キングボブさんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.8

途中からなんとなく予想ができてしまったのは、少し古い作品のせいであろうか。それでも後半一気に畳み掛ける展開と様々な伏線の回収は見事である。やはりみんなの注目は、若かりし日のトム・ハーディなんですね。

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.3

ミリオンダラーベイビーの印象が強かっただけに、この手の話にヒラリー・スワンクの起用は少し心配だったが、素晴らしい映画であった。日本では考えられないような死と隣り合わせの世界。そんな環境で育った子供たち>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.8

2人の行く末を応援したくなる。ジェニファー・ローレンスもブラッドリー・クーパーもいろいろな役ができる俳優。精神を患い様々なハンデを抱える役を見事に演じきっている。元気がもらえる作品である。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.6

好きな人なら多少の性癖も許せるが、ガチのSMは無理でしたって話・・・
イケメンの変態が好きな人にはオススメかな。
ある意味もう一度観てみたい作品である。

アントマン(2015年製作の映画)

4.4

笑いあり、迫力のアクションありと、どの世代でも楽しめる作品である。MCUの中でも相当面白い映画に仕上がっている。さらにシビル・ウォーにも出演したことで知名度も上昇したことであろう。インフィニティ・ウォ>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

ミシェル・ウィリアムズは「ブロークバック・マウンテン」でもそうであったが、少しくたびれた幸の薄い役をさせたら右に出るものはいない。そして今をときめくライアン・ゴスリングのやさぐれた演技も秀逸。ハッピー>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.3

久々のリドリー・スコット作品。絶体絶命の中、ポジティブな気持ちと人間の知性と執念があれば、必ずや希望が見えてくるという話。さらにそれがマット・デイモン主演に数々の名曲となれば、誰もが観たくなる映画にな>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

内容も想像がつくので、あまり疲れることはない作品。さらに次々と出てくる2人の恋愛相手がどうしようもないので、自然と2人を応援してしまう仕掛け(?)もありだと思う。ハッピーエンドなラブストーリーが大好き>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

終始緊張しっぱなし。これが40年前に本当に起こった事実であることが、さらに驚きである。最後の空港で、搭乗直前のシーンは、手に汗握るスリル満点の展開であった。
ただベン・アフレックの適役かというところが
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.1

人生における様々な場面で、ちょっとした選択がその後の人生を大きく狂わせることもあるだろうし、全く違った人生になっていたかもしれない。でもそれは言い出したらきりがないことであるし、それが一人一人に与えら>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.9

ラストのシーンにもなったジャケットの写真が素晴らしい。1人の女性が失恋を機に旅に出る話だが、ブルーベリーパイ屋のジュード・ロウやエリザベスが旅先で出会う女性にレイチェル・ワイズやナタリー・ポートマンと>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

ある意味霊魂などよりも圧倒的に怖い人間の執念。真っ暗な中での若者とおじいさんの攻防は、お化け屋敷のように心臓バクバク。
それにしてもおじいさん屈強すぎる。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.4

純粋にキューバサンドが食べたくなる。元妻と恋人に美女を。そしてダスティン・ホフマンやロバート・ダウニー・Jrを出演させるなど、ジョンのやりたい放題感は否めないが、さすが才能溢れる監督だけあり内容は秀逸>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.9

「ラブアクチュアリー」に負けない、素晴らしいラブストーリー。リチャード・カーティス大好きかも。お父さん役のビル・ナイが最高にいい味を出している。SFの要素が入っていても決して不自然ではなく、王道のラブ>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.0

クリス・プラットは「ガーディアンズ〜」のイメージが強いため、このようなシリアスな役柄は非常に新鮮であった。2人の選択が果たしてハッピーエンドだったかは、見ている側に委ねられる形となるが、アクションやラ>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.4

タランティーノの良さがまだつかめない。「パルプフィクション」よりは話にまとまりがあったが、最後まで引き込まれる感覚がなかった。キャストも音楽も最高にかっこいいのだが…
ある意味もう一度観てみたい作品で
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.4

アン・ハサウェイの魅力も際立っているが、ロバート・デニーロの深みのある演技が素晴らしい。年を取っても魅力的な人間になりたいと、心から思える作品である。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

圧倒的な臨場感で観るものを戦場に送り込む手腕は、さすがはノーランである。3つの時間軸を見事に収束させ、様々な伏線を自然に回収していく描き方は、「インセプション」や「インターステラー」を彷彿とさせる。深>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

芸術は国境を越え、偏見や差別さえも打ち砕く。
長く途中退屈なシーンもあるが、最後のシーンで素晴らしい映画であることを思い知らされる。本当にいい作品に出会えた。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.4

人の心を動かす、音楽のもつ凄まじいパワーを感じた作品。楽器屋での2人のセッションは映画史に残る名場面だと思う。個人的にはレコーディングが進んでいくにつれて、エンジニアの心が動いていくシーンが好きである>>続きを読む

プルーフ・オブ・マイ・ライフ(2005年製作の映画)

3.4

数学がわかればもう少し楽しめたのではないかと思う。アンソニー・ホプキンス、グウィネス・パルトロウ、ジェイク・ギレンホールといった豪華キャストの割に、話が地味であったように思えた。華やかイメージのグウィ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

同性愛というタブーを含んでいるものの、知的障害児のマルコへの愛情表現など、キャストの演技力には脱帽ものである。ぜひ1人でも多くの人に見てほしい一本である。

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

後半の展開にも驚かされるが、単純に音楽っていいなあと思える作品。ジョン・カーニーの作品たちでも思ったが、映画に出てくる音楽って本当にいいと思う。

デッドプール(2016年製作の映画)

4.1

グロいシーンも多いが、ストーリーもしっかりしていて、アクションとしてもラブストーリーとしても楽しめる。X-MENのファンにとっては、様々なところにある仕掛けが非常に面白い。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.0

「それでも夜は明ける」と同様、日本人にはなかなか理解することができない人種差別の問題をわかりやすく描いた感動作であるが 、なりよりも歴代大統領を演じたキャストの豪華さと、マライア・キャリーの出演に感動>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

病気を持ちながらもまっすぐに生きるヘイゼルと、それを大きな愛で見守るガスの姿に感動。重いテーマながら、ユーモア溢れるセリフで、ピュアなラブストーリーに。生前葬のシーンがすごく好きです。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

インド映画では、スラムドッグミリオネア並の傑作である。3時間という長さを感じさせないストーリーの展開と、何と言っても映画全体に広がるポジティブさが、見ているものに元気を与える。

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