あおみどろさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あおみどろ

あおみどろ

映画(411)
ドラマ(6)
アニメ(0)

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.0

こういう脳味噌を使わず脊髄だけで楽しめる映画、やっぱり良い。「コカイン中毒となってしまった熊が人を襲う」なんていう超ぶっ飛んだ設定が実話ってのが今更ながら超驚き。R15ってんでゴア描写もマシマシなのだ>>続きを読む

劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

4.0

スケールも熱量も倍近くなった究極の後編。最早言葉にできない程のアツさ………もうヤバいね。
前作でインフレしまくったロボットバトルのスケールは今作では更にインフレ。アルティメットインフレスパイラルしまく
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

ずーっと大好きな一本。圧倒的な映像美で描かれる海の世界は勿論のこと、そこで繰り広げられる三次元アクション、そしてアーサーとメラのアドベンチャー的要素、決めつけには超王道のヒーロー物語。当時人気低迷真っ>>続きを読む

ある取り調べ(2015年製作の映画)

3.0

とっても辛い映画。この家族だけが特別とかじゃなくて、誰にも有り得る話というのが少し怖い。刑事さんの言う通り、他責思考ではなく自責思考なのも何とも言えない切なさが漂う。誰も悪くない、ただ運命がこの結末へ>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.0

シリーズ史上最も苛烈な『ランボー』。頭が吹き飛び四肢が吹き飛び、「戦争とは何たるか」を視覚的にこれでもかと見せつけてくる、ただのアクションでは終わらないある意味『ランボー』の集大成。『〜怒りの脱出』『>>続きを読む

ブレイド2(2002年製作の映画)

3.5

デルトロが監督ってことで敵のクリーチャー感は凄いしヒーロー映画としても申し分ない完成度だった。ブレイドのハイスピードすぎるアクションも健在。CGも良い感じに使われてて良き。
ただ前作よりも大幅に進化し
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

前作『〜パラベラム』で死ぬ程詰め込まれていた「アクション」が今作で更に大爆発。真田広之にビル・スカルスガルドにドニー・イェンと豪華メンバーを添え、凄腕の殺し屋たちが約3時間永遠と銃をブッパなし刀で斬り>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

冒頭で「俺の戦争はもう終わった」と意味深なことを言いつつも、大佐が囚われたと聞くや否や速攻で「俺も行く」と応じるランボー。ここでもう「このシリーズはランボーのアクションを撮ることに専念することにしたん>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

圧倒的今年No.1の超傑作。1ゲーマーが世界レベルのレーサーへと成長していく王道物語からダークなSFが売りのニール・ブロンカンプのメカ描写まで、その全てを際限なく2時間半に押し込めた色々とヤベー作品。>>続きを読む

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

4.0

ギャオス、レギオンの襲来に立ち向かい、結果として人類ひいては地球を守り続けてきたガメラ………しかし彼は強すぎるが故に、戦う度にどうしても人類に犠牲が出てしまう。それにより家族を奪われてしまった少女が、>>続きを読む

ブレイド(1998年製作の映画)

3.0

いやぁ〜〜〜とにかくブレイドのアクションがカッコよすぎるね。剣と銃でヴァンパイアをぶっ殺しまくるアクションが超キレッキレ。剣を地面に突き立てる決めポーズ(?)なんかも最っ高。スタイリッシュなbgmも相>>続きを読む

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

2.0

クッソ不評な『ロッキー』シリーズの(当時の)完結編。「家族」がテーマという今までにない作りで「これそんなに悪い作品か?」と思いつつ見守っていたがラストのストリートファイトで全てが崩れ去った。リングの上>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

基本的にはウェス・アンダーソン節が炸裂する世界観の元繰り広げられるコメディ劇に、そこに『メメント』の如きカラー&モノクロ映像を交互に見せていくスタイルで「演劇」と「舞台裏のドキュメンタリー風」で物語が>>続きを読む

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.5

ランボーの悲哀で始まり悲哀で幕を閉じた前作から一転、敵の殲滅の為に銃をぶっぱなし弓矢で爆破しヘリで空中から爆撃しまくる、まさに我々のイメージ通りの「ランボー」を拝める今作。何気にキャメロンが脚本で加わ>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.0

設定はTHE・B級映画、しかしながらそのクオリティは激高!!ロック様と純白の巨大ゴリラが暴れまくるモンスター&ディザスター映画。
一見、レンタルビデオ屋にひっそりと置かれていそうな内容なのに、何故ここ
>>続きを読む

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇(2008年製作の映画)

4.0

観測可能な宇宙よりもデカいロボットが出てくるでお馴染み(厳密には『螺巌篇』だけど)グレンラガン。TVシリーズは一切見ぬまま鑑賞に臨んだ訳だけれど………一言言うならと〜〜〜にかく「アツい」。バカデカいロ>>続きを読む

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.0

近年だと『シン・ゴジラ』が記憶に新しい、政府の要人たちが怪獣に対して戦略を練っていくスタイリッシュな作風はやはり観ていて気持ちいい。下手な人間ドラマを組み込むよりも、こういうスタイルの方が怪獣映画と相>>続きを読む

