ホークマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

実在したエクソシストが担当した事件を元に映画化した本作。実話と言いながらドキュメンタリーとはほど遠いド派手なホラー&アクション演出でエンタメ映画として仕上げてあった。
この手法は「死霊館」そのまんまで
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ニモーナ(2023年製作の映画)

4.0

キャラデザや作風はキッズ向けのファンタジー映画を装っているが、サイバーパンクでディストピアチックな世界観や自由と抑圧・偏見と多様性をテーマにしたむしろ大人の方が刺さるアニメーション大作だった。
はちゃ
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

4.5

今作はイーサン除く主人公たち勢ぞろいなオールスター映画。
全員に見せ場があり、かつ所々ゲーム画面を彷彿させる場面や舞台も豊富で今までで一番「バイオハザード」らしい映画になっていたと思う。
オールスター
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

5.0

青春・近未来SF・ミュージカルを見事に融合させた新世代ジュブナイルアニメで、これは間違いなく傑作の部類。
前半のシオンが突拍子もない行動や歌で主人公たちを振り回すのがほどよくコミカルで、かつその結果周
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ラベンダー 妖精の歌(2016年製作の映画)

3.0

何故かネトフリに存在し続ける謎の映画。もう五年ぐらいずっとあるんじゃないか?
ザ・心理サスペンスな内容で現実と幻覚、過去の記憶がごっちゃになってわけがわからなくなってくる系。
真相らしき過去の事件が結
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

2.5

なんか演出や雰囲気が「ヘレディタリー」っぽい考察系映画。
が、考察させるにしてはあまりにも出来が悪い。考察映画はそれこそヘレディタリーみたいに主人公が何も知らない事情に詳しくないからこそ成り立つのであ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.0

陰湿な田舎欲張りセット。
前半ひたすらイジメ・村八分・底辺暮らしという陰湿で胸糞な描写だけが続くが、中盤一気に主人公の待遇が好転。が、そっちはそっちで様々な地雷が隠れていて、後半それが一気に噴出し結局
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ラスト・ブレス(2009年製作の映画)

3.0

場面転換を細かくしまくるカット割り演出のおかげで内容も画面も非常にわかりづらくなっている映画。
洒落た演出を狙ってこうしてるんだろうけど、ドキュメンタリー風な生々しい軍隊のドラマとはマッチしておらず自
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

マイケル・キートンのバットマンが復活!当時の衣装・装備・乗り物や戦闘スタイルをちゃんと再現しつつ、現代的なスピーディーでスタイリッシュなアクションに進化しているのでこれだけで見る価値ありな作品。
冒頭
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ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~(2023年製作の映画)

4.0

第二次大戦末期、横暴なナチス兵とそれに抗う脱走兵&市民、金に目がくらんだ狂人たちが金塊を巡って対立・乱戦するアクション映画。
舞台が戦時中なのだが雰囲気や演出が西部劇風で見応え十分。
特にラストの銃撃
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.2

狂ったロボットが人を殺しまくるホラー。
なのだが、予告にもあったホラー展開は終盤30分ぐらいに詰まっており、前半~中盤はミーガン製作過程&ミーガンとの生活にひたすら尺を割いている。
ブラムハウス&ジェ
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ブラック・ビューティー(2016年製作の映画)

4.0

スタート時点ではアンナのヒス&クレーマーっぷりにこいつの方がヤベー女で色々やらかすのかなーと思ったが、いざ本編がスタートするとベスのKYぶり&メンヘラ構ってちゃんムーブの方がヤバ過ぎてメチャクチャ笑っ>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.0

宇宙船内でオカルトチックな恐怖現象が盾続くという、ほぼイベント・ホライズンなSFパニックホラー。

ティン&ティナ -双子の祈り-(2023年製作の映画)

3.5

オーメンやエスターに通ずる、引き取った幼い養子が奇妙で異常で…というホラー。
ある意味オーメンとは真逆な内容。というのもこの双子はキリスト教を異常なまでに盲信しているからだ。しかも罰や暴力的な側面ばか
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

2ch発の怖い話を実写映画化。と言っても元スレのリアル感ある不気味で異様な雰囲気とはかけ離れた、ハチャメチャB級ホラーに振り切っていた。
が、その振り切り方が逆に潔くて好き。安っぽいCGとかナチュラル
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エリア51(2015年製作の映画)

2.0

POVホラーだが他と比べかなりの駄作。
前半の1時間ずーっと潜入するまでの過程でグダグダだし全然面白くない。
潜入後も「やっぱりエリア51はUFO&宇宙人の巣窟だった!」という風説通りの内容で何の捻り
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デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

3.0

二回視聴。見たはずなのに内容全く覚えていなかった。
デンゼル&ライアンという二大スターが出ているのになんでだろうと思ったが納得。スパイ映画としてテンプレ過ぎるため既視感が半端なくかつこれといった特徴が
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.5

あらすじからサスペンスやスリラーだと思ったが尺の大半は老夫婦が旅をする場面であり、ほぼロードムービーだった。
全体的にスローテンポで銃をバンバン撃ったり血しぶきが飛ぶような派手さもないが、後半は孫を取
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

