キリンさんの映画レビュー・感想・評価

キリン

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春の雪(2005年製作の映画)

3.3

きよさんの感情がもう少し繊細に描かれていれば、、、

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

4.6

初めて映画館で眼を数秒閉じました。
有名な映画監督が「いい作品は映画館で寝てしまう」と言っていて、そんな訳あるかと思ってたけど、そんな訳あるかも。
映像美と水の音が世界(人生)の終わりのように悲しくも
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ようこそ、アムステルダム国立美術館へ(2008年製作の映画)

3.5

自転車大国だからこその悩みが設計に影響されていく
美術館と街のありかた、人々の生活と抱えてる悩みがモロ見えなのが良い。

おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

高校生の時に観れて良かった。
生と死をハッキリと忠実に描く。
死に向かって生きることを実感できる映画。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1人の生まれてから死ぬまでを観た。
ハチャメチャパーティーが自分の家で行われてるのを外から眺める、少女が動画を撮る、監視カメラ、観劇、葬式、母親の監視、最後の裁判を観る観衆、映画。「物語をみる」という
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鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽(2022年製作の映画)

3.0

原作を読んだことが無かったため、ぼんやりと文章ではどう物語られているのか考えながら観てしまった。
この作品の物足りないシーンを原作で埋めたいと無意識に思考していたのだろう。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.2

ソ連映画は中々観る機会なかったのだけれども、上映時のデストピア化した崩壊直前のソ連と作品設定のリンク、人種差別の馬鹿馬鹿しさ等、ぶっ飛んだ作品設定とコメディ感のなかに淡々と組み込む鋭い批判が良かった。>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

童話通りのストーリー展開でもここまで面白く描けるのは流石過ぎる。
夫婦から少女へと中心人物が移行するからこそ童話通りでもストーリ展開がしっかりとしていて飽きさせない。少女が中心人物となると、あんなにし
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犬王(2021年製作の映画)

3.1

実在していたミステリアスな犬王を描く。
設定や呪い等ストーリーは面白かったが、楽曲があまり惹かれなかった…。当時の琵琶や舞いをロックチックに魅せるのは良かったのだけど…。

天使のたまご(1985年製作の映画)

3.6

だいぶヤバい。
この空気感で処女喪失を描くのか…。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

新海誠作品のなかで1番好き。
特有のクサイところもあるが、都会の自然と雨の描写が美しくて美しくて。
主人公はこの頃特有の孤独感、小さな反骨精神とかを真面目でひたむきななかにも抱えていて。でもそれも全て
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キングダム(2019年製作の映画)

3.0

アニメのCG具合が苦手で1歩踏み出せなかったキングダム。
絶妙な棒読み感が気になるが…キングダム入門にはちょうど良かった。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

独特の世界観とデザインセンス…
ドラーグ族の弱点を見つけてからは猛スピードで終わってしまい少し満足感に欠けるが、世界観や絵として楽しめる作品。

千年女優(2001年製作の映画)

3.8

恋って本当に、何を好きになっているのか分からないものだよな。
でもそれが時に、一生生き抜く糧になる。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

商業映画ではなく、エゴと芸術作品のような映画だった。
舞台は戦時中から始まる。やはり、宮﨑駿という人格や彼の今までのアニメは戦争無しでは語れない。戦争のために作られた飛行機は彼の映画で美しい景色を数多
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

何も起きないけれど、居心地良く自分の人生に近い物語。
「自分と同じ星の人」に2人も出会えたちひろさんがすごく羨ましく思えた。人間関係は上手くいかないことが多くて、自分を大切に出来ないことも多いが、ちひ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.4

映画、切り取られたものへ意識を向けた作品。最後の詩、その1列だけ覚えているというような言葉が、見ている私たち自身にも当てはまる言葉で、映画を観ることにも当てはまる言葉に感じた。