アンニュイさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アンニュイ

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聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.7

昔、名画座で観た時には、⁉︎だったけど、今やっと理解出来た気がする。

この映画はオルミ風ホラー映画だと考えるとと、なんか全てが腑に落ちた。

お酒って怖いね。。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.7

私は、81年生まれの日本人男性です。


遅ればせながら、早稲田松竹で観てきました。

題材もあってか、観客の多くが女性でしたが、この映画は男性にこそ、おススメしたい、いや、観るべき映画だと思います。
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.5

『市民ケーン』に詳しかろうが、詳しくなかろうが、

当時の社会情勢に詳しかろうが、詳しくなかろうが、

この映画は映画としての出来が微妙だと思うんだけど…(もちろん、潤沢な資金で作られたろうから、美術
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幕あい(2019年製作の映画)

3.7

ワイルドスピードがそんな作られていたことに驚いた。(全く観たことも、興味もなかったけど、観て見ようかな。。)

日本の若者と違って、フランスの若者は、ヌーベルヴァーグとかネオレアリズモ映画に普通に親し
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オペラ座 血の喝采 完全版(1988年製作の映画)

3.3

劇中の台詞を借りるのならば、奇抜さで賞賛される映画。

特に、眼球針バーコードのアイデアは素晴らしい。

核家族(2020年製作の映画)

3.5

ヌーディスト・キャンプ(母の世界)で一緒にバカンスを過ごそうとも、息子の目は新しい世界(新しい恋・同性愛)に向けられていて、、、

目覚めた息子の世界で、幽霊のように取り憑いて足枷になるしかない母もま
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アデュー(2019年製作の映画)

3.8

距離感が、素晴らしい短編映画。

特にラスト

さようなら

父と娘の別れ

別れたはずなのに、パリの交通事情なのか、街に溶け込む娘を偶然見かけ、並走、車の中から見守る父…その距離感、気がつく娘、そし
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獣たち(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ミステリアスな雰囲気の少女が経験するちょっと変わったひと夏の恋、そして、成長の物語として観れば、そんなに悪くないと思う。

しかし、女友達がチャラ男、女刑事がクソ旦那をと、お前らが殺したんかーーーい❗
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二十歳の死(1991年製作の映画)

3.7

大昔、観た時は分からなかったけれど、パスカルの発作みたいなのは、悪阻ということかな…

生理(大量の経血)とともに目が覚めて、パトリックが死んだことを知る……SEXの相手はパトリックだったの??
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犬っころ(2019年製作の映画)

3.4

犬の保護施設としては、そこまで劣悪ではないのかもしれないが、そのまま人に当てはめると酷い収容所に映る。
罪を犯した訳ではないのに、刑務所なんかよりも劣悪な状況。

俯瞰のラストショットでは、犬っころが
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言葉にならない(2020年製作の映画)

3.8

重いテーマなのに、序盤笑わせてくれるところが素晴らしい。

誰にも言えないってことがやっぱり一番辛いのかな…

だから、間違えて過去を告白してしまったモーリスおじいちゃんに救われたということか…

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ソレ・ミオ ~ 私の太陽(2019年製作の映画)

3.6

夜中の水漏れに、お揃いのつなぎで出動するところなんか、泣けてくる。

映画にあってないとは、思わないけれど、しかし、なぜにナポリ民謡なのか、気になる…

ミス・シャゼル(2019年製作の映画)

3.4

クララちゃんごめん。

性格悪い子かと思ったけど、めっちゃええ子やん!

あの日、欲望の大地で(2008年製作の映画)

3.5

映画というものは、基本、脚本をベースに映像化していくものだが、文字をそのまま画に起こせば良い訳ではないと思う。

文字から画を作る際、そこに、ある飛躍が必要で、この飛躍を生み出すことこそ、監督の仕事で
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.9

凄まじい内容の素晴らしいクオリティの映画。

敢えて言いたい。この映画は、見る人を選ぶ作品……ではない!!

