のははさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

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事故物件の解釈としては面白かった。『Stone Tape』なんかをやや想起しつつ、ネックレス1つにその設定を負わせるには無理を感じた。
ゴアもやり切った感はない…し、こういう質感が伝わってこない、雰囲
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ポイズン(1991年製作の映画)

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「Horror」ここはイギリスっぽい感触。鏡の表現が面白い。ヘインズ作品の主人公は周りから白い目で見られがち。
「Homo」青空をバックに唾を吐きかけまくるカットは異様だった。スクリーンプロセス・テロ
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SAFE(1995年製作の映画)

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監督は、ジュリアンムーアにマルギットカルステンセンの面影を見ているのだな。安全を求めることは、果てしない、終わりのない戦いである、と断言する作品なのだから、さらにムーアを追い詰めて欲しかった気もする。>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

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トッドヘインズは超面白い監督とは思いませんが、ビデオだったり(それもちゃんと画面撮りされたビデオ映像)、奇形だったり、イカれた暴れ牛といったショックをしっかり捉えている。そこは好きな所だが、それらを目>>続きを読む

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

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映画愛なんて語られたらどうしようかと構えてたけど、金の話に終始していて最高だった。ブシェミも結局すれるでもなく、純粋映画を志すでもないのがキュート。そういう映画があるおかげで、みんな飯食えてるんやから>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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オムニバス形式は、映像を物語のための映像から解放してくれるから、自由な話法が生まれやすいし、純粋な「ネタの強さ」「キャラクターの強さ」勝負になってくるのも自分としては推せる点。面白いネタで言えば1・3>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

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アナキンとお母さんとの別れが辛すぎる。ルークのときのオビワンもそうやけど、ジェダイはそこら辺のデリカシーゼロよな。いくら銀河のためとはいえ。
結局ダースモール戦が一番好き。モールは戦闘において普通良し
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

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うーん、やっぱりイマイチ。間が悪い。レイアがジャバを鎖で絞め殺してからセールバージ爆破とか。断末魔の叫びを上げるジャバ→爆死でええやん。
4,5(特に4)にあったルークが出自の分からない怪しげな映像と
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

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コロナ禍世界のリアリティのなさを、「現実が二重に重ね合わされているのだ」と解釈するところは面白い。そして最後に柄本佑がスクリーンにドンと現れ、そのスクリーンを画面撮りすることで始めて実体感を得る、とい>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

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面白くなりきらない映画という印象。「そこにいた男」同様、つかみは抜群に上手いなと感じるが、それを超えることがない。「庭でハンマー振り回す佐藤二朗」から始まる映画で、僕の好きな「視野狭窄の人」をファース>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

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声と謎のホログラムによって突き動かされていくルークの物語には若さゆえの危うさもあって面白い。


・ボバ優秀やなー

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

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登場人物それぞれに、物語のリアリティを壊しかねないくらいきつい描写が用意されているのがヘンテコで面白い。オットーを放り捨てるマッツはやり過ぎだし、お尻突き出して許しを請うブライアンメイも謎やし。
監督
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ガルシアの首(1974年製作の映画)

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何が良いのか分からんけど好きや。ペキンパー映画のカットバックは事件が同時進行していることを示すため、もしくはサスペンスのため、というよりは「すべて既に決定されている」ことを示すために用いてる感じ。当然>>続きを読む

白熱(1949年製作の映画)

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ジェームズキャグニーが周囲にキレ散らかしていてもわくわくしませんが、拳銃の撃ち方が良かった。拳で殴るように発砲する。発砲のタイミングを絶妙にずらしていたり、最新?装置が次々に出てきたりと、アクション映>>続きを読む

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