地面の裂け目から這い出てきて笑顔のエンディング最高。
・尖塔が突き刺さる
・両目潰すのに特化した武器ほしい
・歯を捻り潰す器具ほしい
・「歴史が長い都市には、その分多くの死者の霊がいる」て名言やな
撮影がそこまで優れている(というか好み?)とは思わないが、時間を忘れて見入ってしまったのは確か。ウェスアンダーソンぽいってのは分かるな。
・唐突で変な回想。カットが変わるといきなり大人から子供、ま>>続きを読む
マルグリット役のLeilaさんに一目惚れ。お美しいし花柄の帽子が似合う。
『バルタザールどこへ行く』でブレッソンが試みた、動物の目と目の間に視線を作り出すことを若干想起。それに絵画を細部に分解して提示>>続きを読む
良い。これも情けない男が、最後には犬に喧嘩売る最高の映画。ガラッとカメラの動かし方を変えてきたが、人間の顔以外の、モノの質感がよく伝わる良い映像。それと犬が通り過ぎるタイミングなんかも良かった。>>続きを読む
漠とタルベーラに対して抱いていた印象と大きく異なる映画で驚く。結構人間くさい。主人公の見てる世界の狭さを残酷に見せる、特にラスト彼らが出て行った後もカフェにとどまり続けるカメラがそれ。
・2年働い>>続きを読む
ソフィコが夫の浮気の瞬間を見つける場面の、ふわっと風が吹く、あの顔のアップが最高。
回想のインサートのされ方にはレネの映画、とくに「ジュテーム、ジュテーム」なんかを想起。イオセリアーニ映画の回想も強迫>>続きを読む
ドライブマイカーも、これくらいの構成の妙を見せてくれれば劇中劇の意味合いもより際だったのではと感じる。なんせ第2部の劇「親密さ」がめちゃくちゃに面白い。「卑怯者」がハイライトか。ただ一点、普通にカメラ>>続きを読む
主役の彼女の芝居は2年間でグンと上達したか、異端審問会の場面は凄まじい迫力。劇中の聖職者たちは、実際にそうだったり、宗教学を研究する大学教授だったりするらしい。
クリストフの登場なんかとても嬉しかった>>続きを読む
良い。グルジアへの愛着。冒頭に、いかにしてグルジアの歌を民衆が語り継ぎ(歌い継ぎ?)守って来たかを説明するテロップが出る。
ずっと見れる映像。鋳鉄する過程を映した教育ビデオのはずが、ちゃっかり労働者のお昼休憩や戯れる様子を撮ってる辺りが可愛らしい。
・服に引火しないか心配になる、防護服はないんか?
「四月」てタイトルからは想像もつかないような、悲惨な話。引っ越し先にはプライベートは存在せず生活音は筒抜け。思い出がつまった木は開発のために(それも何ともつまらない建築のために)切り倒される。写真から>>続きを読む
これは傑作。サフディ映画特有の忙しなさは、実はこの映画が起源なのでは、などと勘ぐってしまう。その忙しなさは、グルジアの様々な場所を見せたいという欲望と相性が良い。調子のおかしな人・ギアは、都市の多様な>>続きを読む
濱口映画の核となるような作品て、意外とこれなのではと思った。中盤に高校生二人がカフェで、この作品のテーマそのものを、あっけなく話してしまうのも面白い。正にあれは恐怖映画の核で、如何に頭の裏側を観客に意>>続きを読む
これはイマイチ。一カ所、ホテルに泊まる場面で小津をパクっていた。
雷で停電する時の「音」は、アカルイミライのあの音を思い出す。劇場で見ると結構迫力ある。木村?と別れる長いワンカットの最後、後景にそびえ>>続きを読む
今のサリーの姿に唖然。レザーフェイスを追い詰めて狂ったように笑うあの笑い声はゾクッとした。ライラも今後ああなっていくのでしょう。
ゴア多めで嬉しいが、恐くはないし、フェデアルバレスお得意の激キモどんで>>続きを読む
冒頭の誕生日会は異様なカッティングの早さに目を取られがちだが、右目だけ号泣する女性のカットにギョッとした。おそらくほんとに泣いてはいないんだろうけど、映画の涙てああいう質感。
それに後半でトラックがカ>>続きを読む
卒制より安っぽく、さらには嘘くさい。こっち路線の濱口映画ももっと見てみたい。
必ずしも真実が全てじゃない、てのは常にあるテーマ。
・机の下からひょっこり登場
・ゲンコツ
・妻が罪悪感を感じる場面で>>続きを読む
