寝相がひどいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

寝相がひどい

寝相がひどい

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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

犯罪に使われた子供の声。その子達の心にある罪の声。ふとしたきっかけで進む2本の捜査線から巡り会う二人。真相に近づいても幸せはないが、解き明かさなければいけない想い。実際の事件をモチーフにした社会派映画>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

裏社会の掟を逆手に取ったラスト。とりあえず、いつものようにぶっ殺しまくり、休める場所を探します。その後、みんなと時間に追われながら目的地を目指し、フィナーレ。過去イチでコメディ要素が多い。防弾スーツほ>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.7

母を失った悲しみが積もらないよう、周りのみんなに支えられ、鷹を育てたとんび。口が悪く、不器用極まりない漢だが、息子への愛は本物で、間違ってもわだかまりの残らない、昭和で人情味のある映画。鷹を親は偉大な>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

3.8

ある殺人事件をきっかけに普段の生活が奪われる家族。「加害者でもいいから生きていてほしい」「犯人ではないかもしれない」様々な望みを抱えながら、錯綜する情報に翻弄されるミステリー。人間模様がしっかり描かれ>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.6

反抗期の娘へささやかな嫌がらせ、キャラ弁。実話を元にしたハートフルな話で、家族の絆がメインだと思うが、ドラマチックな演出は少ないので、若干物足りなさを感じた。高校3年間作り続けたお弁当は見事。

海街diary(2015年製作の映画)

3.8

「自分の居場所を見つけた」穏やかで優しい作品。腹違いの妹と一緒に住む三姉妹。性格は違えど良い人間で、それぞれを思いやり、助け合って生きていく。個人的には三女が一番の人格者だった。

劇場(2020年製作の映画)

3.6

最後の演劇に感動を入れ込んでいるが、私生活がずっと嫌な感じなので、ちょっと純粋に受け取りずらかった。自分のことを守り、他人の言葉に敏感で、攻撃的(プライド高すぎ)。あの男のなにがいいのか分からない…く>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

あまりに有名なオチと、日本のリメイクで観た事がある気がして、脚本はいい作品なのに、衝撃的な面白さはなかった。とはいえ、推理モノの基礎を築いたような話で、ゼロからこれを考えたのは天才と言える。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.8

WBCは観ていませんが、舞台裏に着目したドキュメンタリーで面白い。特に冒頭、栗山監督のチーム作成に向けた諦めない心が良き。妥協しないメンバーを揃えて開幕、一人ひとりの力があっての結果だが、大谷選手のス>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

ヤクザと警察が手を組み、連続殺人犯を捕まえる話。系統としては狐狼の血に近い感じでまぁまぁバイオレンス。ストーリーはシンプルだが、これ系の韓国映画は面白い。銃は使わずに刃物なんすね。

コンフィデンスマン ある詐欺師の男(2012年製作の映画)

3.1

ベテラン詐欺師が出所後、トラブルに巻き込まれる話。騙し合いの密度は薄く、オチも予想と全然違う感じ。特に自殺のシーンは顔が見えないので、あーなるほど、そういう伏線ねと思ったが、最後そうですか…逆に騙され>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.5

小説を書くために堕ちていく太宰。苦悩の日々を描いているが、タイトルの通り、最低な奴なので、嫌悪感を抱く人もいるかも…。切り取り方によっては、誰も真似できない事をした偉人。皆さん名演技。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

期待を裏切らないくらいちゃんとマリオ。変に脚色していないが、既視感のない映画で楽しめました。ハテナボックスの重要性やマリオカートのシーン、昔ながらのブロックとお馴染みの敵キャラに大人も喜ぶ一作。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

海外で売れた小説の映画化と言うだけあって、脚本がしっかりしてます。青年を殺したのは湿地に住む少女か…。バックボーンを丁寧に書いていて、時系列がシンプルなのでサスペンス要素も分かりやすい。エンディングよ>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.4

ゲームのモンハンをやっていないので、なんとも言えませんが、所々のツッコミはありますね。素人目にモンスターのランクとキャラの強さが分かりにくかった。意外とグロテスクなシーン多いんすねー、ミラ頑張るなー。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

ジョーカーと別れたハーレイ・クインが色々な恨みから命を狙われるが、コミカルな感じで敵をぶっ倒すストーリー。カラフルな色彩で、戦い方もユニーク。利害関係の一致で敵が味方など、定番の作りでかなり観やすいで>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

今までの感じとは違い、恐竜の恐さというより、救出劇的ミッションインポッシブルって感じ。画の撮り方は面白く、アクションも多めなので気軽に観れます。往年のファンが好きな部分とそうじゃない部分がありそう。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

1作目が良かったからこそ、残念。崩壊した韓国にドルを探しに行った人達と生き残った人達の脱出劇。世紀末感溢れるマッドマックス的ゾンビ映画で結末は悪くないのだが、予測しやすい話し。途中はジョン・ウィックを>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

