キネマ寸評さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

キネマ寸評

キネマ寸評

映画(296)
ドラマ(34)
アニメ(0)

サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)

3.8

ダイアリーの盗賊軍人からのスピンオフ。
これとダイアリーで一本と見る向き。

ソーシャル使っての島呼び込み。
死んでも仲悪いゾンビ。頭混乱する双子設定。
馬食べる、生前の習慣の延長、感染などゾンビの生
>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

4.2

冒頭、延々と続く、タクシー運転手の仕事っぷり。彼はプロだ。予告時間ぴったりに客を送り届ける。美人の女が乗る。彼女はAルート指示、運転手はBルートを推す。
どっちが早いか掛ける。運転手の予告通りの時間で
>>続きを読む

反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

日曜洋画劇場でやった時はえらい面白い映画だと思った。
当時、淀川先生が「この監督は大物になりますよ~、みなさん、名前覚えておいてくださいね」という激励のお言葉を頂いたにも関わらず、次作で核戦争後10秒
>>続きを読む

ゾンビパパ(1981年製作の映画)

2.9

アメリカ70年代テレビドラマ的色合いが憎めない。暴走族に殺されたお父さんをサイキック兄妹が魔術で生き返らせて復讐。ソーシャルワーカーのネーチャンがマリリン・バーンズ。新任保安官とイチャつきをたまに盛り>>続きを読む

エル・ゾンビ II 死霊復活祭(1973年製作の映画)

4.0

エル・ゾンビ、オッソリオBlind Dead第2弾。続編ではなく別物語。今回はテンプル騎士団成敗記念祭りに沸く町をBlind Deadが御礼参り。強欲ワンマン町長(手下連れててほとんどヤクザ組長)、町>>続きを読む

ドゥームズデイ(2008年製作の映画)

4.0

狼映画のニール・マーシャル。
もしかしてこの人のキャリア頂点では?。

クールなローラ・ミトラ。常連ショーン・パートウィー。

アウトブレイク・アポカリプス。
隔離英国でさながら"エスケープ・フロム・
>>続きを読む

エル・ゾンビ 死霊騎士団の誕生(1971年製作の映画)

4.0

スペイン。オッソリオ。ユーロトラッシュ。ビデオ屋で発見した時子供心に「エル」の文字を怪しく感じて観れなかった。アンカーベイ版のDVDより。Tombs Of The Blind DeadとReturn >>続きを読む

ヒドゥン2(1993年製作の映画)

2.0

前編のラスト10分位を丸々使って冒頭。実はDOS/Vな画面で母星にだらだら英語で助けてーみたいな連絡してたくだり。現場にベンジー犬がいて、カルビみたいな切り身から犬に移動して中華あんかけみたいなのに大>>続きを読む

ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.8

正直僕の中ではジャック・ショルダーのキャリア頂点。カイル・マクラクランのハマり役の一つ。この奇想天外で面白い脚本が80年代の発想力だと思う。宇宙人と人間の刑事バディものなんていまやっても新鮮じゃないか>>続きを読む

クリープス(1986年製作の映画)

3.8

エイリアンが投機したヒル生物が地球に落下でみんなゾンビ。
コーマン大学、クリス・ロメロ、シンシア・クローネンバーグ、JC・フーパー、キャメロン刑事とランディス刑事というオタク風味。
犯人を自分で始末し
>>続きを読む

ダブルボーダー(1987年製作の映画)

4.0

“terminate with extreme prejudice”という表現で行けば、マフィアボスを暗殺する、というコマンド部隊の密命を表現していると思うが、幼馴染で女取り合った末に“きっちりカタを>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・コメット(1984年製作の映画)

3.0

80年代、彗星の光線を浴びた人達はみんな赤い粉になって蒸発。で、主人公の姉はなぜ生き残ったかと言うと映画館の映写室で技師とHしてたから。 鉄壁の納屋でママハハにグーで殴られてふて寝した妹もセーフ。そん>>続きを読む

ナチス・ゾンビ/吸血機甲師団(1981年製作の映画)

2.5

邦題は江戸木純氏。いい仕事してます。
元々の監督ヘスス・フランコが失踪、急遽抜擢されたジャン・ローランはやる気ゼロの超脱力ゾンビ映画。

冒頭、やはりのムード音楽が流れる中、1分もしないうちに裸登場。
>>続きを読む

ゾンビ3(1979年製作の映画)

2.8

ゾンビ3・・・・・・。
それはゾンビファンとして、渡らなければいけない橋、超えなければいけないハードル。

ユーロトラッシュの汚いゾンビ。

息子ゾンビ母乳首噛み切り。このしょうもないシーンがクライ
>>続きを読む

ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007年製作の映画)

4.0

POV。初期Deadシリーズで見られたジャーナリスト視点が本作でカメラ越しになった。時代ごとの視点を取り入れるということで、SNS、動画公開という現代文化でアップデートした。設定はNightの同時多発>>続きを読む

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

4.0

映画開始3分でオッパイがチラッ。4分でケツ出し。

逃亡親子の父がDayのリチャード・リバティ。娘のリン・ローリーをレイプ未遂。
細菌トリクシーを作った博士はリチャード・フランス。Dawnの「ばか者~
>>続きを読む

アサルト13 要塞警察(2005年製作の映画)

3.5

イーサン・ホークもカッコいいのだが、ランボーのブライアン・デネヒー、レグイザモ、ガブリエル・バーンなど曲者俳優。Ja rule、コヨーテ・アグリーの偉いコヨーテやってたマリア・ベロ。特にマリア・ベロが>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

