キタナカノエイガさんの映画レビュー・感想・評価

キタナカノエイガ

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

うまくいかなかったものはスパッと切って!

レイのファミリーネームがパルパティーンとかカイロ・レンが味方になるとかは多分シリーズ始まってからの決まった結末だと想うが、
フィンのかっこいいとこも見れたし
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッドさんへ

責任を持って、『この』ジョーカーを倒してください。
「アーサー」がジョーカーとなる過程はわかりましたから、勧善懲悪を成立させるため『この』ジョーカーを倒してください。

アーサーに
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

ハリウッドの生活、
リックダルトンとクリスブースの日常に、
ゆっくりと密かに忍び寄るマンソンファミリーの影。

映画を見るシャロンテートの如く、フィクションの世界に愛が溢れ、
その想いは、それを汚した
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.4

最高だろう!

ベケットの裏切りは意味わかんないが、
なんかもうどうでもよかった。

気になるのは、ポールベタニーを殺したエミリア・クラークの顔くらいだ。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

1.4

中々ひどく思えたのは、
悪役は根本から悪役でなければならないという、荒木飛呂彦哲学に則っていないからだろうと僕は思う。

レイとレン、心が通じ合うのはいいがその葛藤を描く精神的なバトルは大作には向かな
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

最低な方法を用いて描かれた
シリアルキラーの地獄行き。

出来事それぞれに理由をつければ
それなりの描きたがるモチベーションは
あるのだろうが、それすらも
シニカルな笑いで飛ばしたがったトリアーの突き
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

音楽とインド映画的ダンス。

ウィルスミスという分野と
ガイリッチーという分野。

王女様による女性の地位の向上を訴える
運動。

全てを放り込んで、奏でた
流石ディズニーな映画。

ミュージカル嫌い
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嵐電(2019年製作の映画)

3.6

そろそろ卓爾さんには虚構と現実の区別がついた完全虚構を描いてもらいたいと心から思いつつ、やはり、「ジョギング渡り鳥」のような温かさと、それは、
縁切り伝説と化した妖怪列車との出会いを
3組がそれぞれに
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.7

何もなくただ朴訥に信じ抜く男、ラザロは
歳をとることすらも忘れ資本主義を放棄する。

神話的に進む物語にハッとする面白さが
いいです。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.4

実物のウォーレン最高すぎんか。


記憶というものは改竄され曖昧なまま物語を成す。

司書のおばちゃん元気でよかった。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

サイズ感、時間割、切り返しショット、
全てが規則的で美しい。

岸井ゆきのの視線は、あやふやで、
表情筋は大きく反応する。
成田凌は揺れ、のっぺりと、冷たく、
温かみを持った時には遅かった。

2×3
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あの時のあの瞬間、
彼女を刺した時、僕の腸が痛みを感じた。

「ああ、そうか」

と納得し、じーっと、彼のことを見つめた。

長時間にもかかわらず、一フレームも逃さずに見ようと努力し、最も喪失し、共感
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.8

最高の脚本。

その散りばめられた社会問題に対する提起を3つの看板に集約したセンス!!!

サム・ロックウェルのレイシズムぶり。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズのやられっぷり。
ウッディ・ハレルソン
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

2.0

ナレーションでストーリーがぶつ切りになるのは少し問題だと思う。

あの時の興奮、私が書店にて町田康著の原作を手に取り、ひたすらにかかれる文章とその捻くれた展開に舌鼓をうち、今の日本の世相を斬りまくった
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