NVと4をプレイ済み。
あの世界観を実写で再現できたことの感動もそうだがVaultでの生活の模様や荒廃の経緯も描いてくれたことでシリーズへの理解がかなり深まったし楽しかった。
開拓時代に逆戻りしたよう>>続きを読む
刑務所ありきの町なので基本的に塀の外にも暴力と罪が溢れていて、それを制御するのが主人公の立場。仲間の刑事、看守、そして収監されている各ギャングたちを争わせず大人しくさせるために、劇中でほとんど常に携帯>>続きを読む
毎度毎度2人の主人公の独立した物語をそれぞれ面白さと強度を保ちながら進める脚本と構成の凄さに唸る。
チャックの死去がジミーにもたらした影響、マイクはガスの元で働くようになっていよいよラボを建設、という>>続きを読む
いわゆる意識高い系（向こうではwoke）の嫌なところを絶妙に描いたホームコメディが終盤までは続く。自分が一番良いことをしてると思ってる奴と自分が一番面白いと思ってる奴のすることは本当に救いがない。その>>続きを読む
誘拐の手違いってなんかファーゴみたいだな、と思いながらそんな感じの予想のつかないサスペンスで楽しかったのは間違いない。ただ結末に向けてすべてが収束するみたいなクライマックスの絶頂感は期待したほどではな>>続きを読む
後日談もなく非常にあっさりとした中規模ドラマだな（モンタナの目撃者みたいな味わい）と思った反面、なかなか色んな層を物語に差し込んでるな、と面白く見た。
スパイの罪悪感と葛藤自体は真新しくないが、そこに>>続きを読む
「ナメてた主婦が実は」的な展開で始まるこのシーズン。その楽しげな幕開けからティルマンの登場と過去が明らかになると共にファーゴらしい「負」の部分がある見え始める。ロレインの毒母ぶりもかなり面白く、もしや>>続きを読む
終始きつい場面が続く。虐待に続く虐待。差別、組織的犯罪。福音派カルト。だがそんなアメリカの歴史の暗部、黒人奴隷の受難を見せつけながらも、僅かな喜びを余すところなく描こうという強い意志が見られた。特に光>>続きを読む
最終章は賛否両論だったらしいが信じ難い。これ以外の終わらせ方はないと思う。そりゃあの二人があのまま仲良く玉座に座って七王国を治めるのが一番気持ちいい。だが女王はあまりにも復讐に取り憑かれていたし、その>>続きを読む
退屈せずには観た。のだが、有名な原作小説とオピオイド汚染を絡ませるというアイディアはそんなに上手く功を奏してなかったような気がする。オピオイド汚染は単に単語として扱われるだけで現に苦しむ人が多くいる描>>続きを読む
ハリソン・フォードとヘレン・ミレンのW主演という触れ書きだが、演技のインパクトというか脚本に力が入っていたのはヘレン・ミレンの方で、冒頭の狼藉を撃ち殺して咆哮する彼女からいきなり衝撃を受けた。それから>>続きを読む
舞台はボルチモアの港湾。十数名の遺体というなかなかハードな始まり。港湾労働者や開発、解散してしまった捜査員たちのその後、など前シーズン同様かなりじっくり刑事ドラマというより群像激として描かれていく。上>>続きを読む
こういうリミテッドシリーズがもっとあるべきなのだが。
オリーヴは正直「良い」人間ではないよう見える。とにかく愛想が悪いし息子に対しても夫に対しても厳しすぎる（まあ夫は夫で若い子に変に親切すぎるが）。そ>>続きを読む
まさかのジミーがほぼ主人公というシーズン。ケイシーは最初の銃撃戦以降ほとんど何もしてない……
今回はイエローストーン地区の再開発が少しずつ進むと共に、環境保護論者という今風な軸が差し込まれ（しかもヴィ>>続きを読む
ロキの心の闇を救うのが別の世界線のロキとの恋愛、というのは闇が深い人を救う手立てとしてはかなりいいアイディアだと思ったのでそこは面白く観た。あとはいかにもMCUというかディズニー的というのかVFX祭り>>続きを読む
前シーズンで教団に襲われたトラウマで引きこもりがちなのを治そうとする、というやはり家が絶対的な舞台の物語になる。しかし彼女は徐々に外に出れるようになり、公園を散歩しお祭りにも参加する、と外部が積極的に>>続きを読む
ウェストワールドを作ったのは人の様々な行動を記録して計算し、人間の管理に使うため、という展開にはなるほど、と思う。なら現代社会が舞台になるのも分かる。ドロレスがまず人間の解放を目論むのもまあ分かる。だ>>続きを読む
田舎を舞台にした少女連続殺人というフーダニットのミステリーであると同時に主人公の過去、家族と町の闇が明らかにされていく。母性の暴走がテーマという感じ。
町での陰湿な会話や（都会人を街の名で呼ぶ田舎特有>>続きを読む
