寝相がひどいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

寝相がひどい

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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

ポアロシリーズで一番ホラー要素が強く、謎解きも奇妙な感じだが、個人的には面白かったです。犯人は比較的想像しやすいが、亡霊を否定せざるおえない探偵の立場と、感じる存在のバランスが良かった。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

退屈との決別。なぜそうなったのか、どうして急に、という心境の変化は触れないが、メッセージ性の強いシンプルな映画。友人と楽しく話しながら歳を取っていくことに一種の危機感を覚え、地元を離れる決意をした時の>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.8

大きく展開するストーリーとトリック、練られた話が原作の中でも1番良かった。子供向けファンタジーからシリアスモードに路線変更した作品で、これからを決める大事な物語。アイテムとして、地図は良いにせよ、時間>>続きを読む

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

3.9

児童文学作家:角野さんのドキュメンタリー。なぜ自然のままを撮った作品がこれほどオシャレに仕上がるのでしょうか。年齢を気にせず人生を楽しむ姿と活力、人との出会いやライフスタイルなど、豊かな感性を養う良作>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

雑誌編集室、独特なジャーナリスト達の個別ストーリーと編集長の死去による閉刊。例の如く、前衛的な作風。機械的で人間的な撮り方やユニークな脚本はしっかりウェス・アンダーソンです。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

インディ・ジョーンズ最後の冒険。どう加工したか分からないほど若い冒頭のハリソンフォードから、すっごいおじいちゃんになってしまった身体。ただ、相変わらずのヘビーパンチャー。敵はお茶目。

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.7

離島唯一の医師コトー先生の病と島の人々の物語。どうしてそんなにというほど立て続けに起こる、事件、事故、病気をなんとかしながら迎える結末。卵焼きのシーンと勝手に帰るおばあちゃんは違うんでない?

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

家族愛をテーマに大迫力の水中戦。自分はナヴィ長の女系がかなり苦手ですが、それを差し引いてもすごい映画です。敵にも守るべき子がいる脚本も良きですが、映像クオリティは今まで観た映画で1番な気がする。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.7

恋敵、おっさん。ドラマシリーズは全く見ていませんでしたが、女子人気の高いコメディという理由は分かりました。吉田鋼太郎さんありきの面白さで、主役は田中圭さん以外ないでしょ、というキャスティング。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

原作に忠実なリトルマーメイド実写版。なのでストーリーは言わずもがなですが、歌声で選ばれたアリエルには正直なところ違和感を感じてしまった。なんかね、演技とかも。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

量子世界で繰り広げられるSFバトル。とにかく不思議な世界で多種多様な生物が共存し、共通の的カーンをやっつける的な話。アントマン個人ではなく、ファミリー全員が主役のストーリー。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.5

オモチャの運命とアクシデントをアイデアで乗り切る傑作。シリーズでどんどん面白くなり、三作目が最高。起承転結も素晴らしいですが、焼却炉の表情はアニメーション史上1番の出来だと思います。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

願いとは、人のエネルギーであり、本質。ベースは良いし、昔のディズニー背景を模した水墨画テイストは素晴らしく、スターの表情もミッキーから取ったというのは面白い。ただ、内容があまくキャラがうすい&回収され>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.6

エディマーフィーのホーンテッドとは違い、ランドのアトラクションをベースに映画を作った感じ。ホラー要素が強い訳ではないが、子供向けとも感じなかった。もっとコミカルなオバケを出して欲しかった。

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.6

エネルギーのなる植物が枯れていく原因を探る為、未知の世界を冒険する親子三世代の物語。反発しあう父と子だが、結局は似た者同士。不思議な世界ではあるが、独創性とオチが今ひとつに感じた。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.6

愛とはなにか、それぞれの秘密が絡み合うミステリー。クルーズの乗客がみんな怪しい事は勿論ですが、オリエント急行より真相は大分予想しやすかった。ポアロの推理は全て尋問のスタイルなんすね。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.5

ひとりぼっちの女の子を幸せにしようとするAIの話。ミュージカル?なのか歌唱シーンが多く、思春期ストーリーで、成熟していない子供達と、いちいち「今、幸せ?」と聞くのが恥ずかしく感じました。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

