寝相がひどいさんの映画レビュー・感想・評価

寝相がひどい

寝相がひどい

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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.6

んー、感動押しで大人向けに作られていたらもう少し面白くなったのでは、という雰囲気の脚本。全体的には子供向けショーマンスタイルのミュージカルだが、そもそもワニが二足歩行していることに驚愕しないで進む順応>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.6

相変わらず派手なアクションですが、作品が長く続きすぎて、人の繋がりがよぅ分からんくなってきた。ステイサムのキレキレバトルと今までにないキャラのモモアが良かった。ジェットブレイク飛ばしちった。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

名作と期待していたが、個人的にはそんなにハマらない感じだった。血縁関係のない家族を転々としていくが、結末は大切なものを守るためだったということ。ママが破天荒すぎて、みーたんに対しての愛が見えづらかった>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.3

アクションが苦手な人が作った感じのアクション映画。女スパイの過去と未来、裏切りや協力など、ベタな展開で進みながら、なんでここで殺さないの?と謎が残る歯痒い脚本でした。

金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.7

対立する金と水の国に国交を開き、共に歩む為の戦略合戦と家族、愛の話。ひとつひとつの深掘りは少ないが、テンポや展開が良く見飽きない。主役2人の愛嬌があって良いですね。

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.4

アイヒマンを裁くために心血を注ぐ検事長の一部を描いた社会派映画。難しい内容ではないが、頭にスッと入っていく内容ではなかった。歴史が分かれば楽しめる話かと。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

原爆の父の人生。戦争を終わらせる為、抑止力として作ってしまった兵器は、世界を変えることになった。用語が難しく、少し置いていかれそうだったが、なんとかついていける感じ。撮り方と演出、ストーリーは素晴らし>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

世界一のJAZZミュージシャンになる為、確固たる信念と努力を持って突き進む若者たちの話。マンガが原作と思えないほど、しっかり音楽のストーリー。シンプルではあるが熱意に心動かされる人は多いでしょう。JA>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.9

人生のやり直し、戸籍のトレードを解いていくストーリー。スタートからエンドまで内容が濃く、中盤もひねりがあったり、パーソナルなところが丁寧に描かれていたので、飽きない作りでした。原作から良質なミステリー>>続きを読む

バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.7

見た目で判断される生まれながらの悪役たちが心を入れ替え、グッドガイズになれるのか。そうでしょうねという展開ではあるが、アクションのクオリティ含め出来が良い。子供たちにもお勧めしておこう。

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

3.6

友達を救うため、おばけを図鑑に集める子どもたちと、とりま先生の友情冒険劇。ユニークなキャラクターのオバケ達と、シンプルな話はガッツリ子ども向け。学校の怪談的なノリでしょうか。神木くんはほぼ出ない。

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.6

語りたいがメインのんびりドキュメンタリー。旅と人生、感じた事、受けた感銘・価値観など、ゆっくりしっとり話していく。カフェでコーヒーを飲みながら観るのに最適の映画。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

ダンブルドアとグリンデルバルトの契り、魔法界の腐敗と、作戦のない戦略。ニュートの活躍はほどほどで、魔法動物も少な目ですかね。ユーラリー・ヒックスが大分敏腕な感じ。家族関係の掘り下げ好きですよね。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

赤ん坊の人身売買が主軸で、社会の闇に着目しながらも愛を語るヒューマンドラマ。現実的ではなくあってほしいが、格差や養子縁組など、韓国に今を切り取ってるのでしょうか。やはり、最近の韓国映画は面白い。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

散り散りになった天才家族が関係を取り戻そうとするお話。ウェス・アンダーソンらしいが、まだそこまで特徴的な撮り方はしていない感じ。キャッチー&ユニークな作風で一躍有名になったのがよく分かる。

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.5

妻の事故をきっかけに、家族問題、土地問題が進んでいくストーリー。子供達との関係にフォーカスするのかと思いきや、そうでもない感じ。いい話のようでそうじゃないような‥。ジョージはイケオジでいてほしい。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

真実は勝者のもの。中世のフランスで起こる立場、人間関係のもつれが主なストーリー。3人の視点からなる、少し違う解釈の進み方ゆえ、尺が長くなっているが、中だるみもなく没入しやすい。重さもあるが、しっかり面>>続きを読む

映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(2011年製作の映画)

3.5

ドラえもん式ロボット大戦。性格の癖と嫌味な感じがあまりドラえもんらしくない話。人間が作り出したロボットは人類と同じ過ちを繰り返すのですね。なんか、はまらなかった。

