sugikenさんの映画レビュー・感想・評価

sugiken

sugiken

映画(356)
ドラマ(0)
アニメ(0)

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

2時間があっという間の作品だった。
一人一人の個性が際立っていて、その中でも特に柳楽くんの若かりし頃のビートたけしの動きや癖がリアルで素晴らしかった。

時代描写もとにかくわかりやすく、浅草が一昔前は
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

登場人物の人間味が全面に出ていてとても秀逸な映画だった。韓国の格差社会の一端が垣間見れる。パクソジュンが語る奥様のヤングアンドシンプルが原因でこの家族に寄生される要因に。金持ち一家の娘がとても可愛いか>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

半分ホラー映画のような演出や音の使い方、カメラワークに釘付けになった。冒頭からラストシーンまでずっと暗くどんよりしたシーンが続く。

伏線に気がついてしまったため犯人はなんとなく最初の段階から予想でき
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

本日観に行きました。
難解な映画だったというのが第一印象。人によってタイトルの意味含め捉え方が異なる作品だったように思えます。
映画の音楽や世界観を描くタッチはジブリの叡智を結集させたように素晴らしか
>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.9

今回は八丈島が舞台で灰原さんがメインの内容。灰原さんには幸せになって欲しい。

この映画を観て確信的に思ったのだけど、ここ最近はコナン一人だけでなく関わるメンバーと共に事件を解決していく流れが定番化し
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

何年か前に見た「エール!」のハリウッドリメイク版。その時も良作だった印象だったので予告編を見た時から期待していた作品。

主演のエミリアジョーンズの歌声が聾唖者にも伝わるような美しさだった。キャストに
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

全てPC上でストーリーが展開されていく斬新な映画。
デジタル上でのやり取りはずっとアーカイブされる。それを紐解いていくと知られざる真実が浮かび上がってくる。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

週末に見る映画としてはとても良き。
音楽を聴きながら一つの作業に集中すると感覚が研ぎ澄まされる感じがとても共感。

大好きな映画であるユージュアル・サスペクツの時からだいぶオッサンになったけどケヴィン
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

イギリスと社会福祉制度を痛烈に批判した作品。命の灯火が少しずつ消されていくような心がつままれる気持ちになる。決して明るい映画ではなく、終始暗いトーンで話が進んでいくが、現実的な問題として光を当てようと>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

1960年頃の黒人差別が露骨に見られた時代を映した映画。
一見相容れなさそうな二人だけど、妙に心が通じ合っていて、テンポの良いストーリーだった。用心棒がやらかさないか不安に思う部分もあったけど、最後の
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ビートルズに名曲が多いことを再確認させられる映画。ジョンレノンが生きていたらどんな世界になっていたのだろう。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

東京一極集中を風刺している作品。
群馬がジュラシックパークとかハムナプトラみたいで草。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.6

FOXで蔓延していた女性差別を覆していく映画。冒頭オフィスビルのシーンはそのまま組織のヒエラルキーを表しているように感じる。共和党寄りで保守的な組織の中での社内派閥や内部告発の事柄が克明に描かれていた>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

漫画家の苦労が伝わる作品。後半からエンドロールまで怒涛の展開で、スラダン世代の身としては嬉しい。今後は冨樫先生を責めないようにする。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

まさに心が震える映画。曲の歌詞がフレディマーキュリーの行く末を表しているような気がした。最後のライブシーンは圧巻。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

嫉妬心を隠しながらも次第に酒に溺れていくブラッドリークーパー演じる主人公の心の優しさに胸を打たれる。
お酒はやっぱり良くない。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

終始陰鬱な雰囲気が流れているんだけど、どこかポジティブになれる不思議な映画だった。敵の敵は味方という表現が正しい映画。今年観た映画の中でも上位。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

監督役がとても良い。
セットや小道具も丁寧に作られている。
好きなタイプの映画。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.8

ほのぼのしててストレスなく観られる。
非現実な現実感というのかな、ありえない設定なんだけど自然に観れた。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.2

ワークホリックに一石を投じる映画。
吉田鋼太郎がカッコいい。

海街diary(2015年製作の映画)

3.8

ワケありの家庭の日常が淡々と進んでいく。それぞれの個性が描かれていた。前に観た茶の味という映画を思い出した。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

トムクルーズのアクションもさることながらIMFのチームワークがとても良い。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

現実的にあり得ない構成なんだけど、それが許されるのがミュージカル。幸せが詰まっている映画です。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

ミステリーというか親子愛。
日本橋を散策したくなった。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

美しい映画だったように思う。インドの描写では、インドの国家が孕む人身売買の問題や民族の違いが描かれていた。ネットを使って場所を調べるところにも昨今のインド国内の急速なIT化の波を感じた。自分が約1ヶ月>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

ストーリー性よりもリアルな戦争描写を突き詰めた作品。戦争映画の中でも登場人物の会話が少なく感じ、より状況の深刻さ現れていた。

愚行録(2017年製作の映画)

3.6

救われない話。元交際相手が可哀相。
悪人、怒りなど妻夫木くんは暗い役が似合う。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

痛々しさのと可愛さが表裏一体になっていてる映画。赤い付箋が濡れていくシーンが印象に残っています。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

人間の心情の変化を丁寧に描いた作品。起伏のなく薄暗い内容だけどじわりじわりとメッセージが伝わってくる映画だった。楽しむ映画というよりは自分と向き合える機会を与えてくれる映画という感じ。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

自らの余命が残り少ないとわかっていながらも、子と血が繋がっていなくとも本気で彼らを家族と捉え、慈愛を注いで行く姿にとても感動した。母に捨てられた悲しい出来事を子供にさせまいと最後まで真摯に向き合う姿は>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.2

重々しいテーマの時に背景に写る海はどうしてこうも映えるのだろう。暗い映画の中に透き通った海の背景描写があるとそれが対比となり、かえってその暗さが際立つのではないか。

素性の知れない知人がある殺人事件
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.5

宗教というデリケートな問題を扱っている。国内に様々な宗教が混在しているインドだからこそ作れた映画である。特に特定の宗教を信じる人が異教徒の服を着るシーンが印象的で、宗教は違えどそれぞれの神を信仰すると>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

国家単位での不測の事態に陥った場合の政府による綿密な対策の立案、関係各位への協力要請、権利行使への経緯、一般社会に及ぼすリスクなど現実的なエッセンスを盛り込んだ内容で極めて社会派な映画であった。無人在>>続きを読む

>|