このレビューはネタバレを含みます
2019年の前田敦子は、「町田くんの世界」も「葬式の名人」も素晴らしかったんだけれど、この大本命だけ見逃していて、本日DVDで鑑賞。
黒沢清×あっちゃん×海外ロケは「Seventh Code」に続>>続きを読む
TSUTAYA DISCASは何が届くかわからないところが面白いのだけれど、本作と「旅のおわり世界のはじまり」が同時に届いたのは、映画の神様の悪戯だろう(←いやいや、たまたまリストの加減だってば)。>>続きを読む
「荒廃した神殿を信者たちが再建して、そこで式典を開いていたら、期せずして神が降臨した」という奇蹟の瞬間を目の当たりにできる映画。
映画ファンなら涙なくしては見られない。
あの上映会は、歴史上も>>続きを読む
これ、去年劇場で観たかったんだけど、どうしても時間があわず諦めた。
こんな素晴らしいんだったら、絶対観とくべきだった! 本日、ようやくDVDで鑑賞。
でも、DVD鑑賞最大のメリットは、最後で誰憚>>続きを読む
何の予備知識もなくDVDを観始めたら、生演奏を聴いたことがある人だった。
2001年前後だと思うけれど、大阪九条でのライブにひょんなことから行ったのだった。
20人も入ればいっぱいという狭い>>続きを読む
「ジュディ 虹の彼方に」を観たら、本物のジュディが観たくなったので、まずはこの一本。15年ぶりくらいの鑑賞かな。
1946年の作品です。
本作は、次のような献辞から始まる。字幕付きソフトを持>>続きを読む
「これは俺のために作られた映画だ!」
映画ファンなら、時々そんな映画に出逢うでしょ?
私には、これがそうでした。
なにしろ私は、「日本一のジュディ・ガーランド映像コレクター兼研究家」を自認して>>続きを読む
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「性的不能者としてのウィラード大尉の地獄めぐり」
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出た。ついに出たのである。久しぶりの三池崇史の大当たり作品なのである。
ここ数年、三池作品に関しては、劇場にそれなりの期待を込めて足を運び、それでも願いは叶わず、仕方ない仕方ないと手を頭の上でひら>>続きを読む
黒人というだけで、フルートベール駅で命を奪われた経験のあるマイケル・B・ジョーダンと、ルームに監禁されて多くの時間を奪われた経験のあるブリー・ラーソンが、繋がれてしまったジャンゴを救うために奮闘する>>続きを読む
予告篇で、大ファンのエリザベス・バンクスが登場していることがわかったので、それだけを期待して観に行きました。
観たら観たで、主役の3人も素晴らしかった。それに、リズの登場シーンも意外と多くて、非常>>続きを読む
(※2016.12.5のFacebookから転記)
作文:「テラフォーマーズ」をみました
ぼくは今日、「テラフォーマーズ」という映画をみました。お話がふくざつで、ぼくにはよくわかりませんでした>>続きを読む
本作は音楽担当の早坂文雄の遺作であり、ストーリーの発端は、彼が口にした核への不安が元になっている。
「終」が出てから、2分間、真っ暗な中に遺作となったテーマが流れ続ける。
この2分は、映画の構成>>続きを読む
「白痴」とおなじく、黒澤が「真に善良な人間」をテーマに描いた傑作。
「パパラギ」のような物質文明へ提出された質問状ととってもいいし、カルチャーギャップ・コメディ要素もある。また、異人種間友情物>>続きを読む
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「狂ってるわ~。やっぱこの監督、頭おかしいわ~」とニコニコ・ニヤニヤしながら見続け、終盤に至って、「んで、ラストショットはあの人のあの顔で終わるんだろうな。そりゃ、綺麗な落とし方だわ」と先読みしたん>>続きを読む
もう最近は「ロック様」と言えば、自分的にはドゥエイン・ジョンソンじゃなく、サム・「ロック」ウェル様ですよ。
こないだの「ジョジョ・ラビット」もよかったなあ。
これを観てて、途中で「ああ、『スリー・>>続きを読む
観ている途中で、この狂気、このストーリー、そしてこの催眠効果にそっくりな映画を自分は知っていると思い当たった。
そう。「死霊の盆踊り」だ。
まんま一緒じゃん!
これ、後世に「おれ、封切の時、劇場で>>続きを読む
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この回、大好きで、でも、ちょっと嫌いです。
何より、あれだけどんな旅先でもすぐ寅に気づいて「車先生!」と駆け寄ってくれた小百合ちゃんが、一目で寅を思い出せなかった設定が許せない! 初対面の番傘も、>>続きを読む
以下、超長文です! すみません!
