toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.5

タイトルから人類や生物の起源に迫るようなスリルングな
内容かと期待していたが違っていた

シャングリ・ラと氷の世界は美しかった

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

4.2

400年前の場面から始まり、現代へ続く
輪廻転生の物語
どうやって再び400年前にストーリーが繋がっていくのか楽しみだった

誰がどう見ても悪役だとわかる悪役が出てくるまさにインド映画
一昔前のインド
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ベンジー(2018年製作の映画)

3.6

何回も撮り直したのかも知れないが
この犬さんは主役張るだけのことある

小学校の学芸会が大嫌いで今でもたまに
夢に見ることがあるが
その時の私よりも芸達者で賢いのは間違いない

ハウ(2022年製作の映画)

3.7

犬さん版母をたずねて3千里
けなげだ

不審な侵入者に吠えたり
狩りの手伝いをするご褒美に
食べ物をわけて貰い
一緒に暮らすようになった犬さんと人間
その共生は3-5万年前からだそうだ

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.6

端的な表情も含め短い時間で伝えたいことを伝えるには実写より
アニメとかマリオネットの方がそぐうという好例

小学校入りたての6-7歳に比べると9際ははるかに多感で微妙
新入りをいびるのは万国共通だが日
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

ありがちなことを書かざるをえないが

ゲームにハマったことがある
 and/or
4DXで観ていたらもっと楽しかったと思う

このどちらでもない自分にとっては27分間の
メーキング的DVDオマケの方が
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.6

40分という短尺、よくわからないところも、舞台転換、小物のこりかたもまさにウェス・アンダーソンでいい

インド人のイメージ
日本のカレーを食べてビックリする
ウソつかないと言う(そもそもこれがウソ 注
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

3.9

『ジョン・カサヴェテスの映画を見てしまった人生と 見なかった人生 幸福なのはどちらか わからない しかし見たことを後悔した日は一日たりともない』
 
このキャッチコピーにつられ立て続けに観た5作中最後
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

最近ミニシアターの渋いのばかりだったが
久々にIMAXで超エンタメ鑑賞

東京のシーン理屈なく楽しめるし
メカやサーキットに対する愛が感じられた

愛が溢れ出たエンドクレジットでダメ押し多幸感に襲われ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

原題
「眉間の皺」
目くじらを立てるとか渋い表情の意味

トライアングルっぽいモノは
登場しなかったが原題を上手いこと
邦題に流用した貴重な例

豪華クルーズ船
船底に押し込められた従業員タコ部屋から
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.7

『ジョン・カサヴェテスの映画を見てしまった人生と 見なかった人生 幸福なのはどちらか わからない しかし見たことを後悔した日は一日たりともない』

鑑賞4作目
今までで一番わかりやすかった
特にラスト
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ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016年製作の映画)

3.5

南北戦争の頃、黒人女性との間に子供ができ、後にその子が白人であるか黒人であるかのアイデンティティが争議されることになる

黒人奴隷側についたアメリカ史上稀に見る人物
ジャケ絵『アメリカ史が封印してきた
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国葬の日(2023年製作の映画)

4.0

今日9月27日は国葬の一周忌
60%以上の反対(賛成35%前後)を無視して強行された国葬だがそんなことすっかり忘れてしまった

60%の庶民の政治への無関心は3段階で進むと思う
① 事あるごとに真面目
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ミッション(1986年製作の映画)

3.7

モリコーネとイグアスの滝だけでも見聞に値する

イエズス会による原住民の保護という名のもとの布教と
相容れない武力による侵略・植民地化
実際は持ちつ持たれつのグレイな協業もあっただろう

この映画の時
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.7

『ジョン・カサヴェテスの映画を見てしまった人生と
見なかった人生
幸福なのはどちらか わからない
しかし見たことを後悔した日は一日たりともない
濱口竜介(映画監督)』

このカッケーコピーに乗せられジ
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.5

脚本家兼映画監督ジョン・カサヴェテス

聞いたこともない映画人だったが
キネマ旬報シアターでの特集チラシに次のコピーを
見つけがぜん興味が

『ジョン・カサヴェテスの映画を見てしまった人生と
見なかっ
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.7

90分と短いしNetflix各国でTopに乗せられ軽い気持ちで観た
カレとカノジョの馴れ初めから進展全然大したことない

しかし
カレの両親、カノジョのお父さんは好きだ
特に余命幾ばくもないカレのお母
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

「セッション」以来久々のデミアン・チェゼルの熱い映画だった

痛く切ないブラピとマーゴット・ロビー

いい映画だったがもう一度観る程の