きくらげさんの映画レビュー・感想・評価

きくらげ

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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

テンポが良すぎて冒頭15分に面白い部分が凝縮されていた。
妻は終盤までほぼサイコだが夫の方には困惑や葛藤があり、人間らしい心理の描写なのかもしれないが結局その場の怒りに背を押されるだけなので浅いし、も
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

前評判が良いのは聞いていたが、マリオ作品をかじった程度の自分にはどうだろう?という少しの不安を思いっきり吹き飛ばして、楽しさを腹一杯に詰め込んでくれた作品だった。
小ネタや音楽など浅い知識でもいくつも
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

4.0

ミステリとしては軽めで、途中から犯人の見当はつく程度。
全体的にはサイコサスペンスといった風だが、狂気的な人物の掘り下げが甘く(他に要素が多すぎて中途半端)その行動の突飛さに見合わないのでどうも薄っぺ
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

2.2

シリアスと思い込んだコント。
質の悪そうな映画だとは思っていたが、演出も脚本も酷い。大筋の仕掛け自体はまぁそうだよなと思いつつ定番は悪い事ではないなと感じた。
ホラーでは大抵生き残る〇〇がキッチリ死ん
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.3

それぞれで一本作れそうな呪いの品がポロポロ姿を現すので文字通りの博物館的な楽しさはあった。
が、メインが子供達なため闘いはあっさりで物足りなさもある。

ダニエラのトラブルメーカーっぷりにはヘイトが溜
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マッド・ナース(2013年製作の映画)

3.9

オチが良かった。全体のごっちゃり感をまとめて良い感じに終わらせてくれた。

キャラクターは癖がありつつ台詞回しや意外性が楽しい人物もいたりと魅力はあったが、肝心のアビゲイルがイマイチ。
人をたらしこむ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.3

概ね予想通りのコメディ系ゾンビ映画。楽しいゾンビ物をお菓子片手に観たい時に選ぶタイプの作品。

裏切り云々が引っ張り過ぎて少々不快だったのと、とあるキャラの退場が早すぎた点は残念だった。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

コメディとシリアスの振り幅の激しさや唐突さはインド映画っぽい、と容認しての☆5。

ラージューの人物像がとても好ましかった。迷いや恐怖、正しさ、友情、将来への不安。様々な感情に揺れる中で自分の心を見出
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ハウンター(2013年製作の映画)

4.0

少し珍しいループもの。

細かい仕掛けは上手いが、いかんせん話の運びがゴチャゴチャしていて分かりにくい。
中でも主人公が自分自身についてのとても大事な事実に気付くシーンがとんでもなく分かりにくいので、
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.3

演出が巧みな分、脚本の甘さが目立つ。
ジャックの元の性格が本人の言動や周りの反応とでチグハグで、ぼやけていた印象。
シャイニングの必要性もよく分からなかった。

絵面や音楽を追っていくだけの方が楽しめ
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

4.9

最高のエンタメホラー。
ローリの入れ乳っぽさと安っぽいCGが気にはなったが、フレディとジェイソンのかけ合わせにやはり興奮してしまう一本。

予想外に良かったのは人間サイドのストーリー。
個人的にとても
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

4.0

面白くなりそうな要素は散りばめられていたが、イマイチ使いきれず中途半端だった。
亡くなった旦那や旦那の同僚の刑事、主人公の同僚あたりはもう少し深く影響するのかと思ったがモブと脇役の中間あたりで終わって
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

4.3

死霊館シリーズに珍しく、じめじめと全体的に湿度の高い空気感で好みだった。

が、悪魔祓いの方法や手順がバーク神父自身確立していない感じで(1952年が舞台で組織自体がまだ発展途上なのか)、目的が曖昧な
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

4.2

悪魔との攻防はバリエーション豊かではあるが、イマイチ間延びしていたりテンポが悪かったりと乗り切れなかった。
アナベル人形についての真相は観てる側としては易易と想像のつくものなので、引っ張られても萎える
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.8

一作目の正統かつパワーアップした続編。大いに楽しめた。
一点だけ、同じ悪魔がアミティビルでの霊視にも出て来たので何か繋がってる事件だっけ?と少し混乱した。
あれは単純にロレインの予知の一種ということか
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

4.0

話運びやキャラクターの役割、不気味な要素の演出などホラー映画としての質は高く感じられた。
が、肝心の最後の戦いの尺が短く呆気ない上に唐突な決着だった。
そこに繋がる悪魔関連の条件はしっかり示して欲しか
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死霊館(2013年製作の映画)

