カシワイさんの映画レビュー・感想・評価

カシワイ

カシワイ

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.1

画が終始かっこよくてしびれた。コズモは女の子たちとやいのやいのやってる時が一番生き生きしてる。
関係ないけどホール回してる人がトランプに似てる。(茶トランプ)

街の灯(1931年製作の映画)

4.5

チャップリン初鑑賞。ケラケラ笑ってしまった。シャボン説教おじさん、レフリーと3人組ボクシング。結局お金のちからは強いという風刺もある。
ヒロインにこの映画を教えてくれた子の面影があった。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.1

半矢の鹿(自然、住人..)の決死の一撃。

『観光地ぶらり』をつい最近読んだこともあり、今まで自分が呑気な顔で歩いていた観光地それぞれに潰された声があったのかなと想像する。

説明会、車内の会話がスリ
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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.1

サーカスが連れてきた暴力が日常になだれ込んでくる音。目の合わないくじらの瞳。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

最後は最初に見ているのでいつバレるんかとずっとハラハラして心臓に悪かった。
窓から見えるダンスや魚獲るところなど本筋と関係ない映像がところどころに挟まれているのが好き。

カサブランカ(1942年製作の映画)

-

カサブランカ空港からモロッコの旅が始まったので鑑賞。モロッコ要素はそんなになかった。君の瞳に乾杯の出典を見れて感動したけどその後計4回言ってた。

絶対情で倒せるリックに助けを求めるのはずるくないか?
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Here(2023年製作の映画)

4.2

私が初めてコケを間近に観た時の気持ちがこの映画に現れていた。ひと鍋のスープを分かち合う時間。音がとてもいい。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.3

予告見て絶対観に行こうと決めていた。思っていた以上に夢とうつつの境目が曖昧だった。
幽霊にされて夜に生きているハードワーカーの移民の人々をつつむ美しい光。幾つかの善意。

バービー(2023年製作の映画)

3.6

飛行機で観た。最後の方の話のたたみ方とかは疑問もあるけど舞台や衣装が可愛くて作り込みがすごかった。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

2回観た。

過去は振り払っても記憶を失っても己についてくる。映画の力を信じた祈りのよう。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

夜どおし歩くデート。牛の劇観に行くのかと思ってた。レコード視聴のシーンがよかった。もっかい会わない方が良くない?

プリズン・サークル(2019年製作の映画)

4.8

本は読んだもののずっと観たかったドキュメンタリー『プリズンサークル』を鑑賞。(大阪弁護士会館。上映後坂上監督の短いトークも)

顔はモザイクでも声色や話すテンポや仕草で伝わってくるものがたくさんあって
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

生まれなおした2回目の生で、女として歩み世界と馬鹿どもを殴りたおしていく。ベラの衣装がとってもかわいい。

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

とても好きだった。それでも愛や善意を信じたくなる映画だった。ユーモアといっぬも。

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

3.6

ロッキー3.4のレンタルがなかったからすっ飛ばしてファイナルへ。ロッキーは歳を重ね、エイドリアンはおらず、年月が経った同窓会みたいな気持ち。でもポーリーは悪友のままなんも変わってなくてよかった。
あら
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.3

構成が整理されてよくまとまっており最後はじんとした。ツチカさんの絵がめちゃくちゃ動いていて可愛い。音楽はtofubeatsさん。

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.7

ロッキーしばらくうじうじしとった。動物園デートとトラのスタジャンが可愛い。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

ハイテンポで話が巡っていく会話劇。怒鳴りすぎ問題除けば面白かった。画がかっこいい!光や色の操作。
タクシーの下りが好きすぎる。

ロッキー(1976年製作の映画)

-

熱血殴り合い映画無理です!と避けてきたけど、観たら思いのほかロッキーはやや影のあるいいやつだったし面白かった。かの有名な修行シーンも観れました。生肉パンチ。

ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.3

哀しみも理不尽も不思議なユーモアで包み込んでいた。兄は飛行機、婦人科での鳥の構え、ラストの飛翔。

劇場出たら同じ回を観ていた友人たちとばったり会えた。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

-

画がかっこいい!色も音楽も良かった。しかし親とのうんぬんは外せないのかな。
続きが楽しみ。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

がっつりファンタジーだったのがタイトルからは予想外だった。鳥たち。
兎にも角にも宮崎駿作品の新作を観ることができる幸せに感謝。
気持ちの悪いものが多かったり、怖いところはちゃんと怖いところがすき。設定
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

夏のバカンスの空気も、大人と子どもの境目の時間も、永遠でないことを知っているからずっと切ない感じだった。

記録と記憶。カモンカモン味も少しある。

理想化されたバカンスだけでなくて細部がある。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

姿を見せる前とサルがこわかった。思いのほかホラー以外のシナリオで楽しめた。

EO イーオー(2022年製作の映画)

2.5

ロバ目線の人間生活と聞いて楽しみに観に行ったのに、かなり意図の入った映像で特殊な人間たちの話だった。音楽も騒々しい。 ロバもっと可愛いポテンシャルあるのに…

THE COCKPIT(2014年製作の映画)

3.9

遊び楽しみながら妥協なくひとつの曲をつくっていく過程 NIKEのシューボックスの謎ゲームであんなかっこいい曲できるんだな 配信してほしい

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

-

作中の音楽とピアノを上原ひろみさん、ドラムは石若駿さんと聞いて。

音楽を聴きに行ったのでいいのだけれど、ストーリーラインには全く乗れなかった。ドラマチックのために人の人生を思い通りにできると思うなよ
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.2

街並みやお祭りに台湾を感じるのでひさーしぶりに観た。こんなに引用多かったっけ。CGに時代を感じつつも映像がずっと綺麗。

TVシリーズの爽快な刑事物も好きだし映画版の哲学的な押井節も好き。

帰れない山(2022年製作の映画)

4.0

山の映像がとにかく綺麗。エンドロールの山の音もよかった。小説ぽい映画と思ったら原作があるらしい。

お父さんの山小屋があってふたりともよかったね。理想と現実の折り合いがつけられないふたり。
主人公がモ
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.6

pvパートはほんとに素晴らしい作画でいい歌ばかりなのに、おねえさんが絵の夢を諦めてお嫁さんになるんはバッドエンドでしかないやん。戦地に送られた仔馬=おねえさんにしか見えない。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

主演の子の演技、あみ子にしか見えなくてすごい。原作好きすぎるから映画を観るの躊躇してたけどちゃんと映画としてもよかった。音楽は青葉市子さん。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

家族愛のストーリーラインは興味ないけどそれ以外のとこは予想よりも好き勝手やっててよかった。痛そうなシーンが多めなのは厳しかった。

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