菊次郎さんの映画レビュー・感想・評価

菊次郎

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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

個人的にはデビット・リーチさんの乾いたタッチがあった、1作目が最高傑作という出合いです。

ただアクションは言わずもがな、現代の最高峰ですね。今回はドニー・イェン、主人公です!!!!

とは言え終盤の
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別れる決心(2022年製作の映画)

2.0

合うあわないかですが、自分は合わず…。
話の持ってるスケールに対して長すぎると言う感じです。削れるところは多かったように感じました。

もう少しスリリングな関係性の揺らぎ、を期待したもののそうではなく
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

12/1追記
本作は新海誠の未来と言うべきか、作風が次のステージに進んだようにも感じます。
今までは根底に青春=君と僕の世界よ永遠に、というニュアンスがありました。
しかし今作は、脱青春というべき作品
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

IMAXレーザーで鑑賞。
言葉はとにかく必要なくて、年齢関係なく誰もが楽しめる最高の作品です!!!

強いて言うなら、この手の娯楽作にありがちが大事なところまで雑に描写する。と言うのがなくて、映画の構
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

色んなフェチを感じられたけど、僕の見識不足で良さを十分に感じられなかったのかなあ。メフィラス星人が好きでした笑

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

スコアは少し厳し目につけてるかもしれません。サスペンスやアクションがおすきなら、IMAXで観て損はないはずです。

音で多分意図的に椅子を揺らしてますね。画面が暗めなので新しいスクリーンが良いですが、
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

アニメから入って、漫画全巻を読破したけど、ファンにはなってない映画好きの感想戦!

まずアニメ版の復習からですが、そもそもアニメーションとしてのクオリティは、一般的な劇場版と同等にあります。原作と忠実
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

この監督さんは初体験です。

順当なエンターテイメントを期待するとかなり空振りという感じで、おそらく彼の作家性はこの極端なスローテンポなのかな?

伸るか反るかはかなり別れるはずなので、その点好きな人
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.0

潜水服は蝶の夢を見る、で見せた画創りにおける作家性は、本作は健在だし適切な人選だったように思います。

そして偉大な画家の映画としてどうしても必要になる、画創りの説得力は間違いなくこの映画にはあります
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劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

3.0

前提としてバーチャルユーチューバーや、ポケモンGOの先取りではなく、製作時の既存技術。なのでこの作品の凄さは先取りとかではないということです。

SAOシリーズ最大の魅力は、既存技術の"ちょっと先っぽ
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.0

前回の反省を生かし、オーシャンズ11の展開を再構築。

焼き増しでも面白いのは、やはり11の出来の良さが伺えます。

今回はざまー!!感多めです笑


何れにせよイタリア野郎は気にくわない。以上!

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

2.5

ざまー!!!感が前作より劣るため、少しポイントを落としました。

因縁の感じもせず、二段落ちみたいのも爽快感が分散して微妙かもです。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.0

いわゆるオールスターキャスト物というか、まあ豪華豪華。

同時にケイパー物の醍醐味と、11人もキャストしたら面白くない?っていアイディアベースの考えが見事にマッチしてますよね。

もちろん一人一人が薄
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バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

3.0

普通にアクションCG映画として良い出来でした。

展開も(たぶんあえての)後出し感があって、この辺はゲームのテイストを踏襲している感じですね。
ミリタリズムに物足りなさを感じるのも、ゲームと一緒です笑
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

最高峰のSFノワール。

---12/31追記---
個人的に最高!ってなった部分があって、「彼女」の透け描写に尋常じゃない拘りを感じました笑
あとは丁度良く触りすぎないホログラム演技とか、超意図的で
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

古典を観ない、ミーハーな映画好きの感想です。ご注意を!

