MICKKICHIさんの映画レビュー・感想・評価

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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.6

男はつらいよ
おかえり、寅さん

まるで、ニュー・シネマ・パラダイスを観ていた時のように涙がボロボロ溢れて止まらない…。
寅さんの存在をみんなが愛して、懐かしむ、その感情の愛おしさが堪らない映画でした
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

スカイウォーカーに焦点を絞って完結させたのが、裏目に出た感じ。
印象に何も残らない….残念。
スターウォーズのファンだが、感慨かわかなかった。
レンとレイのチャンバラが冗長過ぎて、退屈。
フィナーレな
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

アメコミ映画がジャンルとして大きくなる礎を築いたシリーズ、20年のファイル。
原作好きには、イマイチな部分を引き摺りながらも継続出来た事に拍手。
作品の出来は今回もイマイチ。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.1

レッドフォードの有終の美を飾るオマージュに満ちた作品。
実在の銀行強盗を題材に、それまで彼がスクリーンに残してきた西部や社会のアウトローの足跡を見事にフラッシュバックさせる。
ヒーロースクリーンの彼方
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

モンスターバトルが観たい!
70年代のゴジラで育ったので大歓迎です。
人間ドラマも変なリアリズムもサラっと流して、怪獣が主役で全然構いません。
真ゴジラでした!

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

4.3

若干の設定変更も許容範囲。ベテラン俳優の妙演を堪能出来る。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

10年かけてひとつの壮大な物語を成立させるマーベルスタジオの前代未聞の未曽有の大傑作。同時代に体験出来た事を嬉しく思う。各キャラクターが育って行く過程をフィナーレが本当に素晴らしかった。

ダンボ(2019年製作の映画)

4.1

ティム・バートン監督、マニア垂涎の映像を堪能。
思いっきりバットマンリターンズでエレファントマンでナイトメアな作品。
主演?のダニー・デヴィートが最高!
小さいけど、そこまで小さかったか?にまず笑いま
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.3

ハイスパートな女性ヒーロー、爽快に溢れてアクション展開が魅力。
オリジンを上手くストーリーに挟み込む手法で、スピード感を持続しだ演出が見事。
MCU最強ヒーロー降臨

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

異次元・パラレルワールドのスパイダーマンが競演。自己パロディを正攻法で痛快に観せてくる。懐の深さが魅力的。
スパイダーマンが観ると安心する。親愛なる隣人、オスカーに拍手。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

魔夜峰央ワールドが実写化されただけで充分。主役のビジュアルも雰囲気を出せたと思う。原作が未完で演出の幅が広がったのが良かったのかも。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

ライアン・ゴズリングが適役!
クールな演技は素晴らしかった。
誰もが知っている月面着陸、そのプロセスは自分が理解できていなかったので、原作を咀嚼してスピーディに見せた演出は良かった。
人間ドラマも良く
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.4

素晴らしい続編でした。
前作から54年の時を経ても、全く違和感無し!
時代に寄っていない演出が最高。
ディック・ヴァン・ダイクには驚き‼️
ラブリー・ロンドン・スカイ〜♬と歌いたくなります。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.4

野村萬斎を大スクリーンで観る為の映画。
そもそも劇場予告で彼を見かけなければ、観たいとは思わないジャンル。
枠をはみ出しそうな演技、表情の変化。
圧倒されてしまう。映画そのものも彼を活かすべく、上手く
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ハード・コア(2018年製作の映画)

4.2

原作に比べスマートな面々だけど、演技派の競演で見ごたえありました。
ドストレートな欲望描写が観ていて快感。
ロボ夫のチープさがらしくて笑える。
暑苦しい山田孝之、ダークな佐藤健。
石橋ケイさんがエロく
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エンドレスナイト(1971年製作の映画)

2.5

日本劇場未公開。
アガサの傑作ミステリー「終わりなき夜に生まれつく」の映画化 1971年。
ホラー的な要素がある原作だが、小説ならではの構成が上手に生かすことができなかった。仕方ないとは言え残念。
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.2

長澤まさみさんの演技を観に。
期待通りの素晴らしさ。
小日向さんの刑事が原作同様光っていた。
原作通り、ほぼ完璧な完成度だと思います。グランドホテル形式でエピソードと登場人物が入れかわるので、飽きずに
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souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~(2018年製作の映画)

4.5

ライブチケット入手は困難なので、ファンには垂涎の内容。山下達郎バンドの極めポテンシャルの高い演奏が観られるだけで文句なし。

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

3.0

トム・ウエイツのサントラだけ持っていて、改めて映像を見る。
口がアングリする全編セット。
アナログでもう有り得ない世界…
出演者が歌わない不思議なミュージカル。

ストーリー的には超B級

ラ・ラ・ラ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

言葉が出ない。
これだけのものを観たら…
紛れもなくQueenとフレディがいました。

ラブ・オブ・マイ・ライフ…ビューティフル!

