KenjiYamauchiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

KenjiYamauchi

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鬼が来た!(2000年製作の映画)

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越えるもの、越えられないものが確かにある。
すごい映画。傑作。

温泉みみず芸者(1971年製作の映画)

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ストーリーは甚だ馬鹿馬鹿しい。これはシリーズを通して言えるのだろう、恐らく。しかし、今回のは最高級に馬鹿馬鹿しい。
「温泉スッポン芸者」とほぼ同じといって差し支えない脚本の度量の大きさ。竿師ってなに?
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温泉スッポン芸者(1972年製作の映画)

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ストーリーは甚だ馬鹿馬鹿しい。
しかし観客が観たいものを徹底的に観せる。観せまくる。
山城新伍、殿山泰司、菅原文太は出てくるだけで客席から笑いが起こり、荒唐無稽なオチには拍手すら起こりそうな雰囲気。
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

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全く新しいゴーストバスターズ!
CGのゴーストもいい!
旧作への敬意を感じるし、とても満足した。

※観たの結構前のことですが

裸足の季節(2015年製作の映画)

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北トルコの温かい空気と乾いた風が少女たちを一層輝かせる。
その輝きを隠そうとする叔父や祖母の手から逃げ出したラーレは、姉妹5人の自由で輝いていた、あの時を夢の中で思い出していた。

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

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矢口監督と糸井さんの対談を読んで借りたくなった。
誰もが言ってて、改めて言うのも憚られるが、染谷将太は幅広い役を演じれる稀有な存在だ。どっからどう見ても冴えない若者だ。
エンターテイメントの王道を行く
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SHARING(2014年製作の映画)

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あの日を共有し忘れないこと。
誰かの物語ではなくて自分自身の物語。

デッドマン(1995年製作の映画)

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どこまでも続くモノクロームとディストーションギターサウンド

インディアン スピリチュアル ポエジー ストーリー

守護天使(2009年製作の映画)

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強い想いは相手に届く!
姿、形はどうでもいい!
ウルトラマンだって、そんなにイケメンじゃないし。

お盆の弟(2015年製作の映画)

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不器用な男を演じる渋川清彦がいい!神様へのお願いを口に出しちゃうとか、途中で神様信じなくなったりとか。

おかえり(1996年製作の映画)

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目に見えない不確かなものを見ようとする映画。
寺島さんと同僚役の方のやりとりが最高。

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

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なんだか気になってしまう異物感があった。いい意味で。
蓮月庵に居る未来子。
映画を演出する前田司郎。

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

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子どものときにVHSで5万回は観たので、20年振りくらいに観ても、ほとんど覚えていた。
1からかなりのパワーアップをしていて、まず脚本が素晴らしい。スライムが隠喩として使われている。現代の2016年の
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

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2はVHSで子どものときに死ぬほど観たのに、なんと初見です。
この時代特有の?ボスキャラの両手かざしてビームが出るヤツ、あれ何?って感じで良い。
映画全体に漂う「あれ何?」が面白いのだ。

ディアーディアー(2015年製作の映画)

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これは在るのか無いのか分からないものを確かめる映画だ。
ある者は金を、ある者は鹿を、そしてある者は愛を。
そこで見たものは幻だろうか、本物だろうか。観て確かめるしかない。

葛城事件(2016年製作の映画)

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正直、のれなかったです。
時間が前後に飛んでいく中で、話は理解しているけれど、登場人物の気持ちには付いていけなかった。
だけど、母親伸子と弟の稔、兄の保の3人がアパートで最後の晩餐の話をするシーンはと
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山猫(1963年製作の映画)

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貴族であるヴィスコンティが貴族を描く。小道具や衣装など細部に至るまで徹底的にリアル。
貴族の没落をここまで美しく描けるのはヴィスコンティしかいない。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