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.3

酷評の通り確かに面白くない。前作のようにドラマ仕立ての部分が少なく、SFの映像推し推し。心震わせるようなシーンはなく、トントン進んでハイおしまい。続きものとして観なければ良いんでしょうが、名作だっただ>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

ネグレクト、虐待、介護疲れやトランスジェンダーなど、それぞれの聞き取りづらい心の声に目を向けた作品。現代社会の課題とされる部分もおおく、”今”の映画だと感じた。杉咲花さんを筆頭に演技力が光る人間ドラマ>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

統合失調症や黒人差別など、病気や時代と戦いながら懸命に生きる人間模様を描いたドラマ。映画館が主な舞台なので古き良き館内、フィルム映写機にグッと来る部分はありつつ、アダルティな恋愛、重めの話でお腹はいっ>>続きを読む

Doodlebug(1997年製作の映画)

3.6

3分間で瞬発的な面白さ、サスペンス感がある。色んな声が聞こえてきそうだが、ショートフィルムとはいえ、この内容を考えて、映画として作った事、世に出した事がすごい。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.9

仲の悪い元夫婦が娘の結婚を阻止するために手を組み、またお互いに惹かれ合うお話。離婚に行き着いた理由をもう少し時間をかけて説明して欲しかったが、全体的にハートフルですごくハッピー。ジョージみたいなイケお>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.7

同じ系統の力を持った三人が瞬間移動戦法を繰り広げるバトル。やはりマーベルなので他作品との繋がりが強く、ドラマシリーズも見ていないと完全には入り込めないのでしょう。アクションものとしては悪くないです。

地球が壊れる前に(2016年製作の映画)

3.8

ディカプリオや科学者、一部の政治家目線で警笛を鳴らされるドキュメンタリー。温暖化による壊れゆく地球がメインで、絶望や悲観、希望を投げかける。小さい頃に父さんから言われていた事を、自分の子供に伝える歳な>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

AIや守る人間と先進国の戦い。弱きものにフォーカスされているので、大国が敵に描かれているが、正義とはなにか難しい部分。主人公の感情、目的や行動に一貫性が見えなくてちょっと感情移入はしづらかった。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

鏡を通して集まる7人の共通点と謎。学校生活に悩む子供達と異世界を繋げたストーリー。難解ではなく、不可思議さが魅力の一作だが、映画の尺だけでは人間関係(繋がり)が弱かった。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

サスペンスのフルコース。徐々に不穏な空気に包まれていくレストランとメニュー。背景ときっかけは弱いが、前提とした脚本が面白いっす。シェフのプライドや本心に訴えた結末が良きです。ジョン・レグイザモの役どこ>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.7

コミュニティぐるみで隠蔽されていた性的暴行が発覚し、去るか、戦うか、何もしないかを決断をする女達。各々の体験や心情をもとに議論を繰り広げるが、感情の爆発や言い回しが少し苦手な人もいそう。最後は明るい音>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

半グレ集団と移民の縄張り争いに巻き込まれながら、愛と平和を求める2人のミュージカル。キレッキレのダンスは圧巻。ただ、結末までの人間関係、特にアニータの感情にも注目。やればできる!(人は変われる)

非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

犠牲と決断、愛がテーマのパンデミックムービー。感染症で人々がパニックになるだけではなく、次々と仕掛けた展開が面白かった。政府や警察の動きが早すぎて現実感は少ないが、切れ者のチーム長やパイロットは良かっ>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

ポアロシリーズで一番ホラー要素が強く、謎解きも奇妙な感じだが、個人的には面白かったです。犯人は比較的想像しやすいが、亡霊を否定せざるおえない探偵の立場と、感じる存在のバランスが良かった。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

退屈との決別。なぜそうなったのか、どうして急に、という心境の変化は触れないが、メッセージ性の強いシンプルな映画。友人と楽しく話しながら歳を取っていくことに一種の危機感を覚え、地元を離れる決意をした時の>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.8

大きく展開するストーリーとトリック、練られた話が原作の中でも1番良かった。子供向けファンタジーからシリアスモードに路線変更した作品で、これからを決める大事な物語。アイテムとして、地図は良いにせよ、時間>>続きを読む

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

3.9

児童文学作家:角野さんのドキュメンタリー。なぜ自然のままを撮った作品がこれほどオシャレに仕上がるのでしょうか。年齢を気にせず人生を楽しむ姿と活力、人との出会いやライフスタイルなど、豊かな感性を養う良作>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

雑誌編集室、独特なジャーナリスト達の個別ストーリーと編集長の死去による閉刊。例の如く、前衛的な作風。機械的で人間的な撮り方やユニークな脚本はしっかりウェス・アンダーソンです。

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