4.6

これぞ悪魔祓いといった風の、悪魔との対決を真正面から描いたホラー。

前半、ペロン一家とウォーレン夫妻の描写が入り乱れる感じが分かりにくくて引き込まれるまでに時間がかかったが、霊障がバシバシ起こるよう
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エスター(2009年製作の映画)

4.8

賢い狂人ほど怖い人間はいない。
ヒトコワホラーは好みド真ん中からは少しズレるのだが、隙なく無駄なくテンポよく進むので楽しめた。
あんまりにも主人公が一人で踏ん張っている感がなかなかしんどかった。特に夫
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.5

平均的スラッシャー映画。
すべてが予想通り進み、改悪邦題を抜きにしても驚きがない。
主人公の有能さは爽快にも感じられるが、仮面の男達が幼稚で魅力も実力もないために主人公の魅力も活かしきれていない。

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

4.9

ひたすらに悲しい愛憎の物語。
一つ苦言を呈するならば、女学生時代のマヤの髪型はどうにかならなかったものか。
ストーリーやキャラクター、台詞回しや演出のほぼ全てが好みの作品であった。特に母田さんがこの時
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震える舌(1980年製作の映画)

4.5

二度と観たくはないが、最後まで観て良かったと思った映画。
とにかくしんどい。
父親が昌子の体の中の菌に話しかけるシーンは神秘的でちょっと萎える。また回復に向かう過程を省いているのも個人的にはかなりマイ
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

血と復讐の物語。
とある人物がボロを出すのが早くて残念。冗長な演出を詰めればもっと色々な要素を盛り込めたと思う。
ホラー感とオカルト要素が予想より強めだった点は楽しめた。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.6

前二作に比べて派手な演出が多く、コミカルなシーンも散りばめられている。
大友の最期含め、派手なのに結局は失くすばかりで空虚な裏社会の雰囲気が何とも良い味わいであった。

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.3

負け犬たちの反撃。
前作で知恵の働くいわゆるブレインだった二人の人物があまりに愚鈍であった事に納得出来なかった。
成り上がって慢心し衰えたのだろうか。
前作の裏切り者が最高の醜態を晒すシーンが気に入っ
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.5

バイオレンスだが確かなエンターテイメント。
テンポの良さと俳優陣の顔ぶれが良い。
惜しむらくは生き残る人選が予想を超えなかったところ。物語の展開そのものに意外性はなかった。

学校の怪談3(1997年製作の映画)

4.0

期待外れだった。
子供たちのキャラクターに対し、怪談が貧弱で大人たちの人物造形も甘い。甘いというか胸糞悪い。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.9

狂人の怖さ。
追いかけっこシーンがグダグダしていて少々ダレるが、巻き返すように終盤20分の破壊力がすごい。
吹き替えでは怖さも雰囲気も台無しなので字幕がオススメ。

ライト/オフ(2016年製作の映画)

4.8

かなり好みのホラー。暗闇の中に何かがいる怖さとお化け屋敷的な怖さとが合わさっている。
元凶の設定とモンスターっぽさは行き過ぎた感があるが、強靭な女主人公ホラーが好きなら充分に楽しめる作品。
弟も可愛い
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.9

じっくりと狭い場所に追い込まれるようなサイコホラー。
大杉漣演じる本部長だけが妙に滑稽で浮いていたのが残念。
間宮の唯一無二の恐ろしさと色気すら感じられる異質さは萩原聖人の演技力によるものなのだろう。

スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.9

すべてのホラーの中で最も好みのシリーズ。
見る前は不安だったが、私が観たいスクリームだった。
カットされたシーンは入れるべきだったと惜しく思う。

学校の怪談2(1996年製作の映画)

4.8

怖いけど愛らしい、これぞ怪談。
一作目同様、キャラクターひとりひとりに魅力があり変化があり、怪異とともに人間にも愛着が持てる。

キャリー(2013年製作の映画)

4.2

絵の面白さは抜群。
一方で準主人公的なスーが展開に合わせて動くご都合的なキャラクターで違和感があった。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995年製作の映画)

-

二段構えにすっかり騙された。
読もうと思えばどこまでも深読みできる描写もあって、楽しみ方がひとつではない点も天晴。

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994年製作の映画)

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女も男もみなカッコいい。戦闘シーンの迫力に圧倒される。
やはり良い声のオカマが大好きになってしまう。彼女達ならではのコミカルながら芯を食うようなセリフが要所要所で光る。

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