seapointさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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カード・カウンター(2021年製作の映画)

1.5

10年服役中にカードを覚えた。storyの比重はカードゲームあれこれと思いきや、何か違う。
最初はカードゲームルールから語るから「ラウンダーズ」「ラスベガスをやっつけろ」的な作品かと思いきや、うん何か
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.0

人生は平等なのか。チャンスは皆それぞれに与えられ、それを活かすも潰すもそれで人生が決まるのか。

シングルマザーが宝くじに当たる。うーん、周囲に知られるのはちょっとね。当の本人は当たった気持ちが高揚し
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

2.8

現在LGBTQにおける諸々は権利があってそれ相応に対応されつつある。
が、それはあくまで先進国の話。
勝手な憶測だがイスラム圏はどうなっている?ないことになっている?公にカミングアウトしたらもう、そこ
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コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

2.0

全部とは言わないけれどこういった施設への子供の虐待が世界中にある。集団行動で良くも悪くも目をつけられターゲットにされる。
ドイツからのベースのため支配が徹底されているから、長い間闇となっていた。スタッ
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苦い涙(2022年製作の映画)

2.8

ラストにちょちょっと外に出たが、それ意外ピーターのお部屋。戯曲として舞台でもいけそう。それにしても恋は盲目。

身体は大きいピーター、でも心は乙女。アミールへの一目惚れから職務乱用。プロが撮った?それ
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

2.4

初めてかも、モンゴルfilm。大草原やモンゴル相撲、あるいはシルクロード?っていうイメージ。

これもまた映画で学べるエトセトラ。
ウランバートル、印象から言って栄えている。町並みもキレイだし、住まい
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

2.3

いつの時代?彼らの会話から戦後云々と出たから、そーか1940年代かと思いきや、ここでは馬車が交通手段の中車1台、その車から2010年国勢調査のアナウンス。なんと、まぁ現代!

いやはやある一部で昔と同
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

2.8

時代劇というとつい武士中心の物語が多いが、どの時代でも庶民が大多数である。農民庶民がメイン。食うも生きるの彼らがいるからこそ。
で、食べるとなったら排泄行為は必須。トイレ大国日本のその昔はこうだったの
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Rodeo ロデオ(2022年製作の映画)

1.7

常にムスッとしている。バイクの購入時、そしてバイク走行時だけに見せる笑顔は愛らしさがある。
男性の中に女性1人入る。バイクで走るのは好きだが、彼らのような感情はない。普段は一体何で稼いでいるやら。仲間
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

2.9

冒頭とエンドロール、あの音楽。スクリーンで観られて良かった。セリアズはロマンチスト。ヨノイは気高い人。2人は近しい。そしてロレンスとハラ。これもまたクリスマスとハラ最後の夜、彼らの間に絆が培われていた>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.0

仲が良い。普段は別々の生活をしているゆえか。異国での短い2人の休暇。観光客よろしく的なあちこち観光地を訪問ってことはほとんどなく、ホテル滞在。そこで食事をしそこの娯楽を楽しむ。あくせく動かずのんびり、>>続きを読む

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

2.3

ポールの家は双方の両親も併せて3世代のディナーやらが頻繁にあるようで仲が宜しい。ディナーの主食に大きなベーグルが登場していたけれどユダヤ一家とはいえ、本当?朝やブランチじゃないの?せっかくエスターが作>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.3

いよいよシリーズファイナル?なんやかんや全て劇場で観たなぁ。これこそデカいスクリーンでしょう。tokyoドリフト以外は制作費に劣らない満足感はあった。

いやぁ結論をまず言いたい。J.モモアが大好きに
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TAR/ター(2022年製作の映画)

2.8

指揮者は奏者より倍率が高いはず。奏者は1人だって演じられるが指揮者はオケがいなくては始まらない。そのオケもトップレベルの舵を取れる人間はごく僅か。そう思うと我が日本の小澤征爾はとんでもない人だな。>>続きを読む

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

2.6

ひょうんなことから移民たちの教育プログラム参加。料理は生活する上で必須だし、もちろんubereatsや外食、デリ購入もあるだろうが、それも誰かの手で作られている。腕が良ければ引く手数多だろう。まぁ、経>>続きを読む

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

2.8

シングルマザーとして仕事をし、娘を育て、親の介護。この状況、世の中少なくはない。大変だろうがぱっと見、サンドラは好きな仕事をして生計を立てているようだし、介護も1人ではない。娘との関係も良好。それだけ>>続きを読む

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

2.2

毎度思うのだが、山田洋次作品は昭和である。口語がそうなのだ。彼の特徴とは言え、令和である。
今回の売りは吉永小百合が派手なり恋愛中とか?蓋を開ければそりゃ江戸っ子的な口語かも知れないが、ちょっぴりね。
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ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

2.3

ヌーヴェルヴァーグの1人、ゴダールが昨年逝った。ゴダールの映画は類似するものがない。
こちらの作品、商業的作品のオマージュらしいのだが、どっこい脂ののった彼の色が一面に伝わる。
若かれしN.バイやヌー
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

2.6

時代?人柄?なかなか無償で見ず知らずの人を家に泊めるなんて、ない。若井女の子ゆえ?

