kekenpaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

豚と軍艦(1961年製作の映画)

4.5

海の湿り気をおびた雰囲気が映画を覆っている。当時の日本でないと描けない生々しさが迫る。そして看板シーンのようなユーモアの洒脱さ。かっこよい。

犬王(2021年製作の映画)

3.4

やりたいことは分かるがパワーがない。表層の力では感動できない。アニメーションはかなりよかった。音楽にあいをかんじなかった

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.7

よかったなぁ。精神世界いけたきがすんなぁ。霧でなぁ。人類愛⇔精神世界に孤立。人間。物質も精神だ。

アネット(2021年製作の映画)

4.6

悲劇(客観) 悲劇(主観) 喜劇(客観) 喜劇(主観) 涙も笑いも本質にはならない。人生という作品について。クローズアップ=悲劇、クローズアウト=喜劇では無い。それは関係無い。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

愛についての、なにかしら解釈を求められている。が、私にはまだ噛み砕けないので。この点数

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.2

人間は記憶の連続体である。また、保存されては消えていく雄大な地球の記憶。他の記憶が自分のものになる時、自分そのものも更新されるのか。しかし最後は消える。ロシア映画のような時間観により、記憶の雄大さと人>>続きを読む

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

4.3

未来への希望(宇宙、生活)の喪失感を団地の喪失に重ねて、美しく見せてくれた。映像と音楽のセンスが好き。シンメトリー、アシンメトリー、彼は最後まできれいでした。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.4

見終わったあと、この映画の存在がフィギュアのようにコロッと物体になり、心のなかでお気に入りの雑誌になった。感想は”フレンチディスパッチを定期講読しててよかった(妄想)”

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.4

この尺でゆったりとかっこいい作品をつくってくれて素晴らしい。こびなくかっこいい。