膝小僧さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

膝小僧

膝小僧

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サマードレス(1996年製作の映画)

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こんなにも鮮やかなひとときがあるだろうか、15分という短さのなかで、いやらしさのない颯爽とした交わりをみた。すべての微笑みが好ましい。

結婚式のメンバー(1952年製作の映画)

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めちゃくちゃ喋りまくる! アップダウンの申し子、止まらなさがもはやスゴイ

枯れ葉(2023年製作の映画)

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この女たちの表情よ。労働する顔、人と会う顔、ひとりでいる顔、犬がいる顔……何より、女同士の結託してわかりきった眉根、口角、交わす目線よ。ほんの微細な動きが実はこんなにも多彩なこと、落ちる枯れ葉のさまざ>>続きを読む

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

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どれだけの人が彼女を理解していたのか、「小夜子」をいくら見て知っていても、本当の山口小夜子に触れた人はいなかったんじゃないだろうか。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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オッペンハイマーの人となりを知れるかと思ったけど、映画で繰り広げられるのはただ議論する俺たち、実験に励む俺たち、苦闘しながらもスタイリッシュな俺たちの小刻みな切り返しばかりで永遠すぎるほどに長い。オッ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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ソフィの機微に寄り添いながら、みずからの追憶に耽る映画

わんぱく戦争 デジタルリマスター版(1961年製作の映画)

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「大人は判ってくれない」のでなく「大人はなんにも判ってない」だなあ

赤ちゃん特急(1956年製作の映画)

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日常系ほのぼのライドかと思いきやスリル&サスペンスのスタイリッシュ人情劇かよ!!!(最高です)

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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ここ数日ずっとエドワード・ヤンの恋愛時代のことばかり思い出してしまう。

ディアボロ・マント(1977年製作の映画)

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このほろ苦さ、誰にも共有したくないと思うほど。些細なことのひとつひとつに大きく左右される10代前半の、ちょうど「ピリオド」を迎えた女の子のすべて。

アデュー・フィリピーヌ 2Kレストア(1962年製作の映画)

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正直、最後のほうは別れまでのくだりが長くって「もうここで終わってくれていいよ!」と思ったりしたけど、女の子たちの微妙な摩擦から激しい亀裂、そしてたのしい修復に向かうにはこれがなくちゃあならないのよね。>>続きを読む