この村シリーズは前半退屈で後半のギアのかかり方が凄いのだけど、今回も凄かったし、魅力的な画が多い。村の忌み子勢揃いのあの1枚画は最高やったし、意外と数は少ない?崖映画でもあった。そこにドッペルゲンガー>>続きを読む
食事の前のアーメンとか十字を切る仕草や聖歌を、ヘドバンとメタルとスパイダーウォークに置き換える、というすごい発想。神と直につながれる、という。だからもちろん位階制度とは相容れない。次の『ジャンヌ』では>>続きを読む
直球で面白い。イコンの後ろに盗んだ宝石を隠す、というディテールが非常に良い。また、殺すときに手だけが見えている、という映像トリックも馬鹿げているが面白い。
・ジョージサンダースもロシアから亡命して>>続きを読む
やっぱ豪快でいいね!足を切断した後のゴードン医師の顔面蒼白っぷりが凄くて、そこだけでも大好きな一本。ラストカットはスモークが良い感じなんだけど、ワンにとって地下室とスモークはセットなのだ。それと、外と>>続きを読む
無記名だが脚本・美術にはウルマー・撮影にはシュフタンが参加とのことで、亡命者そろい踏みの映画。
ハイドリヒ暗殺の報復としてリディツェ村の虐殺が実行されたわけだが、それがヒムラーの思いつき&ヒトラーから>>続きを読む
基本、金の話。
運転役を任されて意気込むも、警官の前で下手くそなUターンをしてしまい勧告を受ける場面がつらい。はじめて、目的をもって自分の足で(というか車やけど)歩く場面なだけあって悲痛。悲痛さで言う>>続きを読む
異常な面白さ。古き良き時代の技法すべて詰め込みました的な映画を想像して見に行ったら、もっと純粋な、むきだしの面白さがあった。
体育館で踊る場面でのトニーとマリアの切り返しとかほんとヤバかったし、スモー>>続きを読む
ジェイソンモモアがわけもなく雄叫びを上げる場面が3回ほど出てくるのだが、ああいう時ジェームズワンは俳優に何て演出するのだろうか。意図は分からんがとにかく雄叫び上げてみただけなら、信頼関係築くのが上手い>>続きを読む
終わり方以外は最高やと思うな。とくにバクの手を取る瞬間はやったあ!とガッツポーズ。なのにそれを反省したりし出すし、仲本工事に説教されたりするのが最悪で台無しに。ALSを患った友達に会いに行く場面は、ち>>続きを読む
鮫に抗う場面やカニを捕食する場面などは、完全に劇映画のカット割りで目を疑う。よく撮れたな、と感心しかありません。蛸の足跡を辿る、てのも容易に出来ることではない。ただ蛸映画として見るならイマイチなわけで>>続きを読む
「茫洋とした世界と、つながりを持てている気がしない」という言葉に思わず胸が詰まる。後日譚としては、James Michael Taitはテネシー州で動物虐待で再逮捕された模様。そして「時間を持て余す」>>続きを読む
濱口映画は、イタコと芝居の狭間にある。一瞬本当に信じてしまいそうになった。ただし本領発揮は玄理さんの「もうちょっと続けていいですか?」からで、ここからは泣いてもうた。
それと、イメージショットの使い方>>続きを読む
「魔法(よりもっと不確か)」タクシーの場面で、シーンのはじめに車内の位置関係を提示する辺りはお勉強的。背の高いタクシーなので2人の身長差を見て取れる。和明登場からは爆笑。
「扉は開けたままで」ここでは>>続きを読む
電気に連続殺人鬼の怨念が乗っかる。『ショッカー』にやられた口なんでしょう。人間界を電気の世界から見る、電気目線のカットが面白く、これは『ショッカー』にもなかったカットでよく発見したなと思う。
『パルス>>続きを読む
結局「家電こわい」程度でしかないのがもったいない。キャラクターにも魅力は無い。そんな中、チャールズタイナーの存在感!
最後の、電柱を切り倒そうとする親父と、それを応援する息子、という画は面白かった。
とんでもないテンポで見せ場が延々と続く。クリストフシスの戦いはふんふん言いながら見てたけど、テスの戦いで垂直に切り立った崖をぞろぞろと登っていく場面で、アソーカがウォーカーの上で立ち上がる瞬間に、一気>>続きを読む
お話は相当たるいけど、終盤のライトセーバーアクションは随一の良さ。
・ザムウェゼル、毎度名前忘れてしまうのでメモ
・アナキン許せん