このレビューはネタバレを含みます
映画としては好きじゃなかったんだけど、最後の展開は流石に予想してなくて、楽しかった。あれだけで元は取れた感がある。それにしてもどういう基準で生き残りは選ばれたんだろう?スパイダーマン好きだったんだけど>>続きを読む
ほとんど印象に残ることなく過ぎ去っていった…。あと早起きしたせいもあってちょっと寝た。要は支配関係逆転モノだろうけど、それだったらもっと面白い映画はあるよなー。とはいえみてる間退屈というほどではなかっ>>続きを読む
初めてオアシスに入っていくところとシャイニングの世界に入るところは驚いたけど、お話は弛緩しきってると思う。ただ、スピルバーグ当人は80'sカルチャーの世代ではないだろうに、ようやるよね〜。
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ほとんど全てのショットが高い強度を誇るとんでもない映画も中にはある。是枝監督、というかこの映画はそういう感じではない。普通のところは普通だし、万引きのシーンももうちょっと魅せて欲しいなぁと思った。
で>>続きを読む
寝不足もあって少し長く感じてしまったけど、脚本も良くできていて良かった。ミシェルルグランの曲のミュージカルは最高。特に冒頭のダンス、これをまさに「運動」の快楽というのでは???
最低限、ハンソロの人となりのバックボーンとしてはそこそこ上手くまとめられてたので+0.5点。しかし、とにかくアクションがつまらんみるに耐えない代物だし、ブロックバスターなのにどこがクライマックスかもよ>>続きを読む
要はPTSDみたいな感じのおじいさんの話だし、回想形式で過去を語るっていう手法も安易で巧いとは言えないが、でも歴史の記憶を描く映画は好きなのです。
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クーリンチェに比べたらかなりシンプルな映画なことにまずビックリ。
お話としてはとてもザックリいうと、頑張って中流の生活をしようとしてる男が女に別れを告げられ、課長昇進の話を反故にされて、孤独に苛まれ>>続きを読む
久しぶりに投稿…。観たのはだいぶ前。
映画は何もわからなくてもいいし、あり得ないことが起きても受け入れられてしまうのが映画という表現なのだ、ということを久しぶりに実感できた映画で、本当に良かった。
おそらくこれを見る人のほとんどは『ハリウッド映画史講義』を読んで気になったからなんじゃないでしょうか笑 そしてそれに引っ張られる形で確かにこの「単純さ」はすごいな!と唸らされる。90分を一息で綴るスピ>>続きを読む
序盤にあるシーンでの、イングリッドバーグマンのパスタの食べ方が笑える。
まずまず楽しめたんだけど、ちょっと期待しすぎた感はある。なんていうか、まぁ寓話的ではあるかもしれないけど、感情の描写としては強引>>続きを読む
ここが最高に素晴らしい!って場面はなかったけど、映画が終わってほしくないと思える多幸感に包まれた。しばらく経ったらまた見返したいな。
「映画はよどみなく進む。映画には死んだ時間がない。言ってみれば、>>続きを読む
陰影、影、水滴、鏡、音、階段…。見せる/見せないを徹底してコントロールし、次は何をどう見せてくれるのかという緊張感を常に漲らせることに成功している。ここまで正攻法だけどとてつもない演出力のみで打ちのめ>>続きを読む
まぁ、普通に楽しんだんだけど、直近にロメールを観たせいがあって、それに比べちゃうとどうしても見劣りするんだよねぇ。あと、こういうのは音楽好きは好きだろうけど、個人的にそこまで音楽は好きではないので…て>>続きを読む
冒頭のストーカー行為から、ショットだけでみせる演出力に唸らされる。哲学的っぽい屁理屈みたいな会話をするのも好みだし笑、ラストのお互い全てを理解してなお黙ってるっていう終わり方の切れ味には驚嘆した。最高>>続きを読む
ウェスアンダーソンは、今まで見たところファンタスティック〜が好きでムーンライズ〜はまずまず楽しめた気がする(あまり覚えてない)んだが、やっぱりどうしてもあんまり合わない。これも面白いところはあったんだ>>続きを読む
これはララランド見た影響で見たんだけど、死ぬほどしんどかった…。うん…。
正直、グラフィカルな画面設計とユーモアてんこ盛りってのは最近のハリウッドでかなり食傷気味ではあるんだけど、それでも脚本があまりにもうまーく作られていて感心してしまう。チームになってからの方が明らかにア>>続きを読む
