toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

あのお母さんあってのマイケルジョーダン
なのだろう

経営、マーケティング、スカウトなどそれぞれの役割がうまく描かれていて面白かった

ドイツの家族経営をディスったAdidasとの面談の下りは笑え過ぎ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

どっぷり没入
観終わってグッタリ

後日談寸劇とスコセッシ登場のお陰で
これは映画だったんだあと現実に戻れて救われた あれがなかったら鬱になったかも知れない

一万円以上貰わない限り二度は見たくない

バービー(2023年製作の映画)

3.5

トレーラーを何回も見たがその度に好みのカテゴリーでは
ないと感じていた映画

女性蔑視とか色々のテーマがあるらしいがその辺りは刺さらなかった
一方職業、ファッション、アフリカ系、アジア系の登場やお付き
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

アメコミは観ていないので、他のヒーローが登場した時は
あれぇ....ってなったが、あの加速感はスターウォーズのリープ
シーンを初めて観た時の感動に匹敵

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

題名通りカオティック発散

アカデミー賞で競り合っていたトップガンをより多くの人が
楽しんだのは明白なのに結局こっちが作品賞取ってしまった
エスニックな製作陣を引き立てるような忖度もあるのだろうが
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

コンパクトにまとめられていた

音が良かった

あしたのパスタはアルデンテ(2010年製作の映画)

3.7

陽気でハチャメチャなイメージがあるイタリア人だが
家父長制度とか一目を気にするとか日本人とよく似たメンタリティ
と言われることも多い

そんな一面を切り出した映画
確かに家族の序列やLGBTなどに対す
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ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー(2009年製作の映画)

3.9

インド映画も顔負けダンス

自分くらいのおっさんになると二人が同一人物だとは想像もできない

一方ハンナ・モンタナの名言『人生は登山 でも景色は最高』はよくわかる

アレクサンドリア(2009年製作の映画)

4.0

多神教であり異教徒に寛容であったローマ社会が
一神教のキリスト教を国教として認めたことから悲劇が始まる

異教徒を排斥する途中で運悪く死んでしまったキリスト教徒は
聖人として崇められる 現在至る所で祀
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.5

三千年もの時空を超えた魔神の話をきいて
アリシアがどんな願いをのぞむのか期待大きかったが
よくわからない終わり方だった

永遠の語らい(2003年製作の映画)

4.5

歴史を教える母親が幼い娘とクルーズ船で巡る世界遺産の旅

彼女なりの歴史の解釈をわかりやすい言葉で娘に紐解いていく
隠れた名作

ジョン・マルコヴィッチが場違い的に登場
最も印象的場面を上げろと言われ
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.6

どこかで見た女優さんだと思ったら
「ガープの世界」でちょっと出ただけど大事な役柄の彼女
ロビン・ウィリアムズと久々の共演 懐かしい

奇妙なストーリーよりも奇妙な2つのカップルの成り行きの方が楽しめた
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

礼節を欠かず、誠意をもって貧しい人であっても弔った主人公

私利私欲もない質素な私生活
死ぬ時はお金も地位も関係なく誰もが平等

そんな主人公に相応しいお迎えが来てくれた

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.0

インドが誇る輪廻転生もので
最後にちゃんとダンスも入っているラブコメホラー

筋トレが何ともかわいい😍

蝿として一生をまっとうするのはそんなに簡単ではないことにも
気付かされた

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

ガイ・リッチーにしてはアクション多め
ひねり、ユーモア少なめで少し消化不良だったが
最後のオマケはガイらしかった

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.7

極寒の田舎で北欧の古い民謡しかできなかったバンドが
ふとしたきっかけでアメリカに渡り、ニューヨークからメキシコまで
車で南下するロードムービー

行く先々のクラブマネージャーの要求に答えロック、カント
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大地のうた(1955年製作の映画)

3.7

ラビ・シャンカールの音楽付き叙情詩

サラジット・レイ監督作品初見
白黒というのもあってどこか小津安二郎作品に似ている
最近観た「早春」が1956年の作だからちょうど同じ時代の人

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.9

ラストが良かったから珍しくセンスの良い邦題

英語を話せるようになることとこの小さな街を出ることが
一番大事だと教わる主人公
日本でそんなことを教えてくれる人に出会ったことはない

1980年代後半に
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

舞台は多分アマルフィー辺りの小さな漁村で村中みんな顔見知り 
アマルフィーはメジャー過ぎて住む気にはならないが
ここが俺の属す場所と思うようになった彼の心情に共感する

