がおしんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

がおしん

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見栄を張る(2016年製作の映画)

4.0

シリアスなようでいて、ゆるっとした空気が漂う、好きな雰囲気の作品。
嫌な人物が一人もいない。一見意地悪な叔母さんたちも、素朴な人の良さが感じ取れて憎めない。彼氏のどうしようもなさには呆るが、笑える明る
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

バーナムとチャリティの子ども時代のエピソードは、綺麗で幻想的な映像もあり、とても印象的で引き込まれた。
二人の娘の健気さも可愛かった。

音楽とパフォーマンスは良かったが、鑑賞後の余韻が今ひとつだった
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.5

絵が売れるようになって幸せが訪れる物語かと思っていたらそうではなかった。たとえ絵が売れなくてもモードは幸せだったはず。
小さな家に幸せが詰まっていて、それがモードの絵になったのだと思う。
いつでもモー
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たまゆら(2017年製作の映画)

3.0

医療(医師)制度の問題点をわかりやすく訴えてくる。
よくある病院ものとは違ってサスペンス的な香りがする。後半は重い雰囲気にはなるが、終わり方に希望が感じられて、全体として好感が持てた。
ただ、CAから
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野球部員、演劇の舞台に立つ!(2018年製作の映画)

5.0

朝からの上映を観ました。観終わって、「今日はいい一日になるな」と思える作品でした。
大事に丁寧に創られたことが全体から伝わってきます。たとえば、職員室の細部の風景まで手を抜いていない。
ストーリーは、
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

文句なくかわいいメアリー。不器用で純粋なフランク。結構存在感を示すフレッド。ささやかな暮らしには心温まりました。
メアリーの気持ちはまったく無視されて、裁判、里親と運命が決められていく理不尽さ。メアリ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

5.0

素敵な世界に連れて行ってくれる映画です。
綾瀬はるかは、外見も言葉遣いもお姫さまそのもの。彼女以上にこの役向きの女優さんはいないでしょう。
昭和の空気感もよかった。
とにかく色彩が綺麗で、映画館で観て
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巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

2.0

ストーリーや会話のやり取りは面白い。でも、作品の中に入り込めなかった。
理由の一つは言葉。ほとんどが標準語で時々方言。どこにいるのかわからなくなる。
もう一つの理由は風景。今は真冬だけど設定は夏。しか
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ZEN FOR NOTHING 何でもない禅(2016年製作の映画)

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期待しすぎていたようで、残念すぎる。

禅の、凛とした静謐さはほとんど感じられなかった。
私には「修行」というより、山小屋のアルバイトに見えてしまった。普通の人たちが毎日の生活の中で嫌でも気づかされる
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星めぐりの町(2017年製作の映画)

5.0

日本の映画っていいなと、しみじみと感じる作品。
物語も役者さんも風景に溶け込んでいる。自然、家屋、食卓、淡々とした日々の暮らし。こんな風景の中だからこそ人間らしさが育ってゆく。日本はそんな国だったはず
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