seapointさんの映画レビュー・感想・評価

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人間の境界(2023年製作の映画)

2.4

難民、国家警備隊、活動家、これではなくとも現実に進行形として起こっている。昔からポーランドのボーダーでは難民が行ったり来たり。そこで命を落とす者、数知れず。一番負を被るのは、国のトップでも銃を持った警>>続きを読む

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ(2022年製作の映画)

2.4

ママの奮闘記。子どもが心配だが期間中彼女もまた人生においてなかなか出くわさない機会にあった。ダーツの矢ごとく弁護士を選んで、彼もまたお人好しというか、何から何まで付き合って面倒をみてしまうのである。そ>>続きを読む

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

3.0

へぇ、カターという人物、ドイツでは知らない人はいないとか?しかもドイツはラップの人気が高いのかぁ。
冒頭に事実に着目してとあったのでそれなりに脚色はしているか。それでも生ぬるい先進国で生きていると、同
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

2.0

個人的にP.ディンクレイジが熱い。思い起こせば「スリー・ビルボード」「パーフェクト・ケア」頃からか。で、A.ハサウェイと夫婦役だなんて。フタを開ければ、彼女よりM.トメイの方に趣あり。~というかハサウ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.8

物理を嗜んだ者と一般人、世界と被爆国、見方はそれぞれ、想いもそれぞれ。オッピーは軍人でも武器商人でもない。根っからの物理学者。そして彼一人ではない。精鋭なる学者たちの研究の成果がこれだった。
何にせよ
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パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜(2023年製作の映画)

2.8

実話かぁ。移民で生活困窮者、「1640日の家族」でもあったように里親の元で育つことって結構あるんだな。里親の息子がパティシエであるから家にある材料やらでお菓子を作ることは精神的支えであったかと思う。最>>続きを読む

12日の殺人(2022年製作の映画)

2.5

ポスターにいる女性クララはほんの数分とは。メインは警察のチーム内。日毎に事件が起きるが、人員は変わらない。犯人が捕まれば一件落着だが、そうとは限らない。殺人という人間の生死が関わる事件をすぐ挙げたいの>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

1.8

1の記憶があまりないのだが、Part2を観るってことは前作は悪くなかったってことか。はてさて。
そりゃ全面砂漠のシーンはすごい。水を差すがCGの技術なんだよな。監督は極力CGを使わないようと、ヨルダン
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.3

動物を飼っている、あるいは動物が大好きな人は1度は動物と会話できたらなと思うのかな。いやすでに意思疎通できているしっ!って思ってる?
ここでは会話は出来なくとも意思疎通はばっちり。犬は主に対して絶対的
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.6

我々はエリーの世界とさらに彼女の作品の話を追うんだね。大抵こういう話に出てくるスパイはスパイ中の中でもエリート。。了解。まずどうしちゃったのさ。B.ダラス・ハワード。失礼承知で言うが、なぜ絞ってこない>>続きを読む

ポーカー・フェイス/裏切りのカード(2022年製作の映画)

2.0

ついカードゲームをネタとした作品があると観に行ってしまう。これは予告で急遽知って慌てて行った。
あ~っ、騙されるの何度目?「カードカウンター」もそうだったけど、肝心のゲームがほんの少し。大部分はカード
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.0

G.リッチーとJ.ギレンホールなら観に行くっしょ。ちょっと期待する。
テロから撤退まで、アメリカの兵の数はとんでもなく膨らんだな。アメリカ自国であんなことされたら黙っちゃいない。アメリカ人は自国愛が強
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.8

W.ヴェンダースの撮影の光は柔らかい。ホント、日本のトイレは世界一。公共のトイレって今こんなんになっているの?この映像にあるトイレは全てウォシュレット付きだし、外観もなんてまぁ、スタイリッシュなんでし>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

法廷サスペンスだ。印象に残るのは大音量で流れたP.I.M.P.と息子がピアノの練習するアストゥリアスだ。どちらも心がざわざわする時ならより神経を逆撫でる。視覚障害者の息子がキーだ。あらゆる所にテープを>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.5

予告ではイマジネーションというか、違う次元を彷彿とさせるように描いていたような…
何ということでしょう。ボーが駒を進む度に逃げられなくなっていく。どんどん出口のない方へ行ってしまう。彼自身もよくわから
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

2.8

最近の映画は2時間超えはザラ。3時間近い作品多し。大概編集や監督の要求が溢れてしまい全編が無駄なシーンやらになって、肝心の観客が飽きてしまう。
~しかしこちら、結論から言うとそんなことはなかった。映画
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

2.3

ウォール街でクリック1つで富を孫の代以上にまで荒稼ぎしている奴にひと泡ふかせましょう。あるいはただ単に自分の純資産を増やしましょう。
ゲームストップに投資した若者を始めとする素人の多くは後者だろうよ。
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

2.6

IRのどこかしら。全編ゲーリック?珍しい。この夫婦、静けさを好むと言うか大してTVや音楽の音もないし、周囲は牧地だからホント静か。演出も余計な効果音なんか入れないから、静けさも含めこの土地の良さを十分>>続きを読む

