怠惰の森さんの映画レビュー・感想・評価

怠惰の森

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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

パーリンカ貰いにきた男が滔々と話し始めたところで、あれ、となったあと、娘文字読めるんかい、となって、家という条件からのみ立ち上げた実験だと気づく。

カフカの城とかゴドー待ちながらとか、そこでで出てく
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

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「「「「「「「「群像」」」」」」」それは想像力を駆使して立ち向かうべき相手ではない

ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

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物と物とが擦れる音がずっとつづいている。
それは出なくてもよかったはずの音、ほとんどの音がその音、しつこく、逃れない音。
ロープウェイ、


闇の中でゲップする
そして待ってる
騙されたと思ってるから
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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火刑を中心に たたかい 
ときおり 消えたい気持ち 消えてもいい 消えたくない それぞれの瞬間に

歴史という理念的存在にとっていわゆる恩寵は点ほども大きく現れない のではないか、瞬間と呼ぶことも叶わ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

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すんごい GOD SPEED

心臓はピュアだけどそれを証明することはできない、GODSPEED
/青松輝「days and nights」

ベットとテレビ、カーテン、そして扉しかない部屋から病体と
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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カビリアの夜が五回転だとして、二十五回転してる感じかな、どちらもさいこうだとおもう

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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寒々しい絵ばかりで正直面食らった。

はっとするような喪失や離別よりも、老いと孤独という不可逆、不可避を描くべきだ、という実感がやってくるのかな、気の遠くなるほどの歳月を経たときに。

それは誰もが知
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

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だいすきかも

信と不信とで揺れる男ふたりが出会って別れるまでの、どうしようもなく真摯なかかわりあい。どんな間柄でもせつなく恋かもしれなくて、そうであれば、孤独でないことなんてないのかもしれない。近づ
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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すごいよかった
鬱屈が溜まって-剥がれて-溜まって-剥がれて-溜まって、って、流れていく時間がちゃんとつまらなく感じられているのがいいな 僕もしかめ面ではやいとこ老けるだろうというのもあるし

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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時間は過去から未来に向かって流れるという仮説を外してしまえば「実人生」「実体験」をクロスオーバーさせる必要がなくなるどころか、演技すること、思い出すこと、そしてこの場であなたと話すということすべてを、>>続きを読む

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