お互い惹かれ合うが、触れることの出来ない炎と水の2人。四つあるエレメントの世界で疎外される炎と本当にやりたい事、家族への思いがテーマ。しっかりピクサーのハッピーエンド。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦に敗北し、収容所でも希望を捨てず帰国を夢見る主人公とその人々。どれだけ過酷な状況でも人間らしさ、道義を大切にする生き様が素晴らしい。脇を固める役者さん達の演技力よ…。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.0

自由な発想で作るからこそ面白いLEGOの世界を見事に映画で表現した良作。主人公の試練と乗り越える過程もよく、オマージュされたキャラクター、派手なアクション、ビルダーという存在、良いですね。

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.8

懸命に働き夢を叶えようとするお姫様のサクセスストーリーなので、ベースはディズニーらしい。ただ、終始カエルの姿なのでプリンセス感は少ない。悪役の雰囲気は最高。

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.1

同調という幸せ。何気ないが幸福な日常を過ごした大切なともだちの死。受け止められない仲間達の距離感。ワニの事故は中盤で後半はカエルという新しい仲間の話。4コマ漫画を映画にするのは無理があったようです。

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.8

ピーターを励ます為、クリスマスプレゼントにケヴィン・ベーコンを用意(誘拐)するギャラクシー的コメディ。マンティスとドラックスがメインだが、各キャラが活きていて、幸せな感じがショートムービーとして最高。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

似たもの同士の恋は、社会のフィルターを通して、恋愛感情ではない何かに変わってしまう。時間、精神的な余裕のある期間のお付き合いと、大人になってからの変化が非常にリアル。昔を思い出すほど一緒に居るのが辛い>>続きを読む

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.9

地上を夢見る人魚の話。ディズニー王道のプリンセス物語ですが、今考えると人魚に着目したのはすごい。ミュージカルで観やすく、チビ達にも人気。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

チャドウィック・ボーズマンの死去と本編がリンクした話。海中と陸地の大国が手を組むか、戦うかという選択に迫られる。後半まではブラックパンサーが不在で政治的な要素が強い。後半はCG多めのアクション。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

大事な人と過ごす時間の大切さを、なにも欠けることなく描かれていて、身近な幸福を伝える作風。ゲイカップルがお互いに気を遣いながら過ごす生活だが、自分にとって大切なものは何かがちゃんと分かっていてよい。そ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

目玉の親父、ゲゲ郎とある一族の戦い。妖怪がめっちゃ出るのかと思いきやそうでもなく、ミステリーとアクションが大きな要素。これでもかという嫌なキャラが敵なので、感情移入はしやすいバディムービー。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.7

さかなクンの半生をフィクション交えながらコミカルに描いたストーリー。普通ってなに?純粋に魚が好きなだけをメインに進み、周りの人のパーソナルスペースに踏み込まない感じが心地よい。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.4

検事の立場を利用し、怨みを晴らすべく冤罪を組立てるストーリー。終始シリアスかと思いきやそうでもなく、頭脳戦かと思いきや無鉄砲な感じもある不思議な作り。結末含め釈然としない話でした。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.8

ロケットの治癒と過去を繋げるストーリー。ふざけた掛け合いと、決めるとこキメる連中の感じはかっこいいです。前の話を覚えていなく、このワンちゃん誰だっけというのは否めない。

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.8

パイレーツオブカリビアンのジャングル版。子供でも観やすいストーリーですが、認知度の関係で興行が振るわなかったのでしょう。作品としては面白いし、役者さんも良きです。エミリーの美しさったらよ。

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.8

ディズニー100周年を記念する短編アニメ。集まって写真を撮ろうとってだけですが、あれだけキャラクターが出ると楽しいです。歴史を感じる部分もあるが、意外と100年って若い会社ですよね。

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.8

サリーとマイクの怖がらせ屋を目指した大学生活。各キャラがユニークで、可愛らしい。安定した面白さで良きです。どちらかというとマイクが主役なイメージ。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

父親の死を美化し、母親とは不仲。そんな日常が母の失踪で崩れる。PCを駆使し、居場所探る娘だが、真相に辿り着いたと思えば、また違う路線へと導かれていく。結末は想定出来てしまったが、前作に続き脚本は素晴ら>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

3.6

純朴な御曹司の妻が総理大臣になった。タイトルからコメディと思っていたが、結構ドラマ・感動系。とにかく優しい夫と、信念の為、進み続ける妻の家族関係がメイン。W主演の演技と語りのシーン、最初に繋がる終わり>>続きを読む