SHさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

SH

SH

映画(374)
ドラマ(67)
アニメ(0)

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.5

映像が圧倒的に美しかった。美しくクセがあった。ロングショートやクローズアップが多用されていて、劇の中の人物も予想外の行動が多い。どこか不思議な魅力を感じる。

ただ内容の面で言うと、説明不足が多く感じ
>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.8

おばあちゃんの目がすごく印象的だった。
外の景色がおばあちゃんの目にどう映ったのか、想像してしまった。
カメラの前で偉大なる金一族の話をするおばあちゃんも、洗脳されていてかわいそう、というより、自分た
>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

一風変わったスパイ映画。
展開が一つ一つ予想を超えて、グッと引き込まれる。
これが実話ベースというのも、見ているとドキドキが増す。
今年これまでに見てきた中で一番。

2024年26本目

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.2

劇的な展開だけど、南北の友情を控えめに描いたのはリアル感があってよかった。
最初から最後まで面白く見られた映画、久々かも。

2024年25本目

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.8

不思議な魅力がある。
お互いの夫と妻に登場させなかったのは良かった。

2024年23本目

真白の恋(2015年製作の映画)

3.8

時間が静かに流れる系の映画だと思いきや、後半は急展開。思っていたよりも深い話だった。
真白には幸せになってほしい。

2024年22本目

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

映像のクセが強すぎる。いい意味でも悪い意味でも、映画というより音楽ビデオみたいな感じだった。
設定はよかったけど、物語として成立しないところが多々あって残念。理解してもらおうとか、共感してもらおうとか
>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

物語は至ってシンプルだけど、深読みできる要素が多くて満足。

2024年18本目 配信16本目

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.0

いいことばかりではない友情の話。
「ソウルメイト」っていう訳し方が素敵。

2024年16本目 配信14本目

his(2020年製作の映画)

3.4

ごめんなさい。前半だけを見て諦めた。

同性愛者を美化するのは違うと思う。彼らの愛を謳歌するためにいろんな人が振り回されて犠牲になっている。
子連れは大変だから、子どもが泣き出してもみんな暖かく見守っ
>>続きを読む

白夜行(2010年製作の映画)

3.5

中学生で原作を読んだ時の衝撃が忘れられない。
映画にすること自体が無理のある話だと思うけど、その割にはよくまとまりました。
最後の刑事の告白はちょっと、感情が追いつかなかったけど、それ以外はよかった。
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.3

病気にならなかったら、彼はどんな人生を送っていただろうか。

小学生の頃からホーキングの存在を知っていたけど、科学者としての彼よりも、難病を患う彼のほうを記憶してきた。それは彼にとってどれだけ理不尽な
>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.3

だってわたし、あの人を追いかけてるわたしが好きだもの。

2024年13本目

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.3

パプリカよりもわかりやすかった。
夢か現実かわからないという不安、見る側も未麻と一緒に体感できるような映像作り。
さすがです。もうこの一言に尽きる。

2024年12本目 配信10本目

ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

監督は、小樽を魅力的に見せる方法をよく知っている。小樽に行きたくなった。フィルムカメラも買ってみようかな。
自分的に不完全燃焼だったのは、やはり2人の対面。もう少し丁寧に描いてほしかった。今の描き方だ
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

しがない報道人として言わせてもらうと、報道が遺族のためのものだって思ったことがない。由宇子が言ったように、誰の味方でもない。ただ光を当てることができる。まさにそうだと思う。
もちろん人によって、そりゃ
>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.7

物語は、儚くて美しい。特に河合優実と図書室の子の話が好きだった。
ショットヘアの藤原季節イケメンすぎる。
河合実優、演技がすごいというか、何を演じても演技していると思えず、本当にそのキャラクターに見え
>>続きを読む

わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

4.2

暗殺がこういう形で成功したなんて……10年以上前のことかと思っていたらめっちゃくちゃ最近でした。ドキュメンタリーとしてはものすごくわかりやすかったし、当事者とも接触できててよくできた作品でした。

2
>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5

歌うシーンは最高だった。南沙良の歌声が心に沁みる。だがその後の展開はよく分からない。特に最後、吃音の人はあんなに話せる……?吃音じゃないけど人前で話すのがとにかく苦手な私でも無理だ。少々無理のある展開>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.5

爽やかな不倫話。
これまでに見てきた映画の中でトップレベルでオチが秀逸!
4人の言い合いはめっちゃくちゃよかった。
この職業設定じゃなかったら起こり得ない話だから、そこも脚本家のセンスを感じる。

2
>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

共感はできないけど登場人物一人ひとりキャラがはっきりしていておもしろい。人間って理性を失う行動をとるからおもしろいよね。特に好きな人の前にいると、なおさら。
岬ちゃんがいいよな。断られたらどうしようと
>>続きを読む

花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

見てて幸せな気持ちになります。
お父さんのこと“卑しい”と言いつつも別れに“愛している”と口にするアリスがとてつもなくかわいかった。オーディションのシーンは最初意味が分からなかっけど、最後のオーディシ
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

法廷シーンは確かに長かったけど、何一つの余計なモノがなく、最初から最後まで楽しめました。
夫婦喧嘩のシーンはどちらの気持ちもわかりすぎてつらかった。

2024年2本目

女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

物語としては面白かった!!
ただ謎が残ったまま終わってなんとも言えない気持ちに……。

2024年1本目 配信1本目

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

4.0

いい映画だったけど……ジョーに対するイライラはめっちゃくちゃ共感できるけど、なんで断らないんだろうというリジーに対するイライラもまたあって……映画の登場人物に対してすらイライラをコントロールできないな>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

ヤクザと中学生の友情の物語。
原作未読ですが、映画はテンポよくまとまりました。
だいぶぶっ飛んだ設定だけど、綾野剛はめっちゃくちゃよかったです。本当にこういう人がいるかもって信じそうになった。
ただま
>>続きを読む