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

2.5

貴族之生まれではなく、私生児だから、周りをよく知っている。人に対し公平で上から目線はない。
彼女なら下々の者の話だって聞いたはず。彼女の強みは生まれながらの美貌はもとより、頭の良さ、回転が速い。それに
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

2.5

W.アレン元気かな。騒動により前作はアメリカ公開ならずだったけど。
今回のcastはトップスターではないが、W.ショーン。名バイブレイヤーで、アレンの常連。good choice!それに相変わらずグラ
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

2.3

親子間の溝ができるのはカンバセーションがキーだと思う。
DV被害のカイル親子は会話しているもの。夫のDVによってより結束が強いのかも知れないが。
投げ銭ってそんなに稼げるのかい?おそらく外国の視聴者は
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.3

まだ20代のタランティーノ。
冒頭のライク・ア・ヴァージンやチップに関しての言い合い、か・ら・のLittle Green Bagの曲。また皆ブラックスーツで決めている。(C.ペンはジョーの息子ゆえジャ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

2.8

相変わらず、カウリスマキ節ぶれない。シュールな音楽を添えて。

ヴィスコンティのようなハイソサエティと対極。末端の労働者階級はどこも理不尽。女性だって仕事が無ければ男性に混ざって働く。
しかし寒い国は
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ブルーバック あの海を見ていた(2022年製作の映画)

2.2

映画全編、印象は海。碧い。静かな。
観光地ではなくその地に住む人々がそこの海産物で生活をし、海あっての人々。
しかしそんな美しい海がほっとかれるわけがない。企業VS市民。しかしそれがメインではなく、ア
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.0

タイトル、主人公たちの職業柄フランス料理の行程を多く映す。
Wow、これで腹が減らない人、いる?
コース料理は元より庶民も食すポトフ。デザートにブリオッシュ(ふかふかで美味しそう)。
昔はかまどで火を
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

2.7

ドキュメンタリーと思いそうになる。どの国でもこうのような問題は日に日に増している。この夫婦、仕事柄金銭面では困っていないだろうなと思うが、家は物に溢れ、一歩間違えればごみ屋敷になる。
片や心臓疾患、片
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

2.5

いやはや、この時代でも結婚はお見合い。同じ宗教同士あるある。容姿は両者共々及第点はクリア。としても内面は嘘も含めると見極めるのは至難。今回の場合だって、お見合い=家同士の繁栄に近い。独身を貫くのはあり>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

2.5

例えば「ウエスト・サイド・ストーリー」。彼が創作したのか!彼の名前は知らない訳ではなかったが、具体的な事柄は皆無だった。また映画で1つ学んだね。

本格的なアメリカ発コンダクターはいなかったのか。音楽
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ナポレオン(2023年製作の映画)

2.6

業績はたいして知らなくとも、名前だけは世界の大方知っているのではなかろうか。フランス革命頃から戦で名を挙げてきた。人生において、歴史において、幾つもの大戦を指揮し、時に軍隊の後ろからではなく自らも馬に>>続きを読む

リアリティ(2023年製作の映画)

2.3

外堀からじわじわ攻める。顔はスマイル、態度も紳士。世間話を入れて第一に怖がらせない。だけどスマホや家の中は触らせない。
FBIの人員がどんどん集まり、いよいよ密室での質問。
本人からちょっとした紐の緩
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

2.4

この男、1つ確認しておきたい。
数値を用いて自身の仕事を論理的に説明する。
相手はそこらへんの恨みつらみの輩ではなく、何かしらのトップあたりのVIP。後に映る彼の住処から、その報酬は大したものであろう
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JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(2021年製作の映画)

2.5

あぁ、彼の作品「JFK」を見返しておけば良かったな。観たとは思うが、完全に忘れている、すまない…。
しかしドキュメンタリーとして改めて作るってことは当時「JFK」が彼自身で消化不良だったのか、はたまた
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蟻の王(2022年製作の映画)

2.5

LGBTQについて現代でも取り出たされることが多いが、カトリックが多いこの国の過去にこんな裁判があったとは。いつの時代だって同性愛者は一定の数はいるし、その嗜好は自然の成り行き。時代や国によってかなり>>続きを読む

ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

2.8

うーむ、事件からさほど日を経過していないのにあの感情は可能か?クリスチャンの慈悲?
いやいや、無理だろう。聖職者でもなければ。彼の日常では敬虔な信者というほどでもなさそう。息子と2人で生きていく今後の
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理想郷(2022年製作の映画)

2.8

隣人トラブル。どの国でもあるね。北欧の「隣の影」もそう。ただしこちらは隣人云々というより風力発電補償金問題である。そして主人公夫婦はここの者ではなく、異邦人ゆえよりマイナスになってしまった。アントワー>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

2.3

年1の頻度でオゾン作品を劇場で観ていると思う。彼の作品は好きなものが多いし、彼の名があればやはり足を運んでしまうのだが…
昨今、量産的?個人的見解だがどうも中身がないっていうか、飲み物なら低果汁飲料的
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