首クモ、ミカン犬、ブレアモンスターの迫力。クリーチャー造形のぶっ飛んだ想像力。腹開いて牙でパクッ。火炎放射器。外敵に対しての立て篭もりではなく、容疑者炙り出しのための籠城人狼ゲーム。最後に垣間見える文>>続きを読む

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

5.0

ポークチョップエクスプレス。三枚目ジャック・バートンというカート・ラッセルのはまり役。キム・キャットラルかわいい。味わい深いジェームズ・ホンのローパン。セリフの余韻が面白いビクター・ウォン。頑張ったF>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

もうバブルガムねーや。サングラスとレジスタンス、白黒洗脳サブリミナル、現代人の末路のようなエイリアン。OBEY。影の政府と支配者の都市伝説。人間も買収されている。ロディ・パイパーとキース・デビッドのガ>>続きを読む

エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

4.8

N.Y.のセルフパロディでありリメイクとも言える。
カーペンターのノリ映画系の流れでは、その中でも奇跡の傑作。

川でピーター・フォンダと洪水サーフィン、ぶっ壊れてるブシェミ、サイコなキャンベル、間違
>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

4.5

マレルの原作とは違う終わり方だが、続編の為ではなく当初はこれで完結だったのではないだろうか。

2からムキムキアクションに移行するが、この1は全くの別物と言っていい、PTSDの重い話。ベトナムの帰還兵
>>続きを読む

ブラックライダー(1986年製作の映画)

3.0

当時も既にトミー・リー・ジョーンズのその役お前じゃ無いんだよ感。リンダ・ハミルトンの海千山千女のイメージも合わなかった。ターミネーターでオッパイ出せる女優で出たからそれは尾を引くんだな。どの映画でも全>>続きを読む

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

3.8

次どうするのかと思ったらコメディアクションへ行った、2の正統続編。だがまたセルフパロディ。三度目のリメイクとも言える。毎回バラエティに富んだリメイクを見せてくれるので飽きない。手首がどういう機構か判ら>>続きを読む

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

4.0

セルフパロディだが、本来ライミはこっちをやりたかったのだと思う。ホラー界でのチェーンソーの新しい定義とショートマズルショットガンの新たな住処。手首切断。ヘンリエッタ婆さん笑。割と意思を持って要求事項を>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.8

ロメロ公認のサビーニによるリメイク。オリジナルのプロットを守った直系の正統派。時代とともに進化した所は女性が強い、というか強くなる。バーバラの変身が最もエキサイトな瞬間。Dayのサラよりも意思が強い。>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.0

ゾンビカテゴリとも言われるが、エクソシストのリーガンちゃんがネンネでなくて大暴れする憑依もの。特に死霊変幻が独特メイクのセンスで、震える怖さ。原型が思い出せないくらいに見た目が変わる。いちいち痛い突き>>続きを読む

Within the Woods(原題)(1978年製作の映画)

3.5

プロットは死霊のはらわたと同じ、プロトタイプ短編。元テープが既に粗いので詳細確認できないところもあるが、怪談感と短編ゆえの疾走感がある。アッシュがモンスターの設定になるが、ウガーーみたいな迫り方が青く>>続きを読む

ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

4.5

Dayでやれなかった事を資本バックに実現した、という事で作者としては本望だったと思う。思えばご存命の間に大作を撮れたわけで、ロメロファンとしてはとにかくうれしい復活の再起動Deadシリーズ。サイモン・>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版(1999年製作の映画)

1.0

ロメロが可愛そうというか、アーティストたるエピソードがよくわかるのが、これらのゾンビ映画の版権たらい回しや、関わる関係者が権利持って行き何度も焼き増して飯の種にして食いつないでいる乞食どもにたかられて>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.0

ロメロは徹底して世相を映す鏡であり、それは時代とともに変化するジャーナリズム精神がある。NightやDawnにあるラジオやテレビ映像のドキュメンタリー感に垣間見れる。差別的にブラックを扱っているわけで>>続きを読む

死霊のえじき(1985年製作の映画)

5.0

オリジナル脚本はLand of the deadに託すとして、資金難でもこのスケールで充分なロメロ節を表現した。主要キャストの少なさ、ローズのキレキャラ、超控え目アンプラス、ヘリ、黒人、白人女性。バブ>>続きを読む

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

ゾンビを走らせる試みは悪くない。話をコンパクトにまとめるためにはこのくらいのスピード感は必要。胸糞だが子供ゾンビで始まり妊娠ゾンビ出すというタブーにも挑戦。オリジナルゾンビの風格は無い、どちらかという>>続きを読む

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

5.0

見終わった時、物凄い衝撃を味わった。後にも先にもこの映画を超える衝撃は未だ無い。それは人肉食だけでは無く、救いの無いラストと逃げ場の無い閉塞感。コンセプトの圧倒的な説得力。日常が崩れる感覚を沢山の人が>>続きを読む

ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

3.8

アルジェント版はとにかくザックザクのギターサウンドが映える。オリジナルを観た後だとうざく感じるが、日本人はこのバージョンを映画館で当時観たのだ。テレビ放映時もこのバージョンで、超軽い吹き替えにならざる>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

5.0

ディレクターズカット長編版はより残酷描写と細かいやりとりが増える。米国劇場版でも十分にインパクトは感じられるが、さらに深く感じるためには避けて通れないバージョン。やはりヘッドショットなんだと思う。これ>>続きを読む