寝相がひどいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

寝相がひどい

寝相がひどい

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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

スピルバーグが映画監督になる根底の経験を描いた作品。故郷を離れ暮らすが、差別によるいじめや両親の離婚を経て、本当にやりたいこと、作品作りに進む。超有名監督も、最初は自らが映写機を回し、鑑賞者の温度感を>>続きを読む

TANG タング(2022年製作の映画)

3.2

記憶を失ったポンコツロボと、全てから逃げるダメ夫の友情ストーリー。すごく掴みどころのない映画で、内容が薄い。TANGのキャラ、芝居の感じも苦手でした。なんでだろう、日本アレンジの失敗か。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.4

信長と濃姫の関係、絆を描いた時代劇。主演二人の演技は流石ですが、話の流れや演出があんまり好きではなかった。天下統一の為、自身も犠牲にした信長、本当は濃姫と楽しく暮らしたかったという描かれ方が微妙。キム>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

永遠の命を得た人類、地下を乗っ取った人工知能など、いろんな物語に影響を受けたっぽい近未来SFのストップモーションアニメ。風変わりなキャラクターと奇妙な世界観が妙に面白い作品。いい意味でキモい映画です。

オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

気難しい老人とお節介な隣人のハートフルストーリー。既視感のある映画だなぁと思ったら、「幸せなひとりぼっち」のリメイクでしたね。特別じゃない脚本だが、その平凡さが心温まるお話。エンドのトムの写真なんかい>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.6

学校内裁判を行い、罪には問われない判決を言い渡す、謎解きストーリー。子供達が正式なルールに則ったやり方をするのに違和感は感じるものの、ちゃんと道筋があってよい。いいやつと嫌なやつの差が激しく、樹理ちゃ>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.7

連鎖する事件の真相を探る為、子供達だけで学校内裁判を進める話。人間関係はサスペンスだが、ホラー要素もある。序盤から当事者側の目線もあるのに、ここからどう深掘りするのか、後編に期待。松重さんのポジション>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.3

タイトルの通り、三国志の解釈をかえた話で、劉備はヘタレ、諸葛亮はバカ、みんなふざけたキャラでとことんコメディ。ただ、福田監督らしさはあるにせよ、間や空気があまり笑えなく残念な映画でした。

ミュータント・タートルズ -TMNT-(2007年製作の映画)

3.3

チームが一丸となって戦い、いにしえの敵を倒すストーリー。ただ、タートルズってもっと強くなかったっけという雰囲気で、各キャラも活きてない。バトルも話も不完全燃焼。

七人の秘書 THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.2

悪を成敗する為に暗躍する秘書たち。これだけのキャストを使いながらなんとも勿体無い脚本、非常に残念。ショムニ的な感じにスパイ要素かと思ったら、上部の作りすぎて面白くなかった。

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.7

すごく現代的で、自然体を意識した映画。同居人と家族関係をテーマにした話ですが、ジャンルは不明。中性的な学生と素っ気ない女性の過去を清算する流れ。広瀬すずの演技は素晴らしいが、童顔なのが作品として惜しい>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

子供の未来を奪われ、復讐を計画する人達と複雑に重なる事件の真相。物理学としての謎解きは早く、人間模様がメイン。教授ってこんな人間味溢れてたっけという違和感と、オチの緩やかさ、活躍の少なさが何とも。

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.8

一杯のコーヒーが出来るまで。農夫や精製、買付けに焙煎、バリスタなど色んな人の手に触れて届く過程が描かれたドキュメンタリー。非常にオシャレな作りで、日本人へのリスペクトも嬉しい。これからも美味しく頂こう>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.2

呪われた女王を蘇らせ、現代で戦うアクションファンタジー。ほぼハムナプトラ的な話で、お金も掛かっているのだが、ストーリーもバトルも中途半端&よく分からないところがあり残念。へっぽこなトムは新鮮だった。

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.7

優しすぎる人に備わった死神の眼。責任と選択に揺れる心情は小説で読むべきだったでしょうか。とはいえ映像化でも個人的には良かった。最終的には想像していた内容だったが、ラブストーリーとしては良いと思う。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

鏡で光(現在)を映す事ができないほどの漆黒。その黒の中には、過去(闇)が眠っている。ジャンルでいうとミステリーだが、少し不思議な世界観。ジョジョ含め、設定に全然無知ですが、楽しめました。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

過去に縛られる男性、視力を奪われた女性の数奇なラブストーリー。純朴な心に惹かれ合うが、自分のせいで起きた事故の罪意識により、離れてしまう二人。起承転結が練られていてよき。クライマックスはちょっと想像か>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.6