予告でも思ったのだが、これはフレンチ女優の特権かなぁ。S.ゲンズブールもE.ベアールもタバコの吸う姿がものすごく格
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パリタクシー(2022年製作の映画)

2.4

パリの街をタクシーで観光気分になるかなって思ったが、少しはあるのだが大抵はマドレーヌの時空の旅。
彼女はアメリカ人との情熱的な恋愛と思いたいようだがうーむ、相手は帰国して2人の子持ちとか?それって彼に
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

2.6

アメリカ人の肥満症は多いけれどうーむ、心の病から極度の過食症。自力で歩くことやかがむことが出来ないのは心身共に大変。自己管理できないくらい心の傷が大きかった、それに比例しての身体。ITが発達したゆえ仕>>続きを読む

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

2.8

LGBTQのマイノリティ主張や肯定が今や当たり前になりつつある?って言うのはまだ早い。
イスラム圏や男性優位の国ならこんなこと存在自体考えられない、思いつかない。
しかし特定の国、特定の人種ではなく人
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.0

あの世界的有名なシューズ。M.ジョーダンが世界に羽ばたく前の時。しかしどこも有名なスポーツ用品の会社はスルーしない。どこも我が先に契約したいと。
当時弱小だったナイキはさぁ、どうやってプレゼンをする?
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ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)

2.5

今あのノートルダムは着実に再建されてるって?全壊ではなかったのかぁ。しかし再建って言っても歴史や色んな出来事を見てきたものはもう戻せない。原因や消火活動に老朽やヨーロッパならではの道の狭さなど、色々問>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

2.6

黒澤明の作品の中でも、そしてこうしてリメイクされるってことは良質な作品であることに間違いない。

しかしどうでしょう。舞台をイギリスに変え、時代はさほどオリジナルと変わらないのではなかろうか。で、さす
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最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

2.7

シリーズを毎回劇場で見ているってことは何気にこの映画のファンだったのか!本国でも人気だからこそ、ここまで続いていたのだろう。特にスーパースターがいないのも宜しい。急に抜けられても困るし、またまたフルメ>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

2.3

H.ジャックマンだと、どうしても良い父親と勝手に想像してしまうのはNG。家族の崩壊って結局夫婦間の問題から発生するのかな。子供が荒れたとしても夫婦は別れないだろう。しかし夫婦間に溝が出来て心が通わなく>>続きを読む

コンペティション(2021年製作の映画)

2.7

映画撮影の話なんだが、シュール。第一にペネロペのヘアースタイル、ファッションも個性的だが、彼女だから似合うようなもので、ホントクッション材のようにふわふわ。

本音で話せば裏切られ、真剣にやればカモフ
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アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者(2017年製作の映画)

2.3

アナ・ウィンターの「ファッションが教えてくれること」にも出演していたような…マツコのような出で立ち、かなりの大柄なのでちょいと画面に出ていてもあれは一体誰?となるわけだ。

このドキュメンタリーは予め
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

2.3

久々にP.ルコント。長らくお目にかかっていなかった。加えてG.ドパルデューですもの。どこかのレビューでメグレ警部を数々の役者が演じた中で、一番容貌も含め似ているとか?メグレ警部と言えばコナンの目暮警部>>続きを読む

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

2.5

大惨事、その後の人々のケアは長期戦である。国は国民を何とかしなければならないし、あーだこーだ言って行動に移さない日本の政治のようではない。全面的に命の価値、なんと言おうが、それまでのその人物のやってき>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.3

まさか、オスカー主要部門を独占とはっ!それにより当方の予想は大分外れてしまう。
しかしね、オスカー前にこれを鑑賞し、特に助演はひょっとするとと思いました。
この話自体、based on true st
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.5

映画界の神童スピルバーグ。映画を観ない人でもこの名前くらいは知っているだろう。自らの反省を自身で映画化。映画好きなら興味津々。劇場に向かうし、オスカーも期待。

ン?確かに映画を主軸にしての家族映画。
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オットーという男(2022年製作の映画)

2.0

堅物というか、屁理屈じじぃ。こういう人物、町内に1人はいそう。分別とか文句を言いながら、結局自身で分別。こう言っちゃぁ悪いが、人は使いよう?むしろゴミ屋敷のような住人の方がよっぽどタチ悪し。

ステレ
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エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

2.4

世界の中の2大都市、パリとNY。その都市を象徴する建物、エッフェル塔と自由の女神、それらを作った人物の資料やらが乏しく、象徴のものは有名でもそれが誰が作ったか問われたら、多くの人が知らない。

元々橋
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

2.8

ざっくり3つに分けての構成。1つは同じモデル業。女性モデルの方が圧倒的に有名だし、なんかレストランのデートもちっとも楽しくない。職業格差、どこでもあるしもう先に「奢ってください」って言ったほうがスッキ>>続きを読む