このレビューはネタバレを含みます
①科学者の探究心と正義の問題②政治や個人的な悪意に人生を翻弄される様、大きな主題だけでも二つの主題があり、それぞれが一つの映画になるくらいの重い主題なので、結局この映画で何が言いたいのかが伝わりにくい>>続きを読む
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見たら絶対辛くなるだろうなと思いながら見ねば、と思い見て、やっぱり非常に辛く重く最悪な気分での帰りです。でも見ないといけない。目を背けたら、学ぶことをやめたら、自分もきっと同じことをする。
人間の弱さ>>続きを読む
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すごーーーくいい映画でした。学生時代に黒澤明監督「生きる」をみて正直あまり響かなかったんだけど、今、この映画は共感MAXで、涙がとまらなかった。涙と言っても、激しい感動ではなく、しみじみと心に染み入る>>続きを読む
キムタクと綾瀬はるか、どの場面をとっても絵になります、やっぱり。特に綾瀬はるか、バラエティーなどで見るほんわかのんびりした雰囲気とまるでちがう、キレの良さ、眼の強さ、声の太さ、凄く魅力的!
内容的には>>続きを読む
救いがないリアルな戦争映画。
戦争は救いなんか全くないから映画だって救いがないよね、変に感動の逸話が入り込んでくるよりもウソがないというか。
戦争の理不尽、でも今この瞬間も同じことが行われていることを改めて思い知らされる。その理不尽の中でも人間らしく生きることが、自分にはできるのだろうか。そうあるために今自分はどう生きるのか。
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底なしの喪失に見舞われたら、それでも自分は生きているのだとしたら、このようにしか生きられないだろうと、妙に納得してしまった。時間軸も、現実と虚構も、入り乱れるが、それこそが、現実、なのかもと思う。納得>>続きを読む
色々削ぎ取って、その人そのものをみたら、コスモスをもらえるヒトなんだな、と思う。
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シンプルな、純粋な愛が、何故受け入れられないのだろう。悲しすぎる結末に、1970年代のアメリカなんだと言い聞かせたいけど、2020年代の日本はまだこんなもなかも。
相手方の弁護士や上司には反吐が出るけ>>続きを読む
岩波ホール閉館日。岩波ホールへの感謝の思いで今日は見に来ました。若い頃に少し背伸びして見た映画たち。面白いのか面白くないのか分からないほど若かったけど、今振り返ると、そうやって過ごした時間が確かに自分>>続きを読む
原作ファンの家族と原作読んでない私とどっちも楽しめた。アクションかっこいいし、スケール大きくて。短いと時間に凝縮してる割に心情描写も丁寧だと思った。
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登場人物の一人一人の心情が、必ずしも言葉や背景説明ではなく、表情や仕草などによってとても丁寧に描かれていて、一つの解釈を与えるのではなく、観る側の感性を直接揺さぶってくるような、素晴らしい映画だった(>>続きを読む
若い頃通った岩波ホール、子育て期間ずっと行けず、そうこうするうちに閉館のニュース、とにもかくにも岩波ホールに行っておきたくて、見に行った。小さな映画館、良質の映画、整理番号順の入場、ほんとに久しぶりに>>続きを読む
原作と違う、というか原作では語られないところを随分具体的に語っていて、良いような悪いような…。でも、言葉の端々が村上春樹的で、心にささるセリフがたくさんあった。他者をまるごと理解することは多分できない>>続きを読む
マドンナはじめ音楽は素晴らしい。ストーリーは…、ミュージカル映画だからこんなもんかな。
とても好き。質の高い、ものがたり。簡単には解釈しきれない意味が(見る人によってそれぞれの解釈が)含まれていると思う。
混乱して、怖くて、辛くなる。
何が現実?…何が現実かなんて、意味をなさなくなるのかも。
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今の体制はおかしい!という叫びや違和感と、平凡で幸せで家族が大事で未来が保証されて(いそうに見える)今の生活を失いなくないという思いが、凄くリアルで等身大に描かれていた。自分だったらどうするかなと思い>>続きを読む
昔、映画館で見て以来の久しぶりの鑑賞。オリバーストーン監督のベトナム三部作の中で一番いい。暮らす人々の視点がないと、戦争映画は薄っぺらくなると思うので。性別でモノを言うのはステレオタイプとは思いつつ敢>>続きを読む