keiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

実際にあった出来事を元に映画化したのかな。
家の生活感とか彼らが働いている場所とかいかにも貧困層という感じがしてかなり生々しかった。役者の演技もうまいので余計に拍車をかける。

前半の幸せな生活が続け
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

面白かった!物語が進むにつれて分かる企業の隠蔽、八角さんの過去、各々の事情などの見せ方が上手く、引き込まれた。

実際隠蔽や不正は大なり小なりあるんだろうな。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

世界観と設定が近未来的でカッコイイ。
原作未見なので楽しめたが、多分原作の方が面白いんだろうな、という印象。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

漫画15巻まで、アニメ未見で視聴。

原作が良かったのに加えて、映像が美しく派手なので見応えがある。純愛が大義に勝つのも素敵だなあ。

どうしても乙骨くんがシンジくんと被ってエヴァがチラついてしまった
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

演出のせいなのかハリボテのような安っぽい印象を受けた。
(逆にギャツビーらしいといえばそうなるが)

原作既読済みなのでどうしても軍配がそちらに上がってしまう。

ディカプリオがハマり役だったので少し
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはトニーが結局拳銃持ってたくだりと、最後のコンサート辞めてバーで演奏するシーンが好き。

当時の時代背景や人種差別など考えさせられる映画というだけでなく、笑わせるところやオチもしっかりしていて
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

中山美穂美しいし、出てくる女の子達が可愛いところは流石岩井俊二w

死んだはずの婚約者に、届くはずのない手紙を送ったらまさかの返信が届いた、送ったのは一体誰なのかという問いから始まるのだが、意外な展開
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!宇宙で起こりうるあらゆる最悪なイレギュラーが次々に起こる展開が恐ろしく、手に汗握る。
脚本段階で起こりうるであろう最悪な事故を何パターンも想定して練ったんだろうなあ。

ストーリーは単調と
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで鑑賞してなかった名作の一つを正月初めから鑑賞。

なるほど、名作の一言に尽きる。後半ちょっと長いけど、それまでの飽きさせないプロットや囚人すら憎めないキャラクターの作り込みが素晴らしい。

コー
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

同性愛をモチーフにした映画は何度か観たが、こちらはその中でもかなり良質な作品。

お互いがお互いに続く関係ではないと分かっていながら、触れずにはいられない存在だったということかな。

ラスト間際の父親
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

皆さんいうようにFukaseさんの演技が秀逸だった。

小栗旬と中村獅童の刑事コンビも味があって良かった。

逆にメインの山城役の菅田将暉が地味すぎた印象。キャラクターが作れない彼らしさを表現したのだ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

まずよくぞあのQからここまでまとめ上げたなあと言う印象。あれならテレビ版で満足出来なかった層も納得して出来るのでは。

エヴァ自身の戦闘シーンが少なめなので、そういったものを求めてる層には消化不良かも
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

ダンスと音楽、衣装が美しい。
双子姉妹と母が運命の恋に出会う(あるいは出会うであろう予感 )までという、もどかしく、難しいテーマを楽しく、飽きさせず見せるプロットが見事だった。

最後妹は画家に会えた
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.2

まず台詞が素敵すぎた。大人のラブストーリーというだけでなく、友情もあり、オチもいい。

あと君の瞳に乾杯って一度だけかと思ったら結構言うんだなあ笑

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった。サウンドオブミュージックにならぶミュージカルの代表作というのがわかる。
歌とダンスパフォーマンスだけでも見る価値があるし、見るとこちらも笑顔になる。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.6

とにかく衣装や映像が美しい。出てくる女優、俳優も美しく、ずっと観てられる。

お話としては正直ありふれた印象なのだが、全編通して歌なので、プロットはこれくらいの方が疲れず観れるのかも。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

結構生々しいのでベッドシーン、しかも同性同士が苦手な方は注意。

人を心底好きになるということは、どんなにクズでも、その人だけは例外になるという台詞が良かった。

夏生先輩と今ヶ瀬のバトルはその辺のホ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

鬼滅の刃のアニメ化の続き、として見ると完成度が高い。が、映画単品として見ると、敵が2対出てきたり、煉獄さんが目立ちすぎて誰が主役なのか分からず消化不良。

映像、声優の演技は素晴らしいので、気になるな
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

映画好きは一度は見るべき映画。トトとアルフレッドの世代を超えた友情が素敵すぎる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

とにかく脚本が素晴らしい。

半地下に住む貧困層の家族が富裕層の家に雇われていくまでは喜劇のようでいて、後半は怒涛のような悲劇が押し寄せる様は見事。

臭いで分かるというのも面白い。確かに根っこにある
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

キャストを見た瞬間、良作と分かった笑けど、やはり良かった!
脇役の配役も良かったなあ。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.5

小松菜奈がとにかく可愛い。

ストーリーはファンタジーなので、少し面食らうが、入り込めればかなり切ないし、ラストの愛美の台詞が健気で泣けてくる。

雷桜(2010年製作の映画)

3.4

原作は未読。多分遊の美しさが伝わればもっと面白くなったのではないかなあ。(蒼井優が美しくないという話ではなく)殿に恋する女の心理をもう少し丁寧に見せて欲しかったというか。

あとやはり時代劇は現代的な
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

明らかに外に向けて作った「君の名は」や「天気の子」よりも完成度は落ちるが、繊細で瑞々しく、より内的なこちらの方が個人的には好みだったりする。

3話はもう少し長くなってもいいから丁寧に2人の歴史を追っ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

相変わらず風景描写が美しい。君の名はが世間の知名度的には一番だろうが、この辺りの新海監督の青すぎる瑞々しさは個人的には好き。

モテキ(2011年製作の映画)

3.6

サブカルがこれでもかと詰められてて好きな人は好きだろうなあ、と。モテない男である幸世の思考の暴走が生々しく、共感する人も多いのでは。

長澤まさみが可愛いという事で見たが、森山未來の迫真の演技にばかり
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

まずこの長編大作にエンドマークをつけただけでも拍手を送りたい。
正直、忘れてるところもチラホラあったので7.8だけでも予習して見れば良かったなあと。

今回好きだったのは、嵐の中のレイVSカイロ・レン
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.5

これといった大事件のない恋愛映画。主演2人どちらかのファンなら観る価値あり。
料理が美味しそうなのでメシものが好きな人も。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.5

見ると元気になれる映画。実際こういうことはあるかもと思えるし、自分も明日からイエスと言いたくなる。ジム・キャリーが生き生き演技してて、時々クスッと笑える。オチがいい。

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.5

ぶっ飛んだオムニバス映画。最初の話が面白かった。インパクトではパンクとラストの話。それにしてもみんな切れ過ぎ笑