けんぞーさんの映画レビュー・感想・評価

けんぞー

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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

婚約していた男性を事故で亡くし、あることがきっかけでその男性の知人達と出会っていくことになり、学生時代の甘酸っぱくて瑞々しい過去を知っていく中で取り巻く人々が時を超えて交差していきます。登場人物の心の>>続きを読む

アトリエの春、昼下がりの裸婦(2014年製作の映画)

3.8

韓国映画のこの湿度感が好きです。人間模様は湿っけたっぷりで、外の風景はさらっとしていて本当に美しいですし、マッチしています。ショットもクローズからロングまで扱っていて、飽きはこないですしどこを切り取っ>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.6

炭鉱などの一つの産業で成り立ってる村であれやこれやある物語が好きなので鑑賞。同性愛団体がストライキ中の炭坑夫を支援する話で、設定から何か物語になりそうだなぁと。と思ったら実話ベースでより感情移入できま>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.0

岩井監督とアニメーションが掛け合わさるとどうなるか…、やっぱり構図だったりカット割りのタイミングが実写に近いのですが予想以上にアニメーションがそこに溶け込んでいました。アニメの中に実写の要素が入ってき>>続きを読む

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.0

終始画面の密度が高くて足して足して足してごちゃごちゃしてて、どこもくっきりと浮かび上がらない、そんな作品です。あまり錬られたものではなく、実験的で思い付きのままに撮られた印象を受けました。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.3

韓国で実際にあった連続殺人事件を題材としているのですが、非常に生々しく事件があった場所に自身が入り込んでいるような感覚になりました。生活感のある舞台設計がホントにリアルです。そして、その舞台で演技をす>>続きを読む

幕が上がる(2015年製作の映画)

3.5

舞台に上がるまでの過程を様々な角度から切り取っており学生時代にみんなで同じベクトルに向かって何かに打ち込む姿や一度諦めかけたものを再び挑戦する姿など爽やかで勇気を与えてくれる時間でした。そこまで起伏の>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

舞台は少し古め。京都での日本の高校生と朝鮮学校生の生活を描き、国の違いによる歪みや抗争シーンが多々あります。ただそれだけではなく、国境を超える愛や音楽、形成されたコミュニティでの人とのつながりなど、重>>続きを読む

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

3.7

背景も凝っていてシーンもよく切り替わるため映像として飽きはこなくそれだけでも見る価値はあると思います。ただそれでも主役はキャラクターであり、心情を切り取るようなカメラのカット、キャラクターのボディアク>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.8

平成の終わりに平成の名作で検索してこの作品を鑑賞。
とにかくウーピーゴールドバーグの顔の表情の豊かさにこっちまで顔も一緒に釣られるぐらい感情を動かされました。周りの尼僧の表情も素敵でほっこりとします。
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

思ったほど入り込めませんでした。
アクション、再現度は素晴らしかったです。
原作は未読でしたが、展開が読めたので少し既視感のようなものを感じました。
ただ大作映画はあまり日本の予算だとできないですし、
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

グザヴィエ・ドランがお気に入りと挙げていたので再鑑賞。記録用。レビューは後ほど。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

ベニスを脱出しようとするも配荷の手違いで再び戻ることになった船上のシーンの主人公の表情や長回しが印象的。危険なところに戻ることになったのにどこか少し安堵しているような。
理容師の人が何気なく化粧をする
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

観終わった後の頭の中「何を見せられたんだろう…」
純粋な作品だなぁと感じました。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

子持ちの妹
何においても自信のなさそうな父
不器用で自己中な男
どの俳優さんも良かったしもちろん安藤さんも良かったです。

ステーキ噛み切れないシーン印象に残ったなー。

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

3.7

陸地なんて特別良いものはないよ。
そこで味わえるものを海の上で全て味わってる。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.2

綿密に練られた脚本。
友人ビリーがした行為も実は「贋作」で「真実」は別のところにあったんじゃないのかな。
あそこまでしないと解放してあげられない。
最後に来たのは新しい別の女性かな。