ロケーションを最大限に利用した撮影はどれも素晴らしく、映像と雰囲気は大満足。が、話そのものはかなーり間延び感があって正直いつまでこのくだりやるんだ?と思うシーンはちらほらあった。
特に露伴の過去と仁左
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クルキッドマン/歪み男(2016年製作の映画)

2.0

全てにおいて安っぽいホラー映画。
映像と演出がひたすら安っぽく緊張感が全くないのでホラーだけど全然怖くない。6年の時間経過や暗闇しかでてこれないという設定もうまく活かせてなくて、ストーリーもティーン向
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ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

3.5

ジェイソンシリーズ最終作にして最高傑作。
とりあえずジェイソンを未来&宇宙に飛ばしてエイリアンのごとく宇宙船内で大暴れさせたってだけの内容。これでもかってぐらい登場人物がバカでそいつらを皆殺しにしてい
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シャッター 写ると最期(2018年製作の映画)

2.0

グダグダの極みなホラー映画。
山小屋にあったポラロイドカメラに撮影されるとその人の死にざまが撮影され、死が確定する設定なのだが、これが全く活かせていない。これをうまく活かせばファイナルデッドシリーズの
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

ザ・なんだこれ映画。
羊人間のアダよりも、それを我が子としてすんなり受け入れ穏やかな日常を送る夫婦の方に狂気を感じる。この穏やかだけど狂ってる空気感を楽しむのが正解なのか?どう見たらいいのか困る映画。
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ダイナソー・プロジェクト(2012年製作の映画)

3.5

恐竜サバイバルをPOVでやったら…というのを映像化した作品。
色々なカメラを用意し視点を変えながら映像を繋いでいるのでPOVとしてもよくできてるし、恐竜のCGも頑張っている。恐竜だけでなく人間関係の軋
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悪魔館 死霊のせいなら、有罪。(2020年製作の映画)

3.5

放題が死霊館のモロパクリに反し中身はペットセメタリー的な内容。
序盤から怪奇現象や不気味な悪霊をバンバン出してくれるので見ていて飽きない。デンタルババアや袋かぶりおじさんもさることながら、特に登場人物
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.0

うーん、やっぱりこのタイミングで映画化すべきではなかった内容だなーというのが真っ先に浮かんだ感想。
自分の中のゆるキャン像は美少女JKがキャッキャウフフしながらキャンプという名の観光地巡りをするアニメ
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レリック(1997年製作の映画)

2.5

博物館内でモンスターが大暴れするパニック映画。
モンスターの造形や容赦ないゴア描写はとても良かったのに、撮影がとても残念な作品。
モンスターを終盤まで登場させずひたすら出し惜しみしているのもイマイチだ
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MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.6

ひたすら渋い社会派サスペンス。
アルツハイマーと余命を抱えた殺し屋が、最後の最後に自身の正義と信念を貫くためたとえかつての仲間や依頼主であろうと闘う、というのが本筋ではあるが、背景に移民や児童買春、反
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アンノウン・ボディーズ(2017年製作の映画)

1.0

あらすじは面白そうなのにどうしてこんなに評価低いんだろう?と思って視聴したが納得。
冒頭首無し遺体が六人も見つかるおぞましい事件発生に反して、不謹慎な軽口を叩く刑事はいるし主人公は反抗期の中学生かと言
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

事件が発生する前からDV親父に流血沙汰な暴力的いじめ・喧嘩が日常茶飯事な殺伐とした地域性にドン引きしつつも、いざ誘拐事件が発生して以降はハラハラドキドキな展開の連続。
黒電話から聞き出せる先に誘拐され
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.5

恐怖の殺人人形よりもニコラス・ケイジの方が強くて存在感あって面白い、それでいて彼が一体何者なのかさっぱりわからない。そんな映画です。

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.5

ザ・二番煎じ映画。
なにもかも「アンフレンデッド」そのまんまの映画で、かつドラマ性が皆無な分こっちのほうがかなーり薄っぺらい内容だった。
また最後の展開は完全に蛇足で、意味があるのかないのかよくわから
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.5

良作POVホラー。
研究のためアルツハイマーの老婆の日常を撮影しに来た研究家たち。
しかし老婆の行動はアルツハイマーの限度を超えた奇行が目立つようになり…といった感じでドンドンホラーに突き進んでいく映
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エリア0<ゼロ>(2014年製作の映画)

2.6

前半の楽しいレジャーからだんだん不穏になって行き、トンネル内で決定的な事件が起きるっていう流れはPOV形式とマッチしており不気味でとてもよかった。
しかしそれ以降は宇宙人が襲ってくる→逃げる→隠れるの
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フェノメナス(2023年製作の映画)

3.0

あらすじからして「死霊館」っぽいなーと思ったが、演出や話の運び方、絵の作りなど何から何まで死霊館をパク…模倣したような映画だった。
だからまあ普通に面白いんだけど、既視感が半端なくて素直に評価できなか
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