小学生のときにテレビで見たのが初見。本当に水が怖くて「家のお風呂の中にもいるんじゃないか」とまで思わされた。
拙いどうのこうのじゃなく、感性が豊かな時期に見れた人生の中での名作。
今見てもそれは変わら>>続きを読む
2年に一度くらいは見てしまう。
どの俳優の演技も素晴らしいけど、女医役のパトリシア・クラークソンは本当にいい。
すべての登場人物の現実に丁寧に向き合う姿に救われた気持ちになる。
美術、演出、どれとっても色褪せなさが凄まじい。同時期の他の作品見るとそれに驚愕する。
partIIよりもIのが好き。
彼女にとっての余生が、細く儚いが確固たる一縷の夢によって成り立つのだろうな…と途方も無い気持ちになった。
素晴らしい法廷シーン。
20代前半に劇場で見た。
混沌の中での音が素晴らしく心地の良い映画。
道中出会う三人の若者は、現代ではどんな若者像になるのだろうか。
あの少女のように、好奇心はいつも天真爛漫で欲張りで打算的で強か。
美徳の男と合理の男、どっちを選ぶのだろう。
犯人二人と同様に理不尽なのは、これを喜んで見てしまえることなのかもなぁ…と考えてしまう。
「胸糞」とか「言うてもこれも虚構だから」と口にすればするほど、なぜか背筋が冷たくなる映画だ。
今でも現実に起こり得る、起こっていることであるからこそ、この映画が犯人を明言しないことに意味があるのかもしれない。
ミステリー映画はいつも犯人という個人の特定で完結される。しかし、それは真の意味での解>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
配色綺麗。メインテーマ曲が素敵。
クライマックスのシーンはあまり乗れなかった。
「今とは違ったかもしれない自分達に想いを馳せる…」後ろめたさにあまり共感できなかったのかも。
昨今話題になる映画は「現実よりも甘美な過去」に拘るものが多い中で、モアナはとても勇敢に「いま」を見つめて動き出す。
それだけでも観られてよかった。
ジャッキーは人の言うことを聞かない。
それは彼女が芯を持った女性だから…ではなく、夫が死んだことで生まれた世界への「復讐心」によるものなのかもしれない。
シン・ゴジラの最も好きなところはカットのリズムの気持ち良さなのかもしれない。
いつも見る映画とは違うリズムがくすぐったい。