韓国人ファミリーがお金に余裕を持った暮らしの為、農業にかけるが…。カルチャーや人間関係など、奥行きがあり、ミナリ(雑草)のようにたくましく移民として生きるストーリー。そこに暮らすことで、豊かになったの>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

母を失い、不思議な世界に行く話ですが、なにを伝えようとしているか、なぜそうなったかは分からない、摩訶不思議な世界でした。ざっくり、千と千尋の神隠し風ラピュタの印象。とにかくジブリって感じなので、キャラ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

痴呆症をサスペンス風にした当事者目線の映画。時間軸や環境をど返しにしている分、奇妙さと哀しさが心に響く。悪気のない本人とサポートしたくも心労が重なる人達が現実的でつらいお話でした。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.7

ある意味、原作・映画のファンじゃないから、見やすさ重視で楽しめた。ワンピースの映画というより、Adoのライブなので、内容としては薄いが、中途半端な掘り下げがないので引っかかる部分がない。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.7

シュールな笑いと、日常にある何気ない優しさや感動のお話。トトロのオマージュや時をかける少女みたいな絵で仕掛けたり、仕掛けなかったり。なんとなく想像したオチも悪くないが、マリアと仲直りの件、二宮のキャラ>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

完結型の前作は超えてこなかったが、内容は濃くテンションの上がる作品でした。大分慣れてきたマルチバースの中でも、スパイダーマンだらけのわちゃわちゃストーリーですが、既視感のない脚本は新鮮で次作にも期待で>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.1

ユダヤ人を労働力にし、戦争で大儲けした実業家シンドラー。次第に金儲けより、人助けに考えが変わっていき、コントロールしてきた権力者を使って、ユダヤ人労働者を救っていく。素晴らしい映画ですが、もう少し尺が>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

ナイキがまだバッシュではマイナーな時代、マイケル・ジョーダンと契約を結んだサクセスストーリー。自分を信じたソニーと成功を信じる仲間達の絆がかっこいい。プレゼンのシーンをあえてドラマチックに作っていない>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

「アス」や「ゲットアウト」のようなサスペンスホラーを予想していたが、未確認飛行物体のゴリゴリSF。あまり怖い要素はなく、得体の知れない何かに襲われるところからスタート。動かない雲の設定とキレたゴーディ>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

前作より大丈夫バイオレンス要素が強く、憑依に近い鈴木亮平さんの演技は、先天性のサディスト感が見事に出ていました。大上から継いだ役目を全うするが、狂気により歯車が狂っていく。そして、後半の激動。恐いけど>>続きを読む

モータルコンバット(2021年製作の映画)

2.8

スカッとアクションだけでも期待していたが、全体的にハマりませんでした。元々がゲームなので、ストーリーはそもそも期待していなかったが、各キャラがなんともダサい…。真田さんはかっこいいが、いつも声が小さい>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

怖いっす。サイコパスな演技がハマっていて、痛いたしい描写が嫌に印象的な映画でした。現実的ではないが、狂気と刺激が欲しい人にはすごく面白いでしょう。あのキャラがああなるのもビックリで、最後のシーンも意味>>続きを読む

映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

3.7

安定した面白さで子どもと観るのにちょうど良い。盛り上がりのポイントは石槍のすり替え。世紀を跨いでも最終的には原始のアナログと生き物たちの助け合いが最強ということ。一回は家でしたくなるよねー。

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.5

疫病と戦争、対立がざっくりな感じで描かれています。絵、アニメーションは嫌いじゃないが、迫力があって面白いとか、メッセージ性が強くて響くとかはないです。2回くらい観た方が面白い作品かも。強きより心優しき>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

英雄と称された詐欺師の後継ぎ問題でスタート。個人にスポットを当て、時間や環境をずらした撮り方なので、徐々に共犯者が解っていく感じ。巧妙と言うよりは規模の大きい演劇です。ダー子のキャラと故人へのリスペク>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

ヴェノムの声、セリフは、言う事、見た目ヒールなのに可愛らしさがある新鮮なキャラクターでした。アクション推しや脚本を捻るストーリーでもないが、展開はあるので楽しく観れる。前作より気持ち悪さ減りました?

余命10年(2022年製作の映画)

4.1

非常に撮り方の綺麗な映画でした。相思相愛なのに結ばれないストーリーは哀しく、つらいところですが、それぞれの心境が丁寧に描かれていたので、結末も含めて良きお話でした。主演2人もそうですが、脇を固める演技>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.6

既視感のあるストーリーに間違いはないが、刑事ドラマを構えず観るには良い作品。緊迫感は少ないが、銃撃戦の激しさはリアルな描写で痛々しいところあり。チャドウィック・ボーズマンのやつれていく姿は悲しいがやり>>続きを読む