マイク・マイヤーズがそこで出るんだ! わー何て事を…

そして圧巻
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大陸横断超特急(1976年製作の映画)

4.3

広川太一郎さんの吹替が観たくて購入。
大傑作です。
B級かなと思って観ていると、とんでもなく凄いシーンやセットが次々に出てくる。
ストーリーもメチャクチャなのにテンポが良くて楽しい。
同じ列車から3回
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

4.0

原作に忠実に映画化。
ストーリーがわかってていても、涙が止まらなくなる。
福士蒼汰君の儚い笑顔に堪らなく胸をうたれる。
叔母役の竹内結子さん、クールで嫌な女のイメージが変わる素晴らしい演技でした。
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モダン・ミリー(1966年製作の映画)

4.0

名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督のミュージカル。
ジュリー・アンドリュースの魅力が一杯出ている。カットの旨さや映像美、びっくりするほど凄い映像に出会える。
ミュージカルの部分が普通に見えてしまう。ストーリ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

プーたちぬいぐるみの妙なリアル感。
ユアン・マグレガーはもちろん、マーク・ゲディス、ヘイリー・アトウェル等キャスティングが良かった。
相当、妙で強引な設定なのに…
ウルウルするのは、クリストファー・ロ
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.8

佐藤二朗、ヘタなモノマネキャラを最後まで通す、ムロツヨシの変な間と笑台詞回し。この二つでいつまでも笑っていられる。
福田監督得意の演劇演出が冴えている。
どんな役者でも福田劇場のに出れば染まってしまう
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スティーブ・マーティンの Sgt.ビルコ/史上最狂のギャンブル大作戦(1996年製作の映画)

3.9

昔のヒットTVドラマのリメイク、日本では?
スティーブ・マーチンの無責任キャラ大爆発。良い人キャラもいいけどやっぱり毒気のあるほうが断然面白い!
ギャンブル好きの軍曹、兵舎がカジノと化すバカバカしさ。
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アルゴ(2012年製作の映画)

2.9

町山智浩評は高かったんですが、サスペンンス度、ドラマ性、イマイチかな。
先に評をyou tubeで観たせいかも...
キャストは豪華、主役・監督 ベン・アフレックが一番地味w
カナダ大使のヴィクター・
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

MCUの中でも「アントマン」シリーズはコメディー要素を含んだ部類の面白さを含むシリーズ。ダークなインフィニティ・ウオーを外した意図が良くわかる。家族愛がテーマ、誰も死なない。そこが良い。
アベンジャー
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トイズ(1992年製作の映画)

2.5

現在の眼でみるとドローンの先取り的なアイデアが秀逸。
ジョーン・キューザックの名演、マグリッドの世界観のようなセット...
観るべきところはあるが、全体的にいまいち。
ロビン・ライト◎

有頂天時代(1936年製作の映画)

3.5

ダンス教室でのダンスシーンが印象的。
ピアノ弾き語りでアステアの“ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト”(今宵の君は)がアカデミー賞の主題歌賞を獲得している。
2人の競演は全く別次元に連れて行ってくれ
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クリスタル殺人事件(1980年製作の映画)

3.0

クリスティの原作は「鏡は横にひび割れて」。
アンジェラ・ランズベリー主演のミス・マープルものの傑作。
まさに大女優そのもののエリザベス・テイラーの演技が貫録を感じさせる。

キッチン・ストーリー(2003年製作の映画)

4.4

環境や思想を超えて真の友情が芽生える一瞬が美しい。北欧の寒い気候でも人の心は本来温かい、そう確信させてくれる作品。本音で語れる人間が何人自分にいるかな? ふと考えてしまう。「スケアクロウ」のジーン・ハ>>続きを読む

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.6

パラレルワールドものかと思いきや、まさかの展開。大傑作でした。
ブルース・ウェインのメンタルが暗いので日本の風土にあってます(笑)
過去の忍者もののオマージュ、日本製アニメらしいメカの出し方唖然とする
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大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

4.1

舞台作品をそのまま映画化した雰囲気。ほぼ一場面で繰り広げられるキャラクターとギャグの押収。男の妄想だけでドンドン笑わされ、満腹なのにまだ足りない感覚が堪りません。間の笑いではなく、ハイテンポで隙を作ら>>続きを読む

俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.5

福田組だけに笑いは保証書付き。堤真一のオーバーアクションが空回り気味なところを、石橋蓮司の重厚な笑いとダークな山田孝之が丁度いい加減に絡み合うイメージ。
親子シチュエーションも橋本愛のショッキングな下
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