Lanaさんの映画レビュー・感想・評価

Lana

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長編SF小説を淡々と読んでいるようだった。(原作は確かに小説なんだけども、本当にいかにもなSF長編小説というか…「映画的な爆発力」は持ち合わせないと言うか…)


☑️予想に反し、取り立てて記憶に残っ
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

●B+++レベルのサメ映画。スピード感のある展開で観客を飽きさせない。シリアスでショッキングなシーンはもちろん、適度なギャグに振り切るところは振り切って、エンタメサメ映画としての出来の良さ。サメ映画好>>続きを読む

魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

伏線回収が怒涛。いきなり160年前に飛ばされるのでビビり散らかした。

予想はいい意味で裏切るし、ラストなので盛り上がりも凄いし、何よりカメラワークや画面のダークファンタジーな世界観を壊さないハイレベ
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魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚(2018年製作の映画)

3.8

ヴィー呼び出す前にチョークで描いた魔法陣が、床の組み木のガタつきのせいでパタパタするのクソすぎてそこだけ呆れて笑ってしまった。

呪術や廃墟や心霊、ダークファンタジーRPGの世界なんかに惹きつけられて
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

体調不良の心の栄養になります…王道展開で曇りないハッピーエンドを久しぶりに摂取しました。元気が出るね。

●導入から、一気に物語の中心に惹き寄せてくる演出素晴らしい。物語展開にも全然飽きない。次から次
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

雑記。後日、追記、




最初から最後までしっかりアニメだったのはよかった。前半はよかった。



何を伝えたいのかわからない。

後日、考察をネットで読んだけれども、監督の自伝?みたいな作品とも捉
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

雑記。後に追記。
日曜の夜なのに、夜更かししてしまった…


映画の撮り方、俳優への扱い方が物議を醸すところも否定できないが、とにかくこの監督は、演出は、すごい。とても文学的、芸術的だ。とにかく、この
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

●かなりの割合で置いてけぼり。ときどき「すげえ!」「そうか!」となる瞬間はある。インセプションを期待して見てしまったが、それほどでは…。とにかく仲間と敵の組織、そしてなにに基づいて主人公たちが動いてい>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

4.3

映像芸術。
映像で魅せる、芸術作品。

「夢」の世界を、ここまで共感を覚えさせながら表現するとは。

何はともあれターセム・シン。カメラワーク/画面の中の配置、がとにかく秀逸。

掛け布団のしわ→砂漠
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

よく作り込まれているのに、作り込み方が綺麗なので、無駄な「作り込み感」のない、とってもナチュラルでありのままで、エモーショナルな作品だと思う。

ようちゃんと、てるおくんと、彼らを取り囲む人たちの自然
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想に反して、脚本はいたって捻りがなかった。この手の恋愛模様は、日本の作品でもごまんと描かれてきているもの。

(脚本上で)特筆すべきポイント、この作品ならではのスパイスを効かせたところはあるが、あく
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

2.6

セリフ回しがイタい、クサい

愛の声優起用に対して全く納得できない

愛の言動だいたい小学生やん

キャッツアイの世界観についていけない

ルパンファミリーたちもシリアスしすぎ

どっちもどっちで、方
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

各シーンの舞台設定が良いね…!

ハーレイクインらしい色彩と派手派手でギミックたっぷりのロケーションが世界観を引き立てる。アクションも見応えあり。

話を要約すると、まあまあありふれたストーリーだろう
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

★普通(?)の会話なのに、観ていて面白いのが良い。事件⇄比較的日常的な会話の緩急が優れている。退屈せずに最後まで観られた。まあ、ドキドキがとまらなくてしんどかった、とも言えるけどね… 本当にトラブルに>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

映像の精彩、カットやアングルの巧妙さはもう言うまでもなく素晴らしいけれど、作品自体に何か強く惹きつけられると言うことはなかった。この作品にはあまり魅力を感じない。

