きのとさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.2

序盤の潔癖症、視線恐怖症の表現は良かったのに、それが寄生虫のせいだって話になってから収拾つかなくなってあやふやに終わった。林遣都と小松菜奈のビジュアルは良かったので2人じゃなきゃ見る価値ないかな。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

ムキムキおじいちゃんが可哀想過ぎる。地の果てまで追いかけて捕まえてほしい。
猛犬注意って看板出しといてよ…!犬嫌いからしたらめちゃくちゃ恐怖なんですよ。放し飼いするな!

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.8

たった8年前のウクライナのマイダン革命(尊厳の革命)時の93日間のドキュメンタリー。当時こんな事が起きていたなんて全く知らなかった。殴られ血を流す人々、人を助けようとして撃たれる瞬間、動かなくなった人>>続きを読む

モラルセンス ~君はご主人様~(2022年製作の映画)

3.8

コアな性的嗜好の話だけど綺麗なお姉さんとイケメンお兄さんだからエグみが無く、さすが韓国クオリティー。綺麗でかっこいいお姉様になら踏まれたい笑

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.2

コメディなのに思ったより伏線あったりストーリーちゃんとしてて面白い。おばあさんに飛び蹴り食らわせるあたりから容赦なさすぎだしぶっ飛んでて笑える。白鳥捕まらなすぎでは?笑

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.9

高価な白血病の正規薬に代えて、安い偽薬(と言われてるジェネリック)を売って儲けようとする話。主人公がだんだん儲けより人の命を救おうと奔走する様子が『シンドラーのリスト』のようだった。中国にしては記憶に>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.0

少女が死んだ原因を追求する話では無く、事故によって関係者の人生がどう変わったかという話。
娘目線で見てしまったから父親が本当に無理…。「大切な人を亡くした悲しみ」よりも「自分の物が奪われた怒り」が強い
>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.6

コーヒーが冷めるまでの間タイムリープできるびっくり喫茶店での群像劇。ファンタジーすぎて泣けはしなかったけどあったかい話でした。吉田羊さんかっこよ。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

朝鮮半島の歴史に疎いので細かい部分は理解できてないんだけど、複雑な関係の南北の緊張感が伝わってきた。特に金正日に会うシーンの緊張感がすごい。ただの小さい太ったおじさんなのに笑 アクションがなくても十分>>続きを読む

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.0

恋人の記憶を消された主人公が、元凶の記憶屋を探す話。
え、ミステリーからのファンタジーからの感動もの?からのメンヘラ…全体的にふわっとしてて何も心に残らない笑 記憶屋の正体もわかりやすいし被害者たちの
>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.7

意識せず聞いていた音響の深さと芸術性に気付かされたドキュメンタリー。映像の進化より音響の進化の方が遅かった印象。延々音を聴き続けてたら気が狂いそうな気がするけど、正解の音を見つけるために試行錯誤する作>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.3

母親から放置された女の子が、叔父さんの家でトランスジェンダーのリンコさんと暮らす話。終始あったかい雰囲気で、誰にも傷ついて欲しくないなと思いながら観てた。リンコさんが料理も編み物もできるとか理想の女性>>続きを読む

寫眞館(2013年製作の映画)

3.9

セリフのない16分の短編映画。震災、戦争の時代を生きた写真屋さんとある家族の話。笑顔を引き出そうと頑張る写真屋さんが泣ける。

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

3.0

山田涼介は好きだけどハガレンも好きなので、評判悪すぎて怖くて見てなかった作品。好きなものと好きなものを合わせても良いものができるとは限らんのよ。見ないでおこうと思ったけど続編決まったし話題だったので満>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

水面上昇に伴ってどんどん上に積み上げられた家で、落とし物を探しに潜るにつれ過去の記憶が蘇ってくる。12分の短編で、ちょっと寂しく、そしてほっこりできる良作。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.2

最初から最後まで狂ってる。破茶滅茶な奴らのバカ騒ぎ。
戦争がテーマのコメディー?喜劇にも悲劇にも見える。
ユーゴスラビアの歴史をよく知ってればストーリー的にももっと楽しめたのかもしれないけど、軽快な音
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.5

丁寧に作られてて見やすい。展開は分かりきってても感動してしまうドラえもんマジック。でも歴史改変はしちゃダメだろと思ってしまった。ゲスト声優は頑張ってたんだけど耳障り。恐竜はかわいい。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.0

タイトルと、教祖になった実の父に会いに行くっていうあらすじだけ見て勝手に重い話だと思ってたけど、実際見てみたらサクッとゆるっとちょっとラブもある青春物語でした。冒頭の家族団欒のシーンが自然で良い。あと>>続きを読む