3枚の偽札(鳩)を探す裏の人間と巻き込まれる小説家。どこまでが現実で、どこからが物語なのか分かりづらい作りになっているので、考察するのが好きな人はハマるかもしれません。個性的な周りの人間も魅力的でした>>続きを読む

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

父の残した会社と背負う宿命。バンカーとして高い志を持って行動し、良きライバルで、ともに認め合う2人の物語。銀行員はただお金を貸すだけではなく、会社・従業員を助ける熱い仕事なのだと。。江口さんのポスト、>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.6

使命と友情の選択、同じ敵を目の前に対立する2人。インド映画らしい作りで、音楽要素も盛り沢山ですが、神がかった強さはなく解き放った動物にも襲われる現実味。ひねりはあまりなかった。

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

最高の結婚式の裏側にはトラブルがつきもの。ウェディングプランナーだけではなく、色んな人の視点から作られたコメディ。シュールなところが多いなぁとバカリズムさん監督なんすね。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

天才パイロット最後のミッション。古き良きをこの時代に撮り、小細工がない感じの話で面白い。マーベリックの人生にフォーカスされた内容で生涯現役の生き様がかっこよかった。

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.5

本当にやりたいこと、親子の繋がりがテーマのカトゥーンムービー。ワーナーのAIとプロプレイヤーにバスケ対決。バックスバニーを筆頭に、何でもありな感じとWB配給の名作パロディが散らばっていて、気楽に観れる>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.6

深刻な水不足により、心まで渇いてしまった人たち。そんな中で、一瞬でも唯一流れに逆らった脚本、演技が良かったです。なぜ家族と不仲なのかはあまり表面に出なかったが、それを考えさせる深さがありました。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

派閥や伝統に届くほどの牙。人を巻き込み、常識では考えない事をする切れ者編集長はちょっとかっこいいです。大泉さんの飄々とした雰囲気をのぞいて、原作とは別のお話と考えて良いでしょう。そこら辺が一番騙された>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.5

終末の戦士の恋模様。コミック原作のコメディで、超ふざけた話かと思いきや割と恋愛に主軸を置いている。映画として終わらせたんでしょうか、オチは無理矢理に感じた。所々で結構笑えるシーンがありました。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.7

老後に必要なのはお金だけではない、豊かな暮らしのスタイル。資金の問題からスタートするが大分話は脱線し、コミカルな方向に。オチは弱いが気楽に楽しめる話。自分が2000万円貯める計算をした時は電卓を見て震>>続きを読む

ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー(2014年製作の映画)

3.8

可愛らしさが全面にでたペンギン冒険活劇。ドリームワークスらしい作りなので、ボスベイビーと大分近い感じ。行き当たりばったりでも勇気があれば仲間は救える、ファミリームービー。

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.7

最後の銀魂。しっかり続きから始まるので、TVシリーズ・漫画をちゃんと読んでいないと話に乗り遅れちゃいます。アクション多め、あんまりふざけない虚との戦いなので、銀さんのかっこいいところを全面に出している>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.4

大切なものを失うが、それが何かは分からない。奥深い感じは察しましたが、自分の感覚ではフランス映画っぽくて、演技も演出もあまり得意じゃありませんでした。四駆以外であの雪道は走れないっしょ。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

今まで隠されていた有力者のセクシャルハラスメントを公にする実話で、変な脚色がないと感じた。真実の為、戦い抜く記者はかっこいいとしか言えないです。スポットライトより盛り上がりは抑えめ。

映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

3.5

ほんとにオールスターズというだけあって、なんかいっぱい出てきます。20周年で現在のTVシリーズは一旦置いといた感じでしょうか。誰が主役とかないように思いました。肉弾戦すごいっすね。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.7

全く詳しくありませんが、ガンダムの正統系のお話のようです。何方にも正義があり、変革に痛みが伴う考えはこのシリーズのあるあるでしょうか。セリフは独特な言い回しですが、エヴァみたく取り残された感はないので>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

惑星の統治と資源の搾取など、SF映画だが政治の色も強い。大迫力の砂虫と声で従わせる異能やアクションもあるが、個人的に全て煮え切らない感じだった。次回作大前提の終わり方はロードオブザリングと同じ感じ。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

サイコーについていない男の新幹線旅。請け負った仕事は盗み・運ぶだけだったが、狙われる狙われる。誰が、何のために、どんな計画で、などなど、徐々にあらわになっていくストーリーではあるが、基本的にはコメディ>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

夢を持ち、心折れずに生きる人たちを、ラテンの軽快な音楽とダンスでまとめたミュージカル映画。移民の苦悩や希望、貧困がテーマだが、基本的に陽気なスタイル。鼓舞する感じはララランドより、グレイテストショーマ>>続きを読む