大胆な時間の省略にビックリし、陰影のクッキリした照明とそれを活かした演出、スタンダードサイズにピタッと収まる人物配置の構図等、当時の演出のマスターピースであることも納得できる。ラストも結局誰にもローズ>>続きを読む
遺作ですが、アンジェイ・ワイダ初鑑賞。一人の人物に焦点を絞ることで、その時代の巨大な影を描く。
冒頭の「赤」も印象的だが、抽象画の原色に対比するように映画から色が失われていってモノクロ映画みたいになる>>続きを読む
西部劇感あふるる展開は良かったんだけど(特に中盤の民家のシーンはかなり好き)、いかんせん3時10分決断の時が大好きだから、あれに比べちゃうとどうしてもブロックバスター感がノイズなんだよねー。
とても良くできた脚本で、ラストの展開と演出には痺れる。1950年の映画でも古びることのない面白さ。
うーん。いささか「静的」すぎるというか、徹底してソリッドにやってるんだろうけど、それが故に圧倒的にときめいてしまう瞬間はこれじゃ出てこないよなぁという思いが。もっと、なんとかしてやろうってみせようとし>>続きを読む
名作。みれば皆「これはすごい」ってなるんじゃないでしょうか。みずみずしくあり、生々しくあり、リアルであり、過剰である。公開しているいる間にもう一回みたかった…
どこがよかったっていうと不思議と答えに窮してしまうのだが、いい新作に全然当たってないこともあって(当時)とても楽しんだ。
IMAXでみたんだけど、音響がものすごくて、空襲は本当に自分の頭の上から落ち>>続きを読む
掛け値なしの傑作でないことは誰の目からみても明らか。冒頭からサスペンスなんてものは微塵もなく、あまり笑えないギャグと移民の歌を垂れ流したアクションで始まる。その後も、ソーもハルクもどんだけ殴られようと>>続きを読む
個人的には、ジョイとの恋愛関係のところが1番面白かった。何が面白かったかというと、CGというデジタル技術で映画の世界内のCGを描くということで、CGというある種の虚構は、それが本当に存在するように見せ>>続きを読む
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一言でいうと「説教くさい」と感じた。もうスターウォーズとは何かとか、フォースとは何かとか、ジェダイとは何かとか、そういうのはいいから魅力的な冒険活劇がみしてほしいのです。キャラクターが生き生きと存在し>>続きを読む
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面白かったんだけど、少し期待しすぎた感あり。
クラブのあんな人混の中での銃撃戦とか他の誰もやらないだろうからすごいと思うし、キーパーソンになりそうなマークラファロをアッサリと殺す脚本も面白かったけど>>続きを読む
めちゃめちゃ面白い。ここまでリアリスティックな身体性を捉えた映画は今まで見たことなかった。穴を掘るだけで見入っちゃう。5人の男たちは全員魅力的だし、物語の本筋とは全く関係ないクモに餌やる警備員まで面白>>続きを読む
午前10時の映画祭にて。グレゴリーがマンションから落ちるのかサスペンスからのグレゴリー、ドシンしちゃったからのお母さん気絶の一連のシークエンスより愛おしい瞬間が他の映画に存在するだろうか?
そして、夏>>続きを読む
午前10時の映画祭にて。あまり期待せず観に行ったらめちゃめちゃ面白くてびっくりした。一言でいうと、ジャンヌ・モローというファムファタールに破滅させられる映画なんじゃないかな。あと、魅力的な女のせいでい>>続きを読む
自分の能力が特にあるわけでもないのに「自分はここに留まるに値する人間ではない」と思っている(思おうとしてる?)のが、自分にも若干当てはまる面があるのでキツかった。
あと、会話のユーモアも俺の好きなウデ>>続きを読む
これも相変わらず映像の凄さは言うまでもない。だけど、設定・人物・展開等が陳腐でイライラ(心を閉ざしがちな子と特殊な生き物、それへの理解がまるでなく利用したり見世物にしたりしようとする大人や民衆みたいな>>続きを読む
まず映画自体とは全く関係ないけど、席が最前列の端から2番目でものすごく見辛くて、その時点で若干楽しめなかった…笑
もちろん、映像は本当にすごいと思うし、それは見ていて楽しい。しかし、古本市での本の関>>続きを読む