まず攻殻機動隊だ!ということですよ。背景のアートワークや、世界観、人形という本質的テーマのメタファー、音楽もなにもかもが攻殻機動隊!
(古典を
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ダーティー・コップ(2016年製作の映画)

2.5

相変わらず出張中のホテルで、無料でついていたVODで鑑賞。その2

これは思わぬ拾い物かなあって感じです。

みなさん騙されてますが、ニコラスケイジもイライジャウッドも名前が知られてるだけで、正直名優
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スノーデン(2016年製作の映画)

1.5

出張したホテルがVOD無料だったので、AVには目もくれず映画を鑑賞。

スノーデン賛美な立ち位置が気にくわない。

これは彼の行為の是非に関する不満ではない。

映画の立場として「情報」に関して扱うに
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

女性のアクションでは最高峰。(もとい近年のアクションの中でも最高峰)

クッソカッコ良い。特にアパート?の中での長回しが本当に良い意味でエグい。

アクションシーンのカメラワークが非常に近年のゲーム的
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

好みでない映画で、この点数は満点と考えて下さい。
以下、良きところと好みでないところ。


■良かった!ところ
アバンタイトルからアガる!もうこれだけで5億点出てます!
なによりこの映画の白眉は序盤の
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タイムライン(2003年製作の映画)

3.0

中学の頃レンタルで観てから、B級のフェイバリットの1つです。

何となくながら見しようと思ったら最後まで熱心に観てしまいました。

話としては、過去の歴史的合戦のその場に、その合戦を発掘・研究している
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

公開当初劇場で字幕で鑑賞。
Amazonプライムで吹き替えが観れるというので、再鑑賞しました。

字幕版の評価は3.0です。字幕の時点でも面白かったのですが、尺が長いし鑑賞後の途方もない疲労感が印象的
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リディック:ギャラクシー・バトル(2013年製作の映画)

2.0

ヴィンディーゼルで2点。

映画自体は完全なるエイリアン2の劣化版と言うべきか、強化版と言うべきか。

まあエイリアン2ですよ。見てる人はわかりますよね。

ただ宇宙一強いぶっ壊れキャラのリディックな
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ライアーゲーム 再生(2012年製作の映画)

1.0

相変わらず音楽が好き。


ゲームのギミック自体は悪くないです。
ただ、ゲームの作りは平均以上でも、ドラマの作り方が平均未満です。

御涙頂戴のシーンが完全に物語が止まる、アクション映画におけるカーチ
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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ(2009年製作の映画)

1.0

ドラマ版から引き続き、音楽は素敵です。

以下僕の怒りの文章なので、この映画が好きな人はごめんなさい。でも怒ってます。


まー志の低い、程度の低い映画という他ありません。

脚本も雑、構成も雑、編集
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.5

原作は一切読んだ事なくて、ドラマと映画は全て観てます。

原作自体が、って事なのかもしれませんが、1つの作品の中にストーリーラインが並行していくつも存在しています。

ファイナルと名打つのであれば、カ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

前作に引き続き3.0ですね。
これも銃撃シークエンスのみでのこれだけ付けてます。

一応言いますけどね!設定を下手に盛り込みすぎとか!ジョン・ウィックの動機が不足してるとか!くとだせえタイポグラフィや
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

この映画の白眉はナイトクラブの銃撃シーンです。

あのワンシークエンスで、3.0です。ストーリーとかそういう事じゃないんですよ!

近年のガンシーンの中では群を抜いて超一流。リアル描写もある意味到達点
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オートマタ(2014年製作の映画)

1.5

ひねりなしやんけ…

展開が煩雑で、入り込めるほどの世界観もない。

ロボット三原則とは違う、修復・修繕という視点は面白いと思うし、そこに焦点を当てたら面白かったと思う。

まあ描きたかったのは、AI
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.0

ハリーポッターは原作を全て読破。映画は必ず劇場で観ています。

一言で言うと、ハリーポッターの世界観をそのままに、何のリンクもないスピンオフ映画です。

新シリーズとしては正しいのかもしれませんが、一
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.0

上司に激推しされて鑑賞した本作。(普段そんなこと言わない人だから余計に観たかった)

率直な感想は、「わ、めっちゃタクシードライバーだ」ということ。そして「エヴァっぽい」「シン・ゴジラやんけ!」という
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シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

2.5

画がいい。というのを新作レビューで書きすぎなのだけど、それは単に画が良さそうなのを無意識に観に行ってるんだなと確信。されはさておき。

シンメトリックな画作りと、音楽の緩急で重厚かつ不気味で不安になる
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

画がすげーいい。とにかく良い。冷たく、陰湿で、続々する画。最高です。

ただ、正味やりつくされたストーリー的仕掛けにはどストレートすぎて、ちょっとオチが読めちゃうなと。まあこの辺は仕方ないのですが。
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