ひたすら嫌な目にあって、それを常人
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

最後の伏線回収、急展開すごい
よく考えついた、こんなことを





薄気味悪い、
摩訶不思議な絵本の世界

奇怪で独特な表現は多かったが
アート作品のようだ、やはり

音楽が世界観を引き立てていて良
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

序盤の厨二病感、許せん…

・鈴芽が起床・家を出発、登校中に草太と遭遇
・草太が気になり引き返して廃墟へ、しかし不気味な体験から怖くなり逃げるように学校へ
・学校から見えた異様な光景に焦り再度廃墟へ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

膨大な伏線回収の嵐。清々しい。
ラストにかけては爽快感が物凄い。



一方で、登場人物の行動が強引で滅茶苦茶すぎ。作品のテーマや訴えたいことはよくわかるけれど”やりすぎ”の一言。犯罪オンパレード。そ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

仕事に私情持ち込みすぎマン。
仕事やりすぎマン。

自分の心が保たなくなるから、こういうことは現実にはやめておきたい。職業人としての立場をわきまえない無理な介入、激昂して物に当たる主人公、あまり感情移
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リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「自分は年老いていて、相手と釣り合っていない。さらに自分はもう長く生きられない。自分のことを嫌いになってもらって、自分から離れていってもらったほうが、将来のある相手のためだ」

その相手と自分が、本当
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

4.5

とにかく画面が綺麗。
全部Foodieで撮ったんかってくらい、色味。
大好物すぎる。

はちきれんばかりの情緒の塊。
秋の夕暮れのような深く澄んだ色彩、
擦り切れたフィルムの質感、
胸をしめつけるよう
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

3D×4DX。
3Dハマりすぎた。堪らん。
4Dのために作られた映画なのか?
ってくらいでした。あかんかった。やばい。
映画館で体感するための映画だ。

思ったよりガッツリ戦争映画すぎた。
だがそれが
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

-

最初の1時間のみ。
興味深く見た。

アマプラギリギリすぎて残念。ほんとうは通勤時間の隙間で30分間を繰り返したかった。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

サムネ詐欺。

頭おかしい。
めちゃくちゃ。

画面/映像だけがひたすら綺麗。
監督・演出だけがひたすら美麗。


小説原作…ではないのか?
文学作品のような話。
映像をカットして文字だけで綴れば、も
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中盤まではおしゃれな雰囲気にウキウキ観られたものの、後半ホラーがひたすらキツくなってきた。「キツい」というのは、つまり、怖い!うわぁ!というより、もうやめてくれよ…というゲンナリ感。街中で幻覚みすぎて>>続きを読む

軍中楽園(2014年製作の映画)

3.7

切ないね
終始やさしい音楽

イメージと違って、煌びやかで妖艶な作品ではなかった。なかなか素朴で、古びた写真のような作品。


なんだ、こんなに哀しい話だったのか

呑み込むのに、いささか苦い

きれ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.3

私の好きなものがどこにも見当たらなくて、開始30分でげんなりしはじめ、1時間で限界。あとは飛ばし飛ばしみたけど、たまたまスキップ中の画面で拾った、守の「やらせて?」でなんか個人的にすっごくムカついてブ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやこれは傑作すぎて駄目でしょう。
ぶっちぎりだよ。
作品後半で全て持っていかれる。

こういう美の骨頂の映像が発現するからSF、特に宇宙舞台の作品が好きになったんだ。

不可解美麗映像と、恐ろしい物
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

●観てて、ツラい。映像は綺麗でドラマチックだったけれど(←言うまでもなく)、だが、あまりストーリーに魅力を感じない。それ以前に、魅力を感じるとかどうかとか、そういう次元で語れる作品ではないのかもしれな>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.6

ひとつひとつのシーン、一瞬のカットでさえ、背景の書き込みが半端じゃない。そこから垣間見える物語の奥行きがぞっとするほど。見えないところで渦巻いている物語をこちらに想像させてくる。おそろしい満足感。>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

3.4

少女が少女と少女少女するだけ。とくに私にフェチとか無いのでひたすら淡々と長い。終わり方わけわかめ。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

5.0

私にしてみたら、こんなの5.0以外つけられる訳ないじゃん

ひたすら号泣

心のお洗濯に定期的にこれからも見よう





むかし通っていた歯医者さんのモニターに、ずっと流れて居た、すこしなつかしい作
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