Aikさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃで、めちゃくちゃ良かった。光や温度のように思っていたけど、流れるんだ。
ジム(犬)が最高、登場人物たちがいちいちジムに挨拶する姿にニッコリ頷いた。

戦争と母性(1933年製作の映画)

4.2

変わることと赦すこと。
悲しみの中にコメディがあったけど旅に出てからはコメディの中に悲しみがある。

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.6

あまりにも気分がよくお腹がいっぱいで一瞬寝てしまった。妹の意地悪の仕方、ゴダールが撮るアンナの役のように思った。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

一刻もはやくHammingbird聴きながら自分の部屋で横になりたい!ビジュアルクオリティの高さに脱帽、元気でる〜〜〜〜

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールすごく良かったなぁ。

ポスタービジュアルみたいな可愛らしいシーンがあるのかと思ったら、怒鳴ったりもの叩いたりするシーンのストレスで疲れちゃった...あと大学生の一人暮らし家が広すぎる..
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怪物(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

楽器の音で"その時"だとわからせること、車窓の泥が雨で星のように光るカット、「白線越えたら地獄だよ」「僕は星川依里くんですか?」などが良かった。元気づけるための母のモノマネが湊にもたらす意味とか。>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.9

愛とか恋とか家族とか友人とかじゃないし、移動はするけどどこにも行けず何にもなれず、行為や状態にアイデンティティを求めて退屈にジワジワ追い詰められていく様子。でもあまり差し迫られない。そして自分で運転し>>続きを読む

光陰的故事(1982年製作の映画)

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エドワードヤンだけ見た。見られて嬉しい!光とか色はもう既にエドワードヤンだったなあ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

カラムの演技が良かったなあ。バースデーソングの時のあの顔よ。
バスのクラクションとかベランダに登ったり夜の海もギプス外すのをミスるのも、ソフィの知らない父の姿を私たちだけが観ている。ごめんと思ってしま
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肉弾鬼中隊(1934年製作の映画)

3.9

ほたるの光で締める映画〜!
蜃気楼みたいなかんじで、今ここにないものを想像して話したり、ダンケルクのように見えない敵とずっと闘う。

M(1931年製作の映画)

3.7

犯行も捜査もツメが甘すぎ〜!と思っていたら地下裁判ずっとすごい!人を人が裁くこと。

コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って 4Kレストア版(1993年製作の映画)

4.3

ロープウェイが最高だからもう良いに決まってる!決まってるんだけど、葬儀、おじさん謎ダンス、坂を下るソリ、バスダンス、チャリ漕ぎエンディング、不思議な美しさがたくさんあった。そこに紛争がある。笑いながら>>続きを読む

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.2

最高おりこう犬ヨラテンゴムービー。
言葉に表されていない思いがいまここにある、という気配が漂っていていて、会話と会話を景色と音楽がつないでく。タイトルの出方の良さ。

ラルジャン(1983年製作の映画)

3.8

悲運よりも人間に対する諦めのような絶望感があって、だから犬は無事なのかなぁ、とか。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.5

ツッコミどころはあるけどそのくらいないとストップモーション凄すぎて腰が抜けてしまうからちょうど良い!
童話ベースで現実の世界大戦が設定にある、という距離感が新鮮だったなあ。

殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

言うて殺しが鮮やかでもなかったり計画がザルだったり所々コミカル。音楽良かった。ベイビー最初は憎めない奴だったのに、弱いものは殺さんとか言ってたのに、逆ギレ死神エンドだ。。
最後のカーチェイスはスーが運
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それぞれのシネマ 〜カンヌ国際映画祭60回記念製作映画〜(2007年製作の映画)

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良かったやつの記憶

アンゲロプロス
カウリスマキ
ホウシャオシェン
キアロスタミ
ウォンカーウァイ
ウォルター・サレス
ナンニ・モレッティ
ダルデンヌ
チャンイーモウ
ロマンポランスキー
ケンローチ

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ノイズを消し続けてたどり着く果て。
車のドリンクホルダー付近のエアコンから出る音に目をつけるところが謎に個人的ヒットだった、あそこから変な音するよね。何度か人のことをロボだと言っていたけど、彼らの言葉
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Blue(2018年製作の映画)

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嫌な夢見て眠れない時の自分だ
窓の外で犬が鳴いていて映画と一体化した

ゴダールの決別(1993年製作の映画)

4.3

重複と繰り返し、横移動、名前を呼ぶ声。

「我々にはかすかながら贖罪の能力がある、過去がそれを必要としている」

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.9

キレキレ。絶対に動物を美しく撮る、という気合を感じる。
巨人のドシンが悪魔転生した時みたいな、綺麗な自然世界が一気に赤い地獄となるシーン。

アムステルダム(2022年製作の映画)

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「必要」か「選択」か
マーゴットロビーとアニャテイラージョイ、なんて華やかなんだ〜〜

永遠と一日(1998年製作の映画)

4.6

ずっと別れや終わりが漂っているのに、残るのは祝祭なので幸福になった。
見たことのないシーンに穏やかに遭遇し続けるのが嬉しい。また見たい。

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.0

通り過ぎてゆく人たちの模様。
テンポが良い。情けなくて良い。音楽もしっかり狙ってて良い。

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.5

不思議だ、ヒロシがこの映画の存在感となってる

オーケストラ・リハーサル(1978年製作の映画)

3.9

なんかもう凄い、カオスがまるごとぶっ壊されて、奏者と一緒に黙って指揮者を見つめてしまう