一応主人公はダットン家なのだが、前日譚と言いつつそれほどイエローストーンとの繋がりはなく、テイラー・シェリダンはいわゆる「ユニバース化」によってその世界観を深めようとしているというよりは、アメリカ史を>>続きを読む
ポスト・アポカリプスものでこういう感触のものが作れるのか、という感動があった唯一無二のドラマ。パンデミック後に散り散りになった共同体に向けてシェイクスピアを上演する旅一座、という設定だけで結構おもしろ>>続きを読む
まあ、そらキャンセルされるか、という感じのシーズン。
前シーズンの最後に提示された伝奇ミステリー的な謎については一切触れられず。新たな惑星でまあまあの水準の生活を始め、そこの支配者AIを倒す。
自分が>>続きを読む
レフン、自信満々でシーズン2やる気なのちょっと笑ってしまった。いや絶対観たいけど。
女という性を食い物にする、簡単に奪うような奴らをカウボーイのように懲らしめる、というのが大まかな筋になるが、じゃあ>>続きを読む
ウェストワールドが造られた本当の目的、フォードとアーノルドがホストに何をさせたかったか（してもらいたかったか）が明らかになるシーズン。
ホスト側は復讐に燃えるドロレスと作られた記憶だと自覚しながら娘を>>続きを読む
潜入とはいっても主人公は素人で、動機も投獄することになった恨みからなのだが、にしては肝が座りすぎている。チョンに銃を向けられても表情変えないし、自分を守るために誰かを身代わりにすることも厭わない。その>>続きを読む
営業兼中間管理職フェリクスの苦悩が引き続き描かれる。
デカくて強いが金を払ってくれないコロンビアのカリ、当然不満に思って抜けがけを企むティフアナ、そして喧嘩を始めるパチョ。各地を飛び回りながら電話でト>>続きを読む
死ぬ日時をいきなり指定される、ゴリゴリのモンスターがその日時どおりに殺しに来る、というあまり捻りのない設定から結構面白い展開になっていて驚いた。あまりに民衆を愚かに描きすぎているところもなくはないが。>>続きを読む
衝撃度で言えば「真夜中のミサ」には及ばないんだが、余命短い若者が集うホスピスで毎晩物語を紡ぐ、という設定はかなり好みだった。そして先に死んだ者はサインを必ず送り、死後の世界を証明するという野望も良い。>>続きを読む
キリストの磔の場面が再現されたときはちょっと鳥肌が立ったが、フォレストたちはそこまで歴史に対して野蛮な方向には進まなかった。あくまで目的は家族だったがそのために世界がどうなっても、というセカイ系にも進>>続きを読む
実話が基なんだからしょうがないんだろうけど、モルモン教はともかくユタ州そのもののイメージがとてつもなく下がりそうで心配になってしまった。
モルモン教という開拓／侵略に特化して作られた派閥のさらに過激派>>続きを読む
霊、幽霊屋敷にではなく、そこで生活した家族の過去と現在に焦点を当てたフラナガンならではのホラードラマ。
序盤は兄妹一人につき1話が順番に語られ、5話の葬式にて一同に会する。幽霊屋敷での経験によって壊れ>>続きを読む
見所が本当に多い。
資料改竄を巡る兄弟のいざこざとその後の奮闘。マイク側はついにガスが登場して三角、いやナチョを含めると四角関係に。
なぜ敵は自分の居場所を知ってたのか、という疑問を解決するためにマイ>>続きを読む
冒頭の空中戦で危うく心掴まれそうになったが、やはり初っ端がアクションのピークだった。
ただストーリーはかなり気合が入っていた。キャップ亡き後、アイコンを失った合衆国。これはジャスティスリーグとも通ずる>>続きを読む
僕の感覚がおかしいんだが、序盤のキネシオロジーのセラピストが探偵の記憶を掘り起こすところが一番興奮した。洗脳と齟齬を起こして苦しむ姿も良かった。
全体的にはややコメディ色が強くなる展開だった。ピザ屋を>>続きを読む
話としては普通のヤクザの抗争ものなんだが外国から移住してきた者たちの視点から見る90年代後半の東京という点で日本人にも真新しい。ジェイクもサマンサも共に故郷と家族を捨てている。アジールとしての東京の繁>>続きを読む
神殺しに母殺し。ギリシャ神話や北欧神話の極めて優れた現代版を見るような感じで見た。ただ悪趣味なだけではない。相当な気合いが入っている。
スーパーヒーローが産業になっているのはまあ普通として、国軍への加>>続きを読む
なるほど、ラグナルがすぐ妻に興味無くしていたのは（子供いるのに）性豪キャラなのかなと思ってたらアセルスタン一筋だったのか。しかもフロキとの三角関係。イングランドで農業したいって言ったりパリに行きたいっ>>続きを読む
