マイケル・ファスベンダーの至高の演技力の無駄遣いと監督の出演したがり(最後の最後まで)にあきれたけれど、笑ってしまったわ。
あの威嚇の口技に 笑
実話なので、今ではアウトな監督のハラスメントシーンも>>続きを読む
タハール・ラヒムの年齢設定がおかしいことはスルーしておく。
マダムウェブとは一体誰のことか?
家族の温かみを知らずに生きてきた者たちの出会いから運命共同体として結束するまでの女子映画。
大きな身体的犠>>続きを読む
ヘンリー・カビルの映画かと思うよね?
嬉しい誤算だった。
ヒーロー&ヒロインは、外見では推し量れない。
ブライアン・クランストンとサム・ロックウェルの暗躍活躍、大好きな二人が出てるし、劇場で見逃さずに>>続きを読む
杉咲花さん、泣くお芝居が多く、表現過多になってなかったか、
居酒屋や公共の場所で叫んだり泣いたり、ハラハラする。周りの人が何もなかったようにしている。
映画でこれはヤダなというシーンが多かった。
原作>>続きを読む
日本の時代劇「必殺仕事人」シリーズっぽさがいい。
玉座にしがみついて手段を選ばない醜い王に対して、敵対する側にも正義の絶対者がいないのは、正義をふりかざしても統治できないということだろうか。
時代劇で>>続きを読む
母親が言い放つ言葉が一方的で、「死人に口なし」の父親のかわいそうなこと。
他のレヴューでも散見されるが、途中眠くなると、まさに同意。
ところが!犬事件と息子視点のターンから、緊張感が走る。
11歳にし>>続きを読む
タリバンと駐留米軍との銃撃戦は目を覆うばかりに悲惨だった。
タリバンの戦闘力に対して、米軍の作戦に勝算があるとは思えない。無謀。
アフガニスタンに侵攻したアメリカという国に疑問を感じつつだが、映画はハ>>続きを読む
修復版で初めて観たが、ロシアの暴挙が続く現在地からみると、巨匠と呼ばれる映画監督の千里眼とはこういうものかと素人的に思った。
祖国ロシアへのノスタルジーは牧歌的なものではなく、身を切られるような悲しい>>続きを読む
ファン・ビンビンは中国で巨額脱税事件により多額のペナルティを精算して本作に復帰してきた。
中国から逃れて韓国へ渡ってきた女性役という思わせぶりと、女性が抑圧から解放されることを応援する映画という女性視>>続きを読む
デジタルリマスター劇場上映
ヒット作「キャリー」がこの数年後に公開されるわけだが、本作はどうかというと、猟奇的な事件なのにほんわかとした雰囲気と愉快なポンコツたちという、出来はよくない。
それでもデ・>>続きを読む
1992年製作のリマスター版、劇場上映。
「ピアノレッスン」・「スモーク」でおなじみ、ハーヴェイ・カイテルの快演にメロメロです。
ギャンブルの負けをギャルブルで挽回しようとする悪徳警官にバッドエンドし>>続きを読む
各チャプターごと、特色豊かで面白いんだけど、刺さらないんだよね〜残念ながら。
支配する側と支配される側の依存関係がどのように決着するかというと、これで終わり?という感じ。
A24のクレジットがデカくな>>続きを読む
劇場に入ったら子ども連れ多数で、あれ?怖くないホラーなの?むむむ…
ブラムハウスへの期待値が高まっているなかで、ハシゴをはずされた感じ。
夢部分の繰り返しが平凡だった。
ゲームファンを喜ばせたかったと>>続きを読む
黒人社会において、女性が男性から虐げられていた時代のこと、人種差別とはまた別次元の問題を、魂の叫びのように歌やダンスで訴える。
フェミニズム大河ドラマのミュージカルは、ベタだけどベタなりに感動してしま>>続きを読む
冒頭ですでに、原作瀬尾まいこ「夜明けのすべて」のクレジットに、監督の誠実さが表れている。
当該障害に苦しんでいる人が本作を観ることなどにも熟慮されたのではないかと思われる内容にも好感が持てる。
困難に>>続きを読む
暴言を吐き、常に高圧的な父親により、少女は深く傷ついていた。
内向的な少女コットが、ひと夏、叔母夫婦に預けられた結果、どう変わっていくのか、ラストに感動もあるが、「親ガチャ」を辛辣に描いているのではな>>続きを読む
性自認に悩む8歳の男の子と家族のひと夏の出来事。ダメな両親の見本のようだし、そこに加えて無私の愛を注ぐだけのはずの祖母が冷たい態度…
誰に心を許しているか、主人公が屈託のない笑顔を見せる人に注視すれば>>続きを読む
もっともらしく普通のことをいうセリフだらけで笑ってしまう。
真顔でよくやるわ〜ほめてます。
アンバー・ハードが演技らしい演技をするわけでもなく、見た目だけでサマになる美貌にクラクラした。
アクアマンの>>続きを読む
2回目。1回目は、ふつーに寝た。なぜこんなに睡眠を誘発するのか。
・時代背景に現実感がない。多人種が共生している時代とは?
