きびさんの映画レビュー・感想・評価

きび

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喜劇 にっぽんのお婆あちゃん(1962年製作の映画)

4.0

お婆ちゃん二人のロードムービー。喜劇とあるが、内容はかなりいぶし銀なので、コメディだ!と思って見るのはおすすめしない。
主演お二人と他役者さん達のおじいちゃんおばあちゃんのお芝居が本当に上手い。
脚本
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

4.4

音楽 がテーマに置かれているので、ぜひ音響の良い映画館で観てほしい作品。
音楽とアニメーションの音ハメも見ていて楽しいし、鑑賞後に改めて日常に溢れている 音 を聴いてみようと思える。
アニメーション表
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

暴力や差別表現のシーン、トラウマがフラッシュバックするようなシーンもまま出てくるけど、いい映画でした。
曲だけ知ってたけど、見てから聞くと改めて曲も違って聞こえてきます。ロレンスとの最後の会話のシーン
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

友人が連れてってくれたので勢いのまま視聴。原作は読んだことあるのでどうなるんだろう?と思いながら見たけどもー面白かった!
試合の結果を知ってるはずなのにどうなる?と思わせる力がすごい。
見て良かった!

RRR(2022年製作の映画)

3.8

勧善懲悪もの。
一番泣いたのはエンドロールの曲かもしれない。インド解放闘争を彼らの歌と踊りで表現されていたので。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

色々と細かくうーん?!ってなる描写はあれど好きな映画。確定申告に苦しむ主婦を主人公に据えて展開していくお話と構成が好き。
マルチバースもので情報量や説明部分も多いけど、全体的なお話の筋はきちんと一本通
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METライブビューイング2022-23 ケヴィン・プッツ「めぐりあう時間たち」(2022年製作の映画)

3.5

映画版、原作の小説ともに未視聴で見た。
それぞれの時間が重なっては遠ざかってまた重なっての繰り返し、舞台上の演出も音楽も良かった。
原作の小説、映画版も見たくなった。

ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」(2022年製作の映画)

3.8

国立劇場で日本でも去年上演されていて話や登場人物は大まかに頭に入っていたので、イギリス版見た時もそこまで置いてけぼりにされずに見れた。
ユダヤ家族のお話で年代毎に追っていく群像劇。登場人物も台詞の量も
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クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

2.0

パリにあるヌードショーのドキュメンタリー。解説や補足のコメント、編集側の音楽や映像の演出がある訳ではないので、肉体美や舞台裏の資料として見るのがおすすめ。
カットはもうちょっと引きで撮ってくれないかな
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

5.0

派手な演出や音楽や台詞はほとんど使われていない。
「テクノ」のヤンから見た、彼が過ごした日々の出来事が静かに綴られる。
部屋の中で聞く雨の音、窓を開けるとそれがより鮮明になり植物や建物へと落ちていく音
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シネマ歌舞伎 一谷嫩軍記 熊谷陣屋(2011年製作の映画)

4.0

残しておくの忘れてた。吉右衛門さんの言う直実の台詞、そしてラストの走り去っていく姿がいつまでも記憶に残る。期間を空けて3度ほど見た。それでも見たくなる。定期的にリバイバルしてほしい。

犬王(2021年製作の映画)

3.8

劇場で見れて良かった。
音の演出も映像と相まって良かったので映画館で見てほしい。

ナショナル・シアター・ライヴ 2016「戦火の馬」(2014年製作の映画)

4.2

パペットで表現される馬が本当に素晴らしかった。生きてる馬が舞台上で駆け巡ってるように見える。
プロジェクションマッピングの使い方もいぶし銀で好き。

ナショナル・シアター・ライブ「ジェーン・エア」(2015年製作の映画)

4.0

照明と演出が好きすぎる。物語の構成も上手い!の一言。
キャストが何役も違う役を演じることで、違う意味合いを生ませるのも面白かった。一回は見てほしい。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

スパイアクション映画のお決まりを踏襲しつつも違うものに、っていう意気込みが脚本からとても感じられた。面白かった。ただそこそこにグロい描写もあるので苦手な人は無理しない方がいいと思う。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

シリーズを観たことがないまま行って大丈夫かな……と思ってましたが杞憂でした。エピソード0なので充分楽しめた。父親が沢山頑張る話だった。
単純にシリーズ最初から見たくなりました。

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.5

1969年ニューヨークにて行われた音楽フェスのドキュメンタリー。当時のアメリカ社会情勢とブラックエンパワーメントに焦点を当てつつだった。
もちろんドキュメンタリーとして素晴らしかった。ただそれはそれと
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

現在のデイビット・バーンを見れる!って急遽決めて見に行った。ストップメイキングセンスとあわせて間を空けずに見に行ってよかった。
ライティングの演出も好きなタイプだった。
でもなにより彼含めてクルー達の
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

3.9

鑑賞後、いいライブ見に行ったなー!って気持ちになれた。映画館のいい音響で是非見てほしい作品。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.2

いぶし銀のSF!綺麗なレイアウトのシーンがずーっと続くので見ていてそれだけで飽きない。
続編も今から楽しみ。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

007シリーズあんまり熱心に見たことは正直言ってないんだけど後半まで飽きずに鑑賞できた。
シナリオの作りが好き。

ナショナル・シアター・ライブ「十二夜」(2017年製作の映画)

4.3

戯曲だけ読んでいたらたぶん、ふーん、で終わっていたと思う。
演出家の演出、着眼点でこんなに面白くなるんだと驚いた。
ぜひ見てほしい。

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

3.5

言うなればほとんどがクライマックスの連続。
舞台やオペラ、ミュージカルが好きな人は見て絶対損しない。
テレビシリーズに比べて格段に尖らせた演出も気持ちいい作品だった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

庵野監督おつかれさまでした!ちゃんと物語が終わっていた。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

見て損はない映画。見てよかったと思える映画だった。
彼女が旅立つシーンを劇場で見れてよかった。

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「不思議の国のアリス」(2017年製作の映画)

4.0

マッドハッターのタップシーンをもう絶対に見てほしい…YouTubeでもちょっとだけ見れるのでフォロワーはぜったい見てくれよな!!!!

METライブビューイング2017-18 モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(2018年製作の映画)

3.9

とにかく演出がオシャレ!コメディ要素もあるので全然寝ない。機会あったらぜひ見てほしい。

METライブビューイング2019-20 フィリップ・グラス「アクナーテン」(2019年製作の映画)

3.8

オペラというより儀式を見ている感じ。
フレーズの繰り返しが展開していく曲は個人的に好き。またこのオペラだと演出にジャグリングも取り入れていて、それもまた好き。

METライブビューイング2017-18 モーツァルト「魔笛」(2017年製作の映画)

3.5

衣装と演出がとても好き。パパゲーノとパパゲーナのシーンはいつ見てもにこにこする。

国葬(2019年製作の映画)

3.0

ソビエト連邦時代のロシアの雰囲気、文化、服装や様相などが観れる。
過度な演出は殆どなく淡々と流される歴史資料。
ひたすら問い続けられている気持ちになる。観てよかった。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

最初から最後までずっと繊細さと力強さが続く。
波の音や雨、靴音、キャンバスに走る筆の音、衣ずれ、呼吸音、を一つも漏らさず聴くために是非映画館で見るのをおすすめします。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

伏線の散りばめ方と回収の仕方が好き。
一回見て損ない作品。

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.0

映画音楽史と作曲家さん達、それに関わる沢山の人達についてのエピソード、映像に合わせた音楽作りの話が見れて楽しかった!

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