keroleonさんの映画レビュー・感想・評価

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ディバイナー 戦禍に光を求めて(2014年製作の映画)

4.3

これはこれは。すごい作品!
残酷な直視しづらい戦争の実態があり、でもそこには幾重にも重なる愛があり。ラッセル・クロウの初監督作、描きたいものがすごく分かりやすいから真正面から伝わってくる。

第一次世
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.4

『キックアス』は確かずいぶん前、フィルマークスビギナーの時にレビューを書いたもんだな〜。しみじみ。はい、続編です。続きモノで心から楽しめたのはゴッドファーザーとBTTFぐらいしか浮かばないけど、これも>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.9

80年代の傑作コメディ!途中少し中だるみはあったけど、後半に進むにつれてどんどんエキサイティングな展開に!ひたすら音楽に惚れる。踊れるおデブ・ジェイクにも、クールな弟・エルウッドにも惚れる。いまだ根強>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.8

周りを幸せにすることを目標に生きる、ちょっとおバカで憎めない小悪魔ちゃん・シェールが初めて恋をした❤️そのお相手は…??
90sのキュートな要素が詰まったポップな一本!想像以上に楽しんじゃいました。L
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ハッピーエンドの選び方(2014年製作の映画)

3.6

今生きている私たち全員に平等にやってくるのが”死”。では、その人生の終焉を自分で決めることが出来たら??

尊厳死、安楽死、認知症…こんな重いテーマを、ブラックユーモアでクスッとコーティングしたイスラ
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ラヴレース(2013年製作の映画)

3.0

70年代に一夜にしてスーパースターの仲間入りを果たしたポルノ界の革命児、リンダ・ラブレースの自伝映画。

中盤あたりから女性として観るのが苦しくなってくる…これは辛いよ!
アマンダの脱ぎっぷりについて
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

4.3

ワーナー試写で鑑賞。
「星の王子さま」のアフターストーリーを、完成度の高いアニメーションで描く。

あぁ本当に良い映画だ…!
心底こう思えるのは久しぶり。
涙腺揺さぶられるし、観終わった後もジワジワく
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.8

血みどろグロ描写が苦手分野の私、「この映画あなたには絶対ムリでしょーw」と言われてイラっとしたので観ました。後悔はしていません。むしろ倫理観ブッ飛んだ神秘の世界に引きずり込まれ、何かが自分の中で弾けて>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

3.5

80sなどこかのほほんとした空気感ただようゴキゲンな青春ダンス映画。

帽子いいね、どこで買ったの?て聞くだけで仲良しグループの仲間に入れちゃう。

音楽とダンスとお酒を町ぐるみで禁止って…禁止すれば
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.5

人生の半分以上を海外で過ごしてきた私は、日本に帰国したとき周りのルール、常識、感覚が自分のそれと恐ろしいほど違っていた。だからこそ躍起になって合わせようとしたし、周りの世界が自分の世界そのものだった。>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

Little Green Bagと共に黒スーツ&サングラスの男達がスローモーションで闊歩する…このOPが最高にクールすぎてループが止まらない〜!

Mr.オレンジの過去ストーリーでドラッグディーラーの
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余命90分の男(2014年製作の映画)

3.4

ブルックリンブリッジの上に立つ怒りと哀しみに溢れたロビン・ウィリアムズを観ながら、複雑な思いでいっぱいだった。
どうしてこの作品を演じた上で、逝ってしまったんだろう…コミカルでわりとサクッと観られる内
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.6

もうとにかくひたすらhappyでファンタジックな魔法にかかりたい気分の時に、全力でオススメ!!
悪人ひとりも出てこない(まぁ1人犯罪者混ざってるけど)、恋に落ちちゃ恋に破れ、それでもみーんな調子っぱず
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.8

イヴが椎名林檎さんに見えて仕方なかった。Kawaii日本女子の感覚に近い。
ベルセバの曲や歌声、雰囲気はいいけど少し退屈。もう少しキャラクターに感情移入したかったかなー。気持ちが読取りづらかったり。
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.5

泣ける泣ける泣ける!嗚咽レベル!こんな名作が2010年までDVDになっていなかったなんて。

キラキラした少年達のひと夏の冒険が眩しくて、限られた時間が終わることが切なくて…。
HIV感染の偏見も治療
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

2時間34分は長かった!
ファンが多いのは納得できる。
血みどろ展開が苦手な私は終始ビクビクしながら観てしまって、意味のない会話劇を純粋に楽しめなかった…なんかもったいなかったな。

冷静沈着なMr.
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.8

私は細田守監督作品をほぼ観ていて『時をかける少女』は毎年夏の恒例儀式のように必ず観る大好きな作品なんですが、その個人的な観点から。

バケモノの世界に迷い込む前半はかなりワクワクしたしキャラも立ってて
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.2

この映画を観て、胸が暖かいもので満たされて、涙が溢れた…

11歳の少女ライリーの頭の中にいる5つの感情達は、時に言い合いしたりハチャメチャなケンカしたりする。でも彼らの思いはたった一つ:ライリーを幸
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