・物語がスロー
・川の音、葉っぱを踏み締める音、きのこをポキっと折る音、ヒー>>続きを読む
エマ・ストーンに尽きる。真新しい脳で成長するベラは、社会の常識の概念も男性中心社会も知らずに自己中心主義のままどこまでいくのだろうか、マーク・ラファロが演じた俗物男の存在感も重要だった。
エマ・スト>>続きを読む
生々しい脱北の現実に驚きと虚しさを感じた。同じ朝鮮半島の民族が共生できずに戦後から今も続く触発の危機、その上、アジアの勢力図における中国の脅威、脱北を通して不穏な気持ちが増してくる。
緊迫の脱北の行程>>続きを読む
実写化のクオリティは高く、漫画をなぞったように、冒頭からそのまんま。
紙面から立ち上がったようなキャラクターに勢いがあった。
杉本とアシリパが立ち向かう運命について序章を描いたに過ぎず、感情に訴えるよ>>続きを読む
母親の不審死と父親との不仲、友人に疎まれているなど、問題を抱えているミアが、憑依チャレンジにノリノリ、
若さゆえの未熟さか、恐怖を呼び寄せてしまう。
怖さよりグロさが強烈、目をおおう。
次回作もあるら>>続きを読む
「お笑い」の裏事情を知ってしまう事の不安、
まっさらな気持ちで漫才を見たい、笑いたいのに…
なんてね、杞憂に終わる。
ますます、お笑いの世界の尊さにひかれる。
当然、ツチヤは「カイブツ」ですから、周>>続きを読む
子供の頃から親しんでき「ゲゲゲの鬼太郎」だが、あまりにも身近だったので、誕生について真剣に考えたこともなかったので、新鮮な気持ちで観れた。
野心的なサラリーマンとして登場する「水木」を通して、人間の>>続きを読む
実写化を楽しむことができなかった。
笑いの「間」が微妙。
逆に原作を知らないほうが楽しめるのかもしれない。
綾野剛も裏声歌唱が素晴らしく上手で、カラオケが上手くなりたいヤクザという設定のフリがしっくり>>続きを読む
原作舞台「川辺市子のために」が2月に上演、映画の反響か、前売り完売ですってよ。
舞台の余韻に浸ってみたかったが、残念。
次回の再演のときは、是非、観たい。
映画「市子」は杉咲花さんが涙ポロポロポロ>>続きを読む
1955年白人によるリンチにより14歳の黒人少年が惨殺された。歴史的な事件であるが、立ち向かう母親は偉人や傑物ではない。
息子を愛する普通のお母さん。
その事件から67年後、「エメット・ティル反リンチ>>続きを読む
デザイナーズトイレをたっぷり見せられた。
「ザ・トーキョー」だ。
音楽も映像もすべてオシャレ。
ヴィム・ベンダース監督は何を撮っても評価の対象になる所以がギュッと詰まっている。
どんな境遇であっても>>続きを読む
「青いパパイヤの香り」が、この監督のピークではないかと危ぶんでいたが、
本作は、スマッシュヒットでした。
別れた元パートナーをキャスティングとは?なるほどね~と納得できる。
長い付き合いのふたりから醸>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督の人気の高さよ、平日の昼間から満席って。
こんな美しいラブストーリー見せられて、嬉しい。
みんな大好きカティ・オウティネンの影を求めてしまったが、負けず劣らず素敵なヒロインだった>>続きを読む
パキスタンの結婚式のなんて華やかなこと!
人種や民族が同じだから、幸せが約束されているわけではないことはわかっているはずなのに、
親や子の気持ちがねじれてしまう、それぞれの事情がある。
丁寧に解き明か>>続きを読む
オープニングから胸踊る。ファミリー向けなので安心して楽しめる。
ティモシー・シャラメがそもそもの演技力に歌や踊りが加味されて、あらたな魅力を発揮している。
利権屋やら悪徳警官やら強欲宿屋やら登場して>>続きを読む
父親の死が多感な年頃の男の子にとっては理解し難い、怒りにも似た行き場のない気持ちとなって、痛々しい。
紆余曲折の物語を経て、苦しみ抜いたが、
急転直下の結末にしか思えなかった。
自分を大切にして欲>>続きを読む
ホラーファンの神ダリオ・アルジェント監督の役者としての病気演技が上手い。
幸せな時を刻んできたと思われるシーンは必要最小限にして、ふたりそれぞれの老化の現実にフォーカスできて、身につまされる思いを味>>続きを読む
階級は親衛隊中佐止まりで、事務方としては大変優秀だが、そこまで偉くない小物だったアイヒマン、最期にまつわる逸話はイスラエルの歴史を興味深く感じることができる。
現在のガザ地区に思いを馳せれば、アメリカ>>続きを読む