新品畳さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

知らなくてタイトルに「PART ONE」って出てきて笑っちゃったよね。いったい何部作になるんだこれ。

それはさておき、待望してたこともありめちゃくちゃ楽しめた。
(北欧出身の)ヴィルヌーヴ監督作品っ
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

幼くして両親を失い、親代わりである叔父との農業生活を淡々と営む20代のヤングケアラーの女性が主人公。

身体を悪くした叔父への育ててくれた恩義と愛情が彼女を彼女自身の望む夢から遠ざけてしまう。悪人は登
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ザ・ホスト 美しき侵略者(2013年製作の映画)

3.8

好きな設定。

精神を乗っとる地球外生命体のおかげで地球規模で平和が続いているっていうのもいい。

メイキング見た感じだとアメリカのティーン(主に少女)に人気だったらしく、「女友達」「二人の恋人(タイ
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.3

ネオソウルの脱出シーンのBGM、細かい変拍子でかっこいいな!と思ったら家の前の農道を走るトラクターの音だった…。

エネルギー問題・差別問題・環境問題というテーマを時を越えた4つの物語で描く。全体的に
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.6

漏れなく不評の言葉しか聞いたことなかったので長いこと見ずに来たがとうとう鑑賞。

正直な内容でよかった。
少なくても見てる途中で「つまんない」と思うことはなかったし。マツケンいい顔してる。

死者に囚
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

とても良かった。

何より西島さんの色気よ。あの年代の男性の魅力をすべて凝縮したかのような化身。
どこか寂しそうで、理性的で、監督者で、包容力もあるのに孤高で、独り己の弱さを抱えながら生きる。演技力云
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

-

めちゃくちゃ面白かった。

ハイソで裕福な家庭に生まれた若者を皮肉りつつ彼らの持つ憂いと哀愁を嫌味なく描く。

世間や自分自身による批評や批判に対して開き直りきった時に改めて人生が開ける感じっていいな
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マジェスティック(2001年製作の映画)

3.4

地味・キャリー。

個人的にはこの内容で2時間半は長すぎると感じた。
コミカル・奇行演技なしのジム・キャリーも良いんだけど、これだけの長尺でずっと彼の真面目な役だけを見てると結構飽きてくる。内容も王道
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

自分にとってのトラウマ映画って、小学生の時に見た「殺人魚フライングキラー」と「スターシップトゥルーパーズ」とこの「トータルリコール」なんだよな。

でも、今見ると本当にいい製作費の使い方してるなーと思
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

思ったよりも情緒的なSFだった。

シャマラン変わらずずっと若いな。
LITWの時とほとんど見た目変わらないし。

以下、ネタバレ




ひとつだけ解せなかったのは「死細胞だから髪の毛や爪が伸びない
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

1.5

ヘテロセクシャルである主人公が自分のことを好きなゲイにキスを与えて「ありがとう」と言わせる演出、「なんかザ・おっさんが書きましたって感じのグロい脚本だな…」と思った。クライマックスにそういうのをしれっ>>続きを読む

エクスカリバー(1981年製作の映画)

3.8

アーサー王伝説めちゃくちゃおもしろいな。
恋愛が絡むとすぐ自分の国を滅ぼしちゃうし、「聖杯見つけてくれれば俺やる気出すかも…」みたいなノリで探しに行かせた部下たちを無惨に死なせまくるし、マジ王様。
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翼のない天使(1998年製作の映画)

3.4

あーなるほど。ここからシックス・センスに繋がるわけか。テーマもモチーフも通ずるところが多々見受けられた。

内容は少年の成長というか、もはや老成?

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

学生時、銃夢は結構思い入れのある作品だったので映画化の一報を喜びつつもなんとなく見れずにいた。原作レイプもあり得るし、あの殺伐とした作風をハリウッド製作で踏襲できるとも思えなかったから。

結果的に言
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アダプテーション(2002年製作の映画)

3.9

脚本家のチャーリー・カウフマンが「マルコヴィッチの穴」の次回作の執筆でひたすら苦悩し迷走する話。

なぜか双子設定なのが笑う。(実際にはカウフマンに双子の弟はいない)

ウディ・アレンっぽい自虐的な笑
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.8

「おわかりいただけただろうか…」の声のおじさんでお馴染みの中村義洋監督のホラー映画。

あくまで淡々と物語は進み、ミステリー部分を勿体ぶって無駄に引っ張ったりせず衒いなく語ってくれる感じが好印象だった
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ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

3.0

子供向けのファンタジー超大作。
…なのに気を抜くとすぐボウイのミュージックビデオが始まって笑う。

全体的にゴージャスで特撮の完成度は特にすごい。人形の表情の動かし方どうやってんだろう。そして、全体的
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レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

3.5

「物語を進めるためにキャラクターを道具として扱う」ってダメダメ映画の典型だったりするけど、それを逆手に取った描き方をしていて面白い構造を持った映画。

与えられた役割に徹し「キャラクター」という意味付
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.8

名作。

レズビアンカップルが子供たちの生物学上の父親(精子提供者)との邂逅に困惑しながら揺れ動くコメディ。

同性愛者である監督自身の経験が作品の構想のもとになったとのこと。

興味深い点はレズビア
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東京オリンピック(1965年製作の映画)

-

(映画のレビューではないです。悪しからず)

東京2020を終えた。

コロナの影響もあったとはいえ、この映画の時代の成功体験再現のために若い世代がこれから代償を払わなければならなくなったことを考える
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.9

「虎と人間が同じボートで漂流だ〜?どうせ安っぽいファンタジー映画だろ〜」
なんて毒づいて公開当時見向きもしなかったが、8年越しに鑑賞。

ちゃんと面白かった…というか、傑作。
CGに関しては今でも鑑賞
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.3

面白くはなかった。

よい子が悪い子を演じたときに出るテンプレ感。

ショパン 愛と哀しみの旋律(2002年製作の映画)

3.1

ドロドロっていうよりぐだぐだな人間模様。
偉人の伝記モノなので見て無駄ってことはなかったが、そこまで濃い人生観が感じられるわけでもなく「ふーん」って感想しか持たなかった。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

ストーリーよりも画と音楽が勝ってる映画だった。そういうの大事。
 
嫌いな人は嫌いな相変わらずの細田節だけど、個人的にはもはや愛嬌の域に入っている気がする。そこ突っ込む方が野暮みたいな…。途中見てて「
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13F(1999年製作の映画)

3.5

マトリックスといえばマトリックスなんだけど、それよりもなんとなくセガサターンのアドベンチャーゲームっぽい雰囲気があっていい。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

「"良い映画"すぎる映画」って一個人の目線で見た時にあんまり強烈な体験にならないんだよな。少なくても自分はそう。
監督自身のパーソナリティーが反映されている魂の籠った作品だったけど、理に落ちすぎている
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.6

個人的には結構面白かった。
主人公役の少年(YOSHI)のはしゃぎ方が物凄く自然で「本当にノリで人を殺しそう」という気持ちになったし、緊張感ある俳優で気になった。

菅田将暉のがなり声にも共通する部分
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