魯薄さんの映画レビュー・感想・評価

魯薄

魯薄

007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

1997年公開。

今では当たり前になっているノーキーの車を用いたアクションや指紋認証が如何なく存在感を発揮しています。

加えて、経済発展の途上にある香港の郷愁に溢れる街並みを随所に見掛けられ、時間
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

2.9

ピアース・ブロスナンが初めてボンドを演じた作品。

ペテルブルク市内での戦車を使ったカーチェイスやスイス奥地の巨大アンテナを爆破するシーンなど、多くの見所があります!

さらに、今回のボンドガールはロ
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.8

大人気ゲームが基となった作品。

世界観や戦闘シーンの随所にゲームと同様の行動を散りばめており,非常に見応えがあった。

ナチス第三の男(2017年製作の映画)

2.9

ターゲット(ハイドリヒ)と暗殺部隊の視点からエンスラポイド作戦を描いた作品。

前半部分で,如何にしてハイドリヒの人格が形成されたのかを描写し,続く後半部分では,暗殺への道筋を示すことにより,一度で2
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ビキニ・カー・ウォッシュ(2015年製作の映画)

2.0

メンタルが疲れた時や虚無に駆られている時に観ると元気が出ます。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

韓国における『あまりにも大きな貧富の差』と『歪んだ社会構造』を明朗に表現した作品。

一度格差が固定化されれば自力での離脱は困難であり,他者に「パラサイト」せざるを得ないことが理解できます。(他人事で
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.5

うだつの上がらない漫画家によるドタバタコメディー()

ツッコミどころは多々ありますが,従来は画一的だったゾンビに個性を持たせるとともに,各ゾンビも人間であったことを印象付けている点等,新規性も散見さ
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関ヶ原(2017年製作の映画)

5.0

「全ては天下国家のため」義に生き,義に殉じた忠臣・石田三成公の視点で関ケ原の戦いを描いた名作。
虎視眈々と政権掌握へと突き進む徳川家康と対比することで,三成公の高潔な志や「将の将たるには純粋過ぎる」性
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

「常識とは何か」この映画を一言で表すに相応しいテーマだ。確かに「常識」に従っていれば,大きな失敗や不要なリスクを負わずに済む。しかし,それによって自由を不当に制限されている者にとっては,ただの足枷でし>>続きを読む

レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

2.4

無機質な室内に整列した多くの少女たち,物語はそこから始まる。

場所や時間,登場人物が置かれた環境など,多くのことが不明なままストーリーは進んでいくが,随所に手掛かりが隠されているので推理しながら観る
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

2.5

どこか懐かしさを感じられるコメディ映画。日々の生活に疲れた際には,思考停止で見ていられるのでオススメ。

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

2.2

絢爛豪華なサン・ピエトロ寺院やコンクラーベのプロセス,教皇の重責を把握することができる。但し,作中には大きな見せ場がないため,一貫して平坦な印象を受ける。