ゴッドファーザーのように荘厳な
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

ヌンチャクもさることながら
燃えよドラゴンの鏡の間を彷彿させる大阪のシーンはシリーズでもピカ一

反面、あたかも弾丸が意思を持ちジョンにあたらないように飛んでいく
パリのシーンはマトリックスじゃないん
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サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

3.8

題名だけはずっと知っていた映画
そして同様に名前だけは知っていた田中絹代さんも出ていて
ベルリン映画祭銀熊賞主演女優賞を取っている

舞台は大正のマレーシア・ボルネオ島サンダカン
からゆきさんと総称さ
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ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

3.8

アメリカで生まれ育ったインド人女性がムンバイで
出会った洗濯業カーストの青年

彼女は彼に男女間にも肉体関係を離れた友情は存在すると説くのだが

インドの男がカーストの縛りのない外国人女性に向ける
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(1974年製作の映画)

3.0

たった一週間前に観たばかりなのに
ストーリーはおろか観たことさえ定かでない
何とも不思議な映画

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

台北-成田間フライト

種や社会階層を超えての恋愛には障害がつきもの
というメッセージ以外感じ取れなかったがどうなんだろう???

約3時間のフライトだったし飲み食いしながら観るのにはちょうど
良かっ
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.9

父親、母親、父親が再婚した女性、祖父
それぞれの心情が台詞と表情から伝わって来る
 
しかし鬱病の17歳の少年の精神は
そんな病いを患う家族が周りにいない
自分には推しはかりようがない

何年も土の中
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子供たちは見ている(1942年製作の映画)

3.7

タイトル通りのラスト
不徳ながらざま〜見ろとも思った

フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.8

父娘モノは好きだ

どうしようもないオヤジだが
憎めない奴で見捨て切れない娘

血の繋がりと彼女の優しさもさることながら人間的にこのオヤジが好きだと言うのが
根底なのか

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

4年ほど前にテニス始めそれ以来
ハマっているのだが、どちらかと言えば敬遠していた映画

ヴィーナスのプレーは見たことないし、
セリーナはチラ見したことあるが、
ピーク過ぎてるし、デブってるし、
プレー
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名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)

4.0

当時の表現だとオシにツンボの夫婦
生まれてくる子供が五体満足かどうか
さぞ心配しただろう

差別に遭いながらもつましく生きていく
家族

あんな事が起きる映画だとは
つゆほども予想してなかったので
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.5

かつて青少年の憧れだった
バッドマガジン(ビニ本と呼ばれ自販機で売られた時代もあった)

今はもうコンビニ始めどこにも
置いてない
 
そのバッドマガジンを廃刊にしないよう
奮闘するチームの物語

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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

成田から台北の機中
飛行機時間が3時間弱だったので
最後まで観れるどうかヒヤヒヤ

結局最後20分位観れなかったが、続編があり完結しなかった事を後から知り
気を取り直した

機内タブレットサイズの画面
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四畳半襖の裏張り(1973年製作の映画)

3.8

成人映画、ピンク映画、ポルノとバラバラに呼んばれていたジャンルを日活が自社ブランドで日活ロマンポルノと呼び始めた初期作品だったと思う
神代辰巳監督の名とともに印象的だったのは確か

あの頃は一目を気に
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.7

最初だいぶ前にこれを観て、最近アニメ「四畳半タイムマシン・ブルース」が2022年公開なのでこれはそのオリジナル実写ということなのだろうか?(よく知らないが)

アニメの舞台は京都の下鴨幽水荘という一度
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.0

実話をもとにしたデンマーク映画
「偽りなき者」もデンマークだったが子供や先生が中心となる
重たい映画を作るという印象が強い
思うに子供の人権に対する意識が高い国柄の裏返しのような気がする
(「アナザー
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

ドイツに存在しない職業はコメディアンだというジョークが
あるがそれを地で行く男

引っ越して来たラテン系ファミリーを煙たがっているのみ
ならず独断と偏見で小馬鹿にしているがそこの子供達から
『上から読
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