この映画で描かれることは、私たちが、職場で、家庭で、学校で、メディアで、SNSでやっている
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

4.0

セックスレス(セックスはしているが、感情的なセックスレス)の夫婦が、交通事故=心中未遂を通して、愛を取り戻す話と考えると、これはなかなか切なくて、泣ける映画ではないか。

思っていたより、意外と深みが
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.5

漫画の映像化という印象。

漫画の映画化にはなってないところが勿体ない。

アイリーンと岩男のキスシーンは素晴らしかった

豚小屋(1969年製作の映画)

2.5

ジャン・ピエール・レオが如何に豚を犯すのか期待してたのに…

(1989年製作の映画)

4.0

噂のペドロ・コスタの長編処女作。
これを観るために、オールナイト上映に参加。
ファーストカットから、一気に鷲掴みにされるのだが…だんだんと尻つぼみに。

5点で始まり、3点で終わる映画みたいな印象だっ
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アタシラ。(2017年製作の映画)

1.5

演技にリアリティがない上で、こういう描き方されると、ただ観てるのが辛い。後半ストーリーが繋がってもなんら、感動もない。

特に、A子のキモい演技とキモいカラコン辞めるだけで、だいぶマシになるのでは??
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犯罪「幸運」(2012年製作の映画)

3.8

変なタイトルだなって思ってたけど…最後まで観ると、なるほど、そういうことね!

エンディング曲のセンスが残念。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

子供を失ったから、子供を作ったんでしょうか?(無痛分娩する気だったのでしょうか?)

どうして滝のそばに住まないのでしょうか?

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

前半は良かったけど

後半がさ、ご都合主義的というか、随分簡単に家族再生しちゃうんだなぁ〜ってシラける。
自分達だけ勝手に癒されちゃって、被害者家族があまりにも不憫でならない。

ココシリ(2004年製作の映画)

3.9

人の命より

カモシカの命より

大切もの

彼らが守ろうしてたものは、文化を含めたチベットの土地だったんではなかろうか?

カモシカを乱獲されるということは土足で自分たちの土地を踏み荒らされるという
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国葬(2019年製作の映画)

3.5

壮大で長大フリからのテロップオチ。

連邦国家ぐるみの茶番劇。

そのスケール感はもはや、どんな劇映画も敵わないだろう。。

しかし、フリが長い、長い、長過ぎる…まぁ、長くないと意味がないんだろうけど

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.5

エイリアンシリーズ一気見!!

もはや、シリーズとは別物感がある作品。
3の失敗があるから、ここまで振り切れたのか…もはやコメディ寄り。

だか、バスケットのシーンが『プロメテウス』に引き継がれるので
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エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)

3.0

エイリアンシリーズ一気見!!


今回は監獄モノ。

といっても、もはやただの廃墟だし、犬エイリアン一匹。
そりゃ、面白くないよ。

2作目であれだけの数のエイリアン見せられて、犬一匹って…微妙な宗教
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

エイリアンシリーズ一気見!!
(子供の頃観たけど、ちゃんと観たの初めて)

映画史に残る傑作の続編ということで、質より量で勝負!!
武器も、エイリアンも大量投入!!

その潔さもあって、これはこれで、
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.5

エイリアンシリーズ一気見!!
午前十時の映画祭以来の再鑑賞。


タイトルの出方
エイリアンの造形も一番格好良い!!

ジャンルはSFホラー。シリーズでは一番格調高い雰囲気で好き。

特に、SF好きで
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.5

風車のシーンや昼夜のシーンがカットバックされるあたりまでは、面白かったけど、最後がしりつぼみかな。

明石にとっての正しさとは…


『大切な人を守ることかな』と言う。



おいおい、その意味でいう
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悪い男(2001年製作の映画)

5.0

再鑑賞。

世の中に蔓延る綺麗な上辺たげ掬い取った軟弱な純愛映画が束になっても届かないほど、最高純度をもった最悪最凶の純愛映画。

鬼才キム・ギドク監督、絶頂期の一本。


頭では、共感も理解も出来な
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.3

惜しいなぁ…俳優の熱演は見所あるが、全体的に暴力が痛そうに見えないのが残念。首絞めるなら、『カッコーの巣の上で』でのジャック・ニコルソンみたくやらないと!

いとしきエブリデイ(2012年製作の映画)

3.1

フィクションでしか辿り着けないドキュメンタリーのその先を観たかった。

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

4.0

当時は、変な映画だなぁ(決してつまらなくないが、咀嚼できない感じ)と思ってたけど、

隆盛を極めるTikTokやInstagramの女子パワーが世界を動かしている現在に見ると、この映画の先進性というか
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世界の終わり(2014年製作の映画)

3.7

シンプルな設定と展開だからこそ、監督の演出能力や俳優の力量がわかる作品だった。

会話の内容、会話のテンポ、声質、声の大きさ、二人の佇まいと距離感…どれも絶妙に素晴らしかったように思う。

なんでもな
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