システム屋的には、こういうのを「TL;DR(長すぎる! 読まなくていい!)」と言います。
この映画は単体で評価すると3点。冷淡に評価すると0点にもなりうる。>>続きを読む
2019年の851本目。
大晦日の23時台なので、これが今年最後の映画。
素晴らしい。大傑作。
今年ラストが今年ベスト級。
二人の爺様の可愛さに萌え死ぬための2時間5分。
特にアンソニー・ホプキン>>続きを読む
ネトフリオリジナルで評判がいい、という前情報のみで監督すら知らずに観たら(紹介ページに書いてあるんだけど、そこすら見てなかった)、めちゃくちゃ素晴らしい作品だった。
エンドロールでバームバックの名前が>>続きを読む
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JJ、ありがとう。ありがとう。
ライアン・ジョンソンがぐっしゃんぐっしゃんに広げまくった風呂敷を、ものすごい勢いで、かつ端と端を、ぴったり折り目正しい状態にたたんでくれて、ありがとう。
劇場に足>>続きを読む
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2年間待った甲斐がありました。
ようやく"Losers' Club"のラッキー7にもう一度逢うことができて大満足。
少年時代の彼らが見られたことも嬉しいんだけど、大人になった彼らが、もはや本>>続きを読む
予備知識ゼロで観始め、面白いなあと思うと同時に、ハマー・プロ、ハーシェル・ゴードン・ルイス、ロメロなどなどの映画やポスターの圧倒的な引用に関して、どんだけオタクな監督なんだよ、と思ってたらエンドクレ>>続きを読む
・上はいい世界、下はよくない世界。
・政略結婚させられそうになる花嫁。
・「見て! 人が蟻のようだ!」≒ムスカさん
・"Castle in the Air"≒「天空の城ラピュタ」
宮崎駿に与えた>>続きを読む
久しぶりに鑑賞したので、何となく発見した気になったことをひとつ。
今年は、ロバート・レッドフォードの役者としての引退作「さらば愛しきアウトロー」が来たじゃないですか。
レッドフォードと言えば>>続きを読む
トーキーが誕生してから4年後だけど、執拗にサイレントにこだわり続けたチャップリンの、言わずと知れた代表作。
5年後の「モダン・タイムス」で初めて声を聴かせるも、それが「どこの国の言葉でもない言語」>>続きを読む
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もうこれはセンスの塊。マックG、グッジョブ!
「E.T.」も最高だし、銀河チーム選出も最高。
あと、ストーンズもカバーしたマディ・ウォーターズの「I Just Want to Make Love>>続きを読む
「ザッツ・エンタテイメントPART2」ですし詰めシーンなどは観たことがあったけれど、通しで観たのは恥ずかしながら初めて。
ハーポが名前の通りにハープを弾けるのは知ってたけど、チコとハーポが共に>>続きを読む
みなさんと同じく、「ジョーカー」を観た流れでの鑑賞。
確かに彼はリアル版ジョーカーだ。
クレジットで錚々たるメンツがHIMSELF/HERSELFで並ぶ中、「Joaquin's Father>>続きを読む
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"Daddy, were you a Beatle?"
たまたま先日この言葉を思い出して、切なくなっていたところにこの映画が来ました。
ショーンが悪いわけでは絶対にないんだけど、1979年のク>>続きを読む
これを観たら、バットマンを前と同じ気持ちでは絶対に観られなくなるという作品。
その意味では、「X-MEN」シリーズに対する「LOGAN」、EP4に対する「ローグ・ワン」、「男はつらいよ」シリーズに>>続きを読む
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35年くらい前に初めて観た、シドニー・ポワチエの傑作。
ラストでミセス・ロビンソンを助けた代わりに大学の試験を棒に振ったポワチエとバンクロフトが互いに知らずにすれ違うというシーンは2バージョンくらい>>続きを読む
スタンリー・クレイマーの「招かれざる客」の様に始まったと思ったら、途中からレイ・ミランド主演リック・ベイカー特撮の「Mr.オセロマン」になっていくという謎コメディ。
今年の「Us」も良かったジョーダ>>続きを読む
ワンハリでビルの上の方に一瞬映る看板がこの映画。
マーロン・ブランド、リチャード・バートン、ウォルター・マッソー、リンゴ・スター、ジェームズ・コバーン、ジョン・ヒューストン、シャルル・アズナヴー>>続きを読む
多くの皆さんと同じく町山さんの番組にて鑑賞。
ノーマン・ベイツ以上のサイコパスに圧倒されてるアンソニー・パーキンスが笑える。
確かにこれは隠れた傑作だ。
鑑賞中に、ボニーとクライドみた>>続きを読む