かめろんでぃあすさんの映画レビュー・感想・評価

かめろんでぃあす

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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.3

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主人公がブロンドへの偏見に悩みながらも、ゲイへのファッションに詳しいという偏見は見えていないというところはすごく引っかかる。劇中で成長するところから見るに、明らかに頭が冴えている人ではあるのに、そこに>>続きを読む

エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リアルストーリーを基にした映画。なので、昔こんなことがあったのかという気づきがあるという点で、好みのジャンルではあり、評価点は少しバイアスがかかっていると思う。
残念な部分は、どこからどこまでがフィク
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.0

ただただ娯楽映画。下ネタ、青春、ハプニングなどなどが、混ざったゾンビ映画。個人的にはしっかり見る映画ではないかなと思っているので、気を抜いてみるという意味では楽しめる。映画としての評価は、よくある娯楽>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

長らくみてこなかったホラー及びサスペンス映画に挑戦中。
正直、驚きやそれに全集中力を取られるのがあまり好きではなくそう言ったものは見てこなかったけれど、そう言った作品にもそれなりに社会への風刺が入れ込
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アス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

普段ホラー映画は見ないのだけれど友達と鑑賞。
ホラー映画としては興味深い部類であったとは思う。というのも如実に社会批判が含まれているからである。ホラー映画と言うとただ怖いだけのような幽霊の映画を想像す
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

よくある都市社会へのアンチテーゼに、ストーカー問題なりを絡めた作品。テーマ自体は良くあるものなので新しさは無いというのと、犯人が誰だか分かり易いというところが残念。犯人が男であると途中で分かってしまう>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.8

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クリストファーノーランは、複雑なストーリー構成や設定で一回見ただけでは理解するのが難しいと聞いてはいたけど、本当だった。
まず夢が何層にもなっていて、夢の中の夢の中の夢と、ステージの違う場所が同時進行
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

好みが分かれる作品であるとは思うが、、、。
個人的にはものすごく好きなタイプの映画。まず映像は言うことない。白黒にしたらまあなんでもかっこよく見えると思いがちだけれど、これを見たら適当な白黒が見れなく
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.3

アニメはよく見るのだけれど、アニメ映画は疎いので、アニメの進化に驚く。
CGなんかも使われたりしているようで、地上波のアニメなんかもそうなのかなと思ったり。戦闘シーンはもちろんのこと、背景の作画なども
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

レビューにパリに行きたくなる映画と多いけど、見た後率直にその感想「しか」なかったかなという感じ。
ストーリー自体は過去トリップもので、やっぱり憧れた過去じゃダメなんだとオチる、よくあるタイプ。
過去ト
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劇場(2020年製作の映画)

3.0

途中でギブアップしてしまった。
松岡さんの演技、不自然にぶりっ子過ぎてずっとそれを見るのがキツかった印象。演技力のある女優さんだと思うので、最後まで見れば変わるのかもと、もう一回見るためのメモとして。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

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周りから観ろと言われ続け、言われなくなった頃に鑑賞。

現在、夫婦別姓がまた世間の遡上に上がってきて議論する時になってきて、同性になる事への回避のために結婚しないという人も多数いるみたい。要するに事実
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友罪(2017年製作の映画)

3.8

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幼少期に児童を殺害した少年と、同じく幼い頃に同級生の友達をいじめで失くした主人公のそれ以後の物語。
本筋はそうだが、その筋には関係ない登場人物がある程度同じ時間軸で描かれるので、一言でストーリーライン
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フレフレ少女(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

戦時のイメージや、男臭いなどのイメージもある応援団の話。
正直、やはり応援団は時代にあっていないなと思うばかりではあった。しかし、それを青春に捧げる人もいて、それで強くなれる人がいるのも事実。それで、
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的に、矯正施設が未だにイリーガライズされていないということに、衝撃を受けると共に、無知であった事を再認識するきっかけになった。
ゲイもので見てきた映画では、ここまで親と真剣に向き合おうとすることを
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ラッカのISISによる行動を国内外に配信する団体RBSS のドキュメンタリー。
メンバーは、スマホなどで隠し撮りをした動画などを国外へ送る国内メンバーと、その送られたものを国外で拡散する(主にソーシャ
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

公開時の時は高校生割を使って小劇場で見たんだけれど、気味悪さしか感じず、自分の中でドラン作品の不動の最下位と決めつけていたのだけど、今回2回目の視聴をしてみて、意見はがらりと変わったかもしれない。
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二重生活(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

カンヌの視点賞を取っていると聞いて見てみたが、頷ける。視点賞だが、作品賞にはいかないかなという印象。
映画を見ながら終始、二重の意味を考えていたんだけれど、結局、良くあるテーマになってはしまうんだけれ
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100,000年後の安全(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原子力廃棄物の処分についてのドキュメンタリー。詳しくは、フィンランドのオンカロという施設について。
原子力の廃棄物は相当な年数が、無害化するまでにかかると言われていて、それをどう保管し続けるのかが問題
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

実は、3回目の視聴なのだけど、投稿は初めて。ドラン作品は、人によって感情移入する対象も違く、意見も異なる作品だと思うので、あまり参考になるかはわからないが(それほど丁寧に感情描写がされているということ>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

正直なところ、B級になってもおかしくはないとおもうが、それをAにとどまらせているのは、影像美と、役者かなと思う。映像はすごく美しいし、役者の演技も見応えがある。
だが、正直、プロットも穴だらけ(この監
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

基本的に、映画に対して何を重視するのかで、この作品への評価は大きく変わるだろう。
この映画は、そして、この監督は風刺映画的な部分が多くあり、メッセージ性の強い映画であると思う。なので、物語自体はファン
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

終始、少年とおじさんのもどかしい恋模様が描かれる。
時代背景として、やはり同性愛というそのものがタブーとされる時代であり、おじさんは終始、自分の中にある「それ」を抑制して生きた。少年にとってもまた、ま
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聖なる泉の少女(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

予告編を見た瞬間に、これは映画館で見なければダメだと思い、とっさに予約した映画。その直感どおり、映画館で見なければならない映画だと思った。
劇中の、風の音や水の音、火の音などの心地よさ、ジョージアの大
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トレインスポッティングが人気なのは、周知の通りではあるのだが、前作を忘れているせいもあるのか、あまりグッとこなかったのが正直な印象。
音楽がイカしているし、それの入れ方も、面白い。青年時代に家族も放っ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

広告を見て、面白そうで観に行きたかったのだけれど、忘れていて、ネットフリックスでたまたま見つけたので(もともとはネットフリックスなのだけれど)、思い出したように鑑賞。鑑賞後は、それに後悔。なぜ映画館に>>続きを読む

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカのベストセラードキュメンタリー小説から、数人をピックアップして作られた、ドキュメンタリー映画。映画の趣旨故に、以下の様な登場人物の書き方は憚られるが、都合上ご容赦願いたい。映画は、「普通」とは>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

映像はきれいだったが、話自体は子供向け。お菓子の国のリーダーが、4つの国の女王マリー(主人公の母)が去った悲しみと、捨てられたという怒りから、全国を征服しようとするという筋書きが、話の盛り上がり。しか>>続きを読む