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.0

猫と猫を愛するイスタンブールの人たちのドキュメンタリー。とにかく猫がかわいい。人間に餌をねだったり子猫を全力で守ったり時々人間の役に立ったり魚を盗んだりetc…いろんな生き方の猫たちが楽しめます。イス>>続きを読む

ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.8

ハリーポッターと魔法の歴史展のドキュメンタリー。ハリポタに出てきた魔法の呪文や生物、設定の背景をJ.K.ローリングや学芸員が教えてくれる。錬金術とか薬草学とかの古い本見るだけでワクワクする。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

ストーリーは置いといて、アニメーションと世界観と音楽が中毒性高い。原作はもっときちんとした設定があるのかもしれないけど、90分の短い尺で説明過多になるより、世界観で魅せた点が良かったと思う。どんな話だ>>続きを読む

イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

4.0

素人同然のスキージャンプ選手がオリンピックに出た実話を元にした話。何度挫折しても諦めない。メンタル最強。90mからのジャンプなんて怖すぎる。ママンの愛情が泣ける。
タバコ吸いながら余裕でジャンプするヒ
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.2

宇宙人が地球にやってきて神様を探す話。宇宙人pk(ヒンドゥー語で「酔っぱらい」)の視点から、多種多様な神の在り方を面白おかしく揶揄してる。インドの文化とか宗教観がよくわからないけど、こんなに宗教に切り>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

一言で言うと男同士の一夏の恋なんだけど、レベルが高すぎて理解が追いつかない。ほぼ全編水着みたいな格好で川遊びしたりピアノ弾いたりする貴重なティモシー・シャラメが見られる。恋してる顔も甘えてる様子も我慢>>続きを読む

劇場版『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』(2019年製作の映画)

3.7

ドラマ視聴済。恋の定義の考え方が面白い。どーやって「このモヤモヤ感」とかふわっとした気持ちを数式にしてるのか謎。主人公2人がピュアなのでこれはこれで悪くない。
あえて映画化する必要は無いかな。

映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)

3.3

薬研くんの御御足…!!!最高ですありがとうございました。
ゲームは嗜む程度でキャラは把握済み。どうしても演劇感、特撮感、コスプレ感が拭えぬ。でも誰でも知ってる本能寺の変あたりのストーリーはとっつき易く
>>続きを読む

ハーモニー(2015年製作の映画)

3.3

原作既読。高度に医療が発達した完璧な管理社会で発生した、突然の同時自殺現象。合理的で苦悩の無くなった人間は、人間と呼べるのか?
ストーリーは面白いんだけど原作の良さは無いなぁ。話をするシーンが長すぎて
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

日常をリアルに描ききってるから色んな人に刺さるんだろうな。仕事が忙しくて趣味を楽しむ心の余裕がない感じとか、2人にとっての大事なものを軽く流されて失望する感じとか、2人のどっちの気持ちもわかるからつら>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.8

日本版の『鍵泥棒のメソッド』が好きなのと評価高そうだったのでこちらも鑑賞。細かいところは忘れてるけど、結構アレンジしてるのかな?ユ・ヘジンがゴツすぎてラブシーンいらなかった笑

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.3

演者やスタッフがハリーポッターシリーズを振り返って話をする構成なんだけど、なんかすごく泣けた。
主演3人が自分の役についてのレポートを書いてくる宿題の話が好きだった。ロンならやらないと思ったから!って
>>続きを読む

マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

3.6

独特なアニメーションで芸術作品味があるけど、ストーリーも意外としっかりあった。人間に翻弄される犬の一生。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.8

お嬢様がお爺さんを探して北極に旅に出る話。ファンタジーだけど北極の厳しさがリアルに感じられた(絶対行きたくない)。絵本やポストカードのような一枚絵にしても映えるシンプルな映像は、デザイン性が高くて見て>>続きを読む

攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

4.2

アニメS.A.Cシリーズ2から2年後、少佐が居なくなり、トグサが隊長に就任。シーズン2から続けて見てたら急に少佐がいなくなって戸惑ってたけど、間に『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』と>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.6

中盤以降、どうなってるんだってばよ状態。せっかく気合の入った彩度の高い綺麗な作画なのに、ストーリーがわかりにくいせいで万人受けされない作品になっててもったいない。解説読めば面白いのかもしれないけど、読>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

3.7

『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(映画/1995年)の続編。少佐が失踪してバトーがずっとしょんぼりしてる話。
引用多いし基本暗いし話が難しすぎる!もう玄人が楽しむ芸術作品の域。でも
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

下北沢の街の日常を切り取ったような、主人公青とまわりの人たちの話。
下北沢は行ったことないけど街の雰囲気や文化が伝わってきて良かった。住んだら居心地良さそう。ストーリーとしては大きな事件が起きるわけじ
>>続きを読む