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ディズニーよ、よくぞルーカスフィルムを買収してくれた!
スカイウォーカーシリーズの最高峰。
アナキンがどのように暗黒面に落ち、どのようにダースベイダーが誕生したか、それを最も悲しく、最も切なく、表現さ
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氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

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山口小夜子は鈴木清順の「ピストルオペラ」で初めて観たと思う。鈴木清順の世界に馴染んでいるようで少しズレて見えた、その存在感は、山口小夜子の世界がこれほどに完璧な美しさを表現していたからだと思い直した。>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

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ルーク、アナキンのスカイウォーカーシリーズの中でも最も面白いストーリー。
シスの暗躍、アナキンとオビワンの師弟関係、アナキンとパドメの許されぬ恋愛、アナキンの心の揺れが、その後を思うと居た堪れなくなる
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

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北大路欣也の山中が終始スクリーンの中を暴れ回り、ぐちゃぐちゃにかき回し、物語を引っ張っていったかと思うと、自分で幕を閉じてしまった。狂演である。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

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長谷川博己、大杉漣の顔がゴジラに見えた。ということは、ゴジラが日本人。日本人はゴジラか。
今の日本の映画だ。
ゴジラにはもっともっと暴れてほしかった。炎に包まれた日本を悠々と歩いてほしかった。

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

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最初から地獄。
染み込んで最下層まで落ちていくようなディゾルブ。

瘋癲老人日記(1962年製作の映画)

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若尾文子の美しさにあっさりと陥落してしまう瘋癲老人。男は死期をさとると溜まっていた欲望が溢れ出てしまうのかもしれないが、あまりにも醜い。
50年代、60年代の映画で、ここで終わる!?ということが起きる
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

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若尾文子の美しさに「あんまりや!」と羨望と嫉妬入り交じった叫びをあげてしまう岸田今日子。
全くの同意見であり、若尾文子教に入信いたします。

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

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「女は怖い」、「昔は良かった」などとありきたりなことを言ってはいけないのである。
戦後15年の時代に、女性がどのようにしなければ生きていかれなかったか、これを見れば分かるじゃないか。いつだって今が良い
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FAKE(2016年製作の映画)

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最後の質問に対する佐村河内さんの「間」が本当なんじゃないかな、と思う。

婚期(1961年製作の映画)

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京マチ子、若尾文子、野添ひとみ、船越英二の口喧嘩の応酬はにやけてしまうほどに豪華だ。
この時代の映画なので、年配の方々が多い訳だが、皆さんゲラゲラと楽しそうに観ていて、客席に一体感が生まれていた。映画
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赤い天使(1966年製作の映画)

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キリスト教において悪魔は、かつて天使であったという。
戦争という極限状態の中で、誰が天使で、誰が悪魔なのだろうか。

清作の妻(1965年製作の映画)

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返り血を浴びた女性を、こんなにまで美しいと思った瞬間があっただろうか。

羅生門(1950年製作の映画)

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芥川の人間の奥底に隠してある業のようなものを巧みに脚色して映画にしているのだなぁ、と改めて思いました。

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

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好きな監督、キャスト、スタッフの作品に乗れなかったこのモヤモヤする感情に名前を付けたい。
あえて言いますが、鈴木清順が監督していればどうしたのか?とても観たかった。

華岡青洲の妻(1967年製作の映画)

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猫好きとして、ある種トラウマ映画になった。
麻酔薬の発明という生命がけの美談の裏に嫁姑の愛憎劇、新藤兼人らしい脚本だと思う。
高峰秀子が美しく、恐ろしい。

青空娘(1957年製作の映画)

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ひたすら若尾文子が可愛い。
どんなに辛い状況でも、可憐に振る舞う主人公が愛しい。「青空さん、こんにちは」、この作品には晴れの日しかないのだ。
@若尾文子映画祭

椿三十郎(1962年製作の映画)

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コミカルさの中に時折、グッとくる台詞がある。脚本が非常に面白い。ラストの衝撃といい、パーフェクトなのではないかと。