らかになるクライマックスの瞬間の背筋がゾッとする感覚が怖い。

序盤の少年時代の2人の諍いの場面なんか見ているとユダヤ人差別は同盟国の
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

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まァ欲の集った女は醜いねェ…と最初に毒を吐かせてくらはい。

それだけ主演の女優さんがやたら上手いんだが。

しかし介護をテーマにこんなに悪人だらけのクライム映画の快作を作れる
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

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う~ん…何かも一つ足りない、とゆうか欲を云えばも一つ欲しい。爽やかさと切なさだけでなく、もっと強烈に心掴まれるアイデアが欲しい。

そつ無く進む展開は申し分ないし、普通に観たらこれでベ
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

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あまり面白く感じなかったのはストーリー性よりもミュージカル場面に力を入れていたからなのかな?

青いガラスの割れた版画みたいな物の使い方が残念とゆうか、魔法を使えなくて皆からバカにされ
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

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面白いね、これは。

予備知識まるで無しに、かろうじてサスペンス映画かな?くらいで観始めたら毒のあるブラックなコメディで笑い堪えるの大変でしたよ。だって周りは誰も笑ってなかったから…。
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ファーザー(2020年製作の映画)

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やっと観れた。あァ…凄い作品だ。

物語を認知症の進んだ主人公のアンソニー・ホプキンスの主観で描ききる事でその錯綜した描写で観客を困惑させつつ、何が真実なのかとストーリーの先行きに目が
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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う~ん…自分はあまりハマらなかったかな?

薦められて何も考えずにこの映画版から観たんだが、これは続編?何か前編があるようなダイジェスト的な編集が序盤に見受けられて、いまいち設定がよく
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

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普段ゲームやらないので原作は知らないから、あんな近代兵器で倒せない怪物をデカい中華包丁みたいなので立ち向かえるの?みたいな疑問を感じながら、おバカな映画だなァと微笑ましく鑑賞(笑)

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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

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何故、父と娘ではなく叔父と姪なのだろう?とゆう疑問が観る前に浮かんだが、徐々に明かされる過去の経緯で納得。

つまり彼女は自らの可能性に蓋を閉めてしまっている。自分だけが幸せになっては
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

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尊厳死をテーマに扱う事でストーリーに箔をつけたかったんだろうが、こんなに安っぽく作っていいんだろうか?

この映画とは直接関係無い事だが、前にNHKスペシャルで尊厳死を扱った回があって
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リスペクト(2021年製作の映画)

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伝記映画としては恐ろしく正攻法な作りなんだが演出が生真面目過ぎるのが欠点。

スターの光と影を描く構成はこの手の作品では当たり前なのだが、この映画の大半はアレサ・フランクリンの苦悩ばか
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

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お、面白くない………。

【オール・ユー・ニード・イズ・キル】のダグ・リーマン監督だからそれなりに仕上がってると思っていたら、なんじゃいこりゃ?

なんか女性がいない世界とか内
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

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これねェ…中盤までは久々にガテン系サスペンスとして惜しい所までいったのだが、如何せんそれ以降の展開がな。

⚫️⚫️の策略とか余計なドラマを持ち込んで、せっかくの良い設定を台無しにして
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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退屈でしたね、自分的には。

映画の大半は神妙な顔付きでキャラ同士が語り合う悩み合うやら仲間割れやらの場面がほとんどで、そんなもの見たくてこの作品選んでるんじゃないのよ。

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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

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まァ最初からこれはファンタジーの世界なんだと割り切って観ればね、この手の泣かせに走る映画もあってもいいんでしょうが…。

しかしこれは死刑制度とゆう思いっきり現実に立脚したテーマが絡ん
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

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9・11以降、グァンタナモ基地の収容キャンプでテロに関連しているとされた人が非人道的扱いをされているとゆうニュースは日本でも報道されたが、どこか対岸の火事に受け止めていたのも事実。

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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目くじら立てるほどに007シリーズに深い思い入れはないんですけどね、後半以降はボンドが個人的私闘で闘ってるようにしか映らなくて、固いかもしれないが、ちょっと違うような気が…。
007に⚫️⚫️
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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泣かせる為だけに作られた映画。
よって演出も最大公約数的とゆうか誰しも受け入れられるようにされている。

いや、泣きましたよ。だから嫌いですね、こうゆうのは。

そもそもラスト
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

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大して期待せずに観たらなかなかの拾い物。

一幕物としてストーリーの風呂敷を広げ過ぎずにきちんとまとめて収まってる感じが良い。

小粒な作品だがオススメです。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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史上初の女性によるレイプの告発とその裁判。
それを描いた史実を元にした非常に高いボルテージで進む作品。

三者三様の視点で構成されたシナリオは羅生門スタイルを見事になぞっていて長尺を感
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

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瀬々監督作品は最近は凡作が続いていた印象があって、これも予告編を観た限りではその連なりでしかないかなァと多少訝りながら鑑賞。

結果としてここ最近の監督の作品ではなかなかの力作だった。
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ハリエット(2019年製作の映画)

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歴史が苦手なのでハリエット・タブマンなる人物を不勉強で全く知らなかったのだが、アメリカでは新20ドル札の肖像画候補になるくらい有名なんだそうですね。

奴隷だった彼女が逃亡し、様々な人
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

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奇を衒った設定の猟奇サスペンスかな?くらいの予備知識で観始めたら、思いっきり正統派ミステリーで家族愛をメインテーマに持ってきていて少しビビった。予想外に良かった。

吉高由里子の正体は
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CUBE(1997年製作の映画)

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結局この部屋なんやったのー!(笑)

まァ、オチを付けるとシャマランみたいになってしまうか。

ちなみに狭い部屋にずっと一緒にいると、どんなに仲の良いカップルでも親友同士でも絶
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

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普段ほとんどホラーを観ない自分が何となしに観たんだが、ものすごくつまらなかった。

なんかね、こう驚かしてくるだろなと思ったらその通りにくるからね、全然怖くないんですよ。

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