私は個人的に是枝監督のファンでこれまでの作品ほとんど観てますが、彼の作品の魅力って子供たちの自然な演技はもちろん、常に自然と死が近くに存在することを教えてくれるところだと思う。
人間は生まれれば必ず死
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

きっとドラン史上最高傑作!!
普遍的な「母と子」を主軸に精神疾患という重いテーマも絡めつつ、さらに女の友情も軽やかに描いてるヒューマンドラマ。

もう前半からゾワゾワ…と迫ってくる親子間の閉塞感がすご
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.8

少女の夢をそのまますっぽり取り出して映像化しちゃったのが、このザ・王道シンデレラ!
プリンセス願望をことごとく刺激してくれる、魔法にかけられた時間にうっとり…でした♡

特に監督がこだわりぬいたという
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Mr.Children REFLECTION(2015年製作の映画)

-

え、日本を代表する超大物バンドが、Zepp Sapporoという2000人ほどのキャパで行うミニマムなLIVEを映画館で楽しめるなんて、そんなの観るに決まってるでしょッ!
仕事終わりの変なテンションで
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劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

4.2

ポレポレ東中野でようやく観られました!女ひとりのレイトショー。
DVDじゃない。劇場で、その場に偶然居合わせた人達のバイブスを感じながら観たかったんだー!!なぜなら、これは全く新しい映画体験、「共犯体
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

「天才」と「変態」は本当に紙一重だ。

戦争という運命に翻弄され孤独に生きた、実在した天才の物語。これがまさかの実話!しかも半世紀以上も政府に隠されていた事実だったなんて…恐ろしい話だなぁ。
でも闇に
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.9

試写会にて。
盛り盛り盛りだくさんのディズニー映画NEXTステージ!
あのディズニーが、元ネタをぶち壊してまた次に進んで行くための布石となる意欲作。いわゆる従来のハッピーエンドな「おとぎ話」をドス黒く
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.7

2015年劇場鑑賞初めはこの映画!観た人みんなが怖い怖いと脅してくるので、早く観たい!とハードルがMax上がった状態でようやく鑑賞。

感想:ファンタジーとしてほぼ完璧にまとまってる作品。つまり、最高
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

リチャード・カーティス監督って本当に愛とユーモアに溢れた優しい人なんだろうなぁ。ご本人にお会いせずとも、彼の分身のような作品を観ればもう人となりがわかってしまうよ。

『アバウト・タイム〜愛おしい時間
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

2015年映画初めはコレ!
「障害者」「健常者」とか関係なく、ただただそこにあるのは男と男のアツい友情。オペラ観ながら爆笑しちゃうシーン笑えた。私も高尚なアートは飽きて爆睡しちゃうからなー。。

あの
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.8

試写にて。
〈ロボットと少年〉といえば、日本には絶対的エースの「ドラえもん」がいる。わたしもドラ泣きしたクチだけど、「ベイマックス」はその存在を脅かすNEXT国民的ヒーローになれるかもしれない!

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カメレオンマン(1983年製作の映画)

3.7

周りに溶け込もうと、次々とその姿かたちを変えてしまう摩訶不思議なとある男の物語。
精巧に撮られたドキュメンタリー調のモキュメンタリー作品。

83年の映画だけど、この頃のウディ・アレンて攻めてたんだな
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.3

目には目を、刃には刃を!
切れ味するどすぎる復讐ブラックミュージカル。

ミュージカルナンバーとティム・バートンとジョニー・デップと。極上の組み合わせでSTORY的にも魅力的。ただ、モノクロの画面に飛
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.6

愛すべきドラン監督の最新作!
監督初挑戦のサイコサスペンス。これまでの作品にはなかった、息の詰まるような閉塞感は新境地!ソワソワ・ドキドキが止まりませんでした…

まずはこの映画のアートワークを見よ!
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.2

うむー。シャレオツ映画の極み。
好きな人はすっごい好きだとは思う。私はあんまりハマらなかっただけで、映像センスと音楽の使い方は抜群だし、オサレカフェで大きなスクリーンで流れてたらすごく雰囲気あると思う
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

巨匠シリーズ。
昨日はDVD3本一気見して目と頭がお疲れだったけど、夜に観た最後の1本がこれでほんと良かった!
オムニバス形式で紡がれる、小さな夜のTAXI物語。一期一会のショートトリップ。
すごく好
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建築学概論(2012年製作の映画)

3.2

あの時、ちゃんと想いを告げてたら…!
態度に出せてれば…!
初恋の味は「たられば」の味。
若くて苦い思い出。

不器用でコドモで素直じゃなかった自分の初恋を、痛いほど噛み締めざるを得ないのがこの映画。
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.4

こんな作品は誰も観た事ないんじゃないか!?
なんせ6歳の主人公を12年間撮影し続けて、ひとつの映画にまとめてしまった異作なのです。ここに、ひとりの人生が集約されてる。不可能に思えるこんな事が実現してし
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