seapointさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

2.8

前作から8年ほど経過。C.テイタムもそれなりに年齢を重ねているのは自然の摂理だし、事によっては重量overの時さえある。(マッチョだが太りやすいかもね。)しかしここではソダバーグを失望させない。C.テ>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.2

海沿いに見上げるほどもある大きな映画館。見た感じ、うらぶれてる気がするのだが、プレミア上映も行える劇場らしく、実に由緒正しき劇場。S.メンデス「1917」よりもより人間心情を繊細に扱ったこちらの作品や>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

2.3

銃社会のアメリカ、ニュースにも放送されるが、その後の話って?一体どうなっているのだろう。生徒はもちろんPTSDになる者もいるだろう。

加害者の親、被害者の親、双方の子供はもういない。残された者の心情
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

2.5

人食ってせめてきれいに食せぬものか。その映像は野生肉食動物そのもの。あんなに貪り食うのだろう。
母を探しに片田舎を転々とロードムービーも兼ねる。
丘の上やらさすがの監督。美しく撮る。T.シャラメもあっ
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バビロン(2021年製作の映画)

2.4

監督の大好きなジャズをベースにした音楽が全編に広がる。はっちゃける映画業界をより派手に。そこに脂の乗ったM.ロビーが自由奔放に踊る、オンステージ。B.ピットは、ん?スクリーンの際目張り入れてます?(笑>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

2.7

電子機器も民にはそこまで発達がしていない90年代。いや、しかしロシアの長距離列車に当方は思い出すのである。2010年代のシベリア列車と大して変わっていないなぁと。彼らは2等席のためか、2人専用らしい。>>続きを読む

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

2.7

進んでいるなぁ。少子高齢、某映画の中ではガンが根治したら日本は餓死すると言っていた。医療が進むことは喜ばしいが、延命や高齢者が人の手を借りてまで生きるって、本当に幸せ?日本は安楽死は違法であり、おぉフ>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.3

彼女たちのような怖いもの知らず、無謀なことをするチャレンジャーは一定数いる。SNSが多い今では尚更だ。特にハンターはノリだ。悪ノリもするが、いざとなったら頼りになる人物か。
600m走行距離なら大した
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

2.0

うぅ、ピンクの雲の成分は一体何でしょう。10秒で死ぬって自殺願望のある人にはうってつけ?
細かいことを気にしてしまうが、皆軟禁状態。だけど一体誰が食料を作っているのか、ものすごくながーい期間、家族がい
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.3

グリーン、グリーンだ。目に映るのはグリーン(うるさい?)だ。IRは事実そうなのである。島の設定なので人口も少ない。クリスチャンで保守的。本土へ行くなら2度とここへは戻らず、ここに止まるなら一生をここで>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

2.8

うわっステレオタイプで恐縮だが、この会議ドイツ人らしい。
戦争におけるドイツ人トップ高官ら、最前提ドイツ勝利、ユダヤ人排除。これに異議を唱える者は誰一人としていない。
ユダヤ人排除をいかにスムーズにコ
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

2.6

彼は見つけてしまった。永遠なる恋人か、堅い絆の相棒か。実際のインドの映画館ってどうなんでしょう。空調がしっかり効いて上映時間も長い。庶民にとって娯楽の身近な極楽か。それでも頻繁に通える庶民は少ないだろ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

2.8

Me too運動まで広まり、現在も進行形として、また新たな勃発も、尽きることがない問題。やはり女性軽視なのか。
当たり前だが、実存した人物を役者が演じているわけだが、A.ジャドだけは御本人。妙にワイン
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.0

メキシコのディープないざこざはカルテルだが、これはそこまでは踏み込まないが、金持ちではなくただただ一般人、むしろ低所得の家の子を拉致して何を得するのか。いやラウラは何か彼らの弱みを握ったか。

冒頭の
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

2.8

映画音楽と言ったらJ.ウィリアムズかモリコーネ。彼の場合ジャンル、曲調の振り幅がデカい。え、あれも?え、これも?大作からアートfilmまで曲を聞いてタイトルやstoryが浮かぶなんてザラである。それだ>>続きを読む

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

2.5

2時間強で長いかなと思いきや何でしょう、互いのコミュニケーションにおけるイタリア人よろしく猛烈であること多々、言葉のマシンガンゆえにさほど長いとは感じなかった。
幼馴染で親友で、人によって恋人であり配
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

20年遅れ、配信でドラマを追っかけ、2023年劇場1本目。数年ぶりの邦画。劇場でこれを観る醍醐味は景色。ビルやネオンなんてない。海と草木、大きなスクリーンからあたからも風まで届きそう。
足並み揃えてc
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フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

2.3

アメリカ最大の雁札事件-って言う割にはほとんど雁札にまつわる事柄が描かれていない。父と娘の間のエトセトラがメイン。しかもキャストが実際の父娘、監督もS.ペンであっては娘にフォーカスを当てるのも当然?公>>続きを読む

マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

2.2

ミニスカートはクレージュではなくM.クワントが発祥だったの?この映画のついでに展示会も同館で行われていたので閲覧。
彼女の代表作エプロンドレスは否応なしに可愛い。
ミニでも変にsexyでないから当の本
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チーム・ジンバブエのソムリエたち(2021年製作の映画)

2.7

ワイン生産地でもなく、各4人ひょんなことから世界的ワインテイスティングへ参加。生まれ持った味覚嗅覚の才能。しかしそれだけでは無理。各国各地のワインの特徴、知識、それぞれのテイスティング…それを頭の中で>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

1.3

世界の終わり的扱いの作品が最近多く公開されているなぁ。これもそれ。でもそれをメインにしている訳でもなく、その被害を被っているのはジャックのみ?人間不思議なのは車の渋滞を作って一体皆どこへ逃げるのだろう>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

1.0

こういった類は好まないが、監督/脚本がA.ガーランド。「ビーチ」の原作に惚れ、初監督「エクス・マキナ」は観ていないのだが、さてさて若干の期待を込めて。

え゛っ。脚本もこれ、彼なのね。ホラーだしグロく
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あのこと(2021年製作の映画)

2.6

ステレオタイプの考えでフランスは恋愛にも性にも自由といったイメージ。だがカトリックが主ゆえか、中絶に関しては当時ものすごく保守的で、それこそ女性の権利なんてあったものではない。
医師も本人も有罪、刑務
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

1.1

あまりこういう類は得意ではない。D.パテルやB.コーガンのキャスティングに惹かれて。しかし開口一言、B.コーガンなんてほんの少ししか映らない。なんて残念、why。
2時間上映にしてはあまりに雑。変な巨
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

2.3

本人らより子供らがてんやわんや。当人たちより若い世代なのにLGBTQの行動は親の方が早い。
当事者だもの、そりゃそうだ。そして結婚は個と個だが、実際は家と家、世界共通なんだな。格差があったって、互いに
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

2.5

一介の労働階級主婦がハイブランドのオートクチュール!?そのことだけにフォーカスして貯金をしはるばるパリへ。当時はハイブランドでも大勢の人が購買できる化粧品や香水、プレタポルテではなく、限られれた人のみ>>続きを読む

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

2.3

100%致死率。不幸中の幸いか、その時が来るのを予め知らされているようだ。死を覚悟して最後の夜を、愛しい人たちと過ごすか、あるいはシェルターでも何でも避難して生存に掛けるか。人類のほとんどが死を覚悟す>>続きを読む

マスター 先生が来る!(2021年製作の映画)

2.6

自身、中盤あたりまで勘違いをしていた。
冒頭の少年は敵役のバワーニだったのか。数珠のようなネックレスで判明する。まるで「オールド・ボーイ」のような独自の鍛錬であんなに強くなるんか。そしてマスターことJ
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

2.0

うーむ、これは監督の人生が加味されているんだろうか。全体的に大人の寓話。メキシコへの帰還してお祝いパーティ。シルベリオ、ダンスが巧い。大人の戯れ。なんやかんやでも家族の仲は悪くないし、子育ても及第点。>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.6

ドキュメンタリー映画「エル・ブリ」「ノーマ」を引っ掛けている感じ。
パンと思わず背筋が伸びる号令。そしてYes,chef!
スローヴィグの規律に外れることは断じて許されない。料理人は細部までこだわり、
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

2.6

完璧で幸せな家庭それぞれ。なのに不気味さを醸し出す世界。内容は違えど「ビバリウム」と同じ不穏を感じざるを得ない。

周囲は砂漠。誰もストレンジャーがいない。どこで何をするにも知った顔しかない。けれど皆
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

G.クルーニーとJ.ロバーツ、言わずとしれた旧知の仲!いくら仲違いした元夫婦の設定としても仲の良さが伝わってしまう。いや、全然良いんです。

彼らの知名度を差し引いても役柄、勝ち組。彼らの子は双方を行
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.0

少子化だが世界で毎年取り違えなんて絶対ありえるのではなかろうか。日本は血液型はほとんど判明しているし、しかしたまたま同じ型だったらどうなのだろう。DNA鑑定までは遠く及ばない。

同日に同じ痛みを分か
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

2.4

戯曲であるから冒頭を除き、メインは大きな舞台となる。
バレンシアガの服をビシッと着こなす、T.スィントン。「胸騒ぎのシチリア」ではDiorをもちろん着こなしていたが、芯が強くエレガントであるゆえに成立
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ソウル・オブ・ワイン(2019年製作の映画)

2.7

生産者にとって、特に家族経営であればワインは子供のようなもの。土から苗から、今でこそバイオ療法、化学肥料を与えず土の中の微生物やらで葡萄の木自体で懸命に育つようにする。甘やかさず、毎日天候やらも伺い手>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

2.2

当時を模して舞台を作っているか、あるいはそのままの外観か、細かな水路あるアムステルダムの街並みは基本現在まで変わっていない、素敵。アンネ
・フランクの隠れ家も残っているしね。

さて、この3人。甘った
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