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.0

なるほどこれは確かにMVと呼ばれても仕方ない構成だ。トレーニングから試合まで、ずっと音楽が鳴り響くシリーズとしても異例なナンバリング。これはこれで好きだけど………やはり『ロッキー』シリーズの真髄とはロ>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.0

何の突拍子もなく人がドンドン喰われていく様は最早様式美として無視しておくとして、まさかのメガロドン×3に色味が完全にティガレックスな恐竜モドキに同じく深海の(空想上の)巨大生物たるクラーケンと『〜モン>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

日本のラノベが原作とはこれまた驚いた。忠実かどうかはさておき、無骨なデザインが光るパワードスーツとそれによるアクションはもう無条件でカッコよすぎる。特に中盤あたりのループを繰り返し実戦の経験を積みまく>>続きを読む

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.0

凄まじく壮大な世界観と、それに反するかのように人間の醜さを感じ取れる1本。神話のエピソードである為ファンタジー要素が全面的に押し出された前半と、劈くような人間の悲鳴をbgmに繰り広げられる人類の業に噎>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

前作のやや重ためな雰囲気から一転して文化経済が大発展を遂げた80年代が舞台。そこに現れたるは「願い」という名の人間の根源的たる概念。人は身勝手にも何かを願い続ける、それが例え神の子であっても………とい>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

原作未見。しかし昨年の日本長編アニメーション賞受賞、原作を知らなくても100%楽しめる、今月末に上映終了、という訳で今更ながら鑑賞。
とりあえず私が言いたいのは「この映画、余りにもアツすぎる」。お洒落
>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.5

ガル・ガドットの比類なき美貌が織り成す「ワンダーウーマン/ダイアナ」というキャラクターが紡ぐ、ある意味異色の「ヒーロー×戦争映画」。今作の製作の後に『BvS』での颯爽とした登場を見せるべきだったのでは>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.0

まずオープニングが某宇宙の旅のオマージュってんで大爆笑。もうこの時点で面白い映画だって確信したし、実際笑いあり涙ありのエンタメ映画としてかなーり仕上がってた。フェミニズム的な社会問題に俳優自身のネタま>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

何だこれめちゃめちゃ面白かったぞ。超個性的なメンバーたちが織り成す痛快爽快なバイオレンスアクションにずっと見惚れっぱなしな2時間だった。そこにジェームズ・ガン節が炸裂してくるもんだから面白くない訳が無>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

原作を一切知らない状態で鑑賞したので、原作に忠実か?という点に関しては一切合切なんも言えないのでその辺は悪しからず。
観た感じ、総じて「邦画で『ジョン・ウィック』をやりたかったんだろうなー」って感じ(
>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

ハーレイ・クインのハーレイ・クインによるハーレイ・クインの為の映画兼ドキュメンタリー兼MV。最初は映像の時系列がごっちゃになってて「うーん?」と思ったけど今思えばコミカルかつ痛快で観ててとっても楽しめ>>続きを読む

インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.0

教官にシゴき倒され、ゲイであることを理由に同僚からもイジめ抜かれ、それでも尚「軍服姿で死ぬ」という儚き願いを胸に奔走する主人公フレンチ、ひいては監督の実体験をベースにした物語。言葉にし難い軍隊特有の理>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.5

滅多に映画で泣かないと自負する私が泣いた。しかも3回。そりゃー「これを観なきゃ日本の夏は始まらない!!」なんて銘打たれる訳ですわ。
大田舎のお屋敷に集った大家族が、世界を滅ぼしかねないAIという超次元
>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

マイケル・ベイ以外の監督が『TF』を撮るとはいえど面白くない訳がなく、ロマン爆上げな変形シーンを始め終始ニヤニヤしながらスクリーンに釘付けになっていた。特にラストのビースト軍団の変形《マキシマル》やビ>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.0

『ブラックパンサー』の故チャドウィック・ボーズマン最後の出演作。マンハッタン島にかかる21本の橋全てを封鎖し、警察と殺人犯が対峙するという、物語はスケールは大きくも至ってシンプル………なのだが、物語が>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

いつも通り安定に面白かったし、今回の敵はシリーズ最大と言っても過言じゃないまさかのAI。目的もなく、情報社会そのものを乗っ取って人類を思うがままに支配せんと暴走するその様は得体の知れない恐怖を覚える。>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.5

「映画は音が5割」と人は言うが、いやはや全くもってその通りだ。トーキー映画が世に登場した、その瞬間から映画と音は切っても切り離せない存在となった。セリフ、効果音、音楽………それはさしずめオーケストラそ>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

3.0

兎にも角にもランボーが報われなさすぎて………ラストの子供のように泣き喚く彼の姿に涙せずにはいられない。戦争を映画というエンタメとして認識している我々も含めて、ランボーに一度ボコボコにされるべきなのかも>>続きを読む

ロッキー3(1982年製作の映画)

4.5

続編が作られる度にストーリーもバトルシーンも熱くなっていく『ロッキー』シリーズ。例え世界チャンピオンになったとしても、ロッキーの芯の部分にあるお調子者的な性格はいつも通りなのが笑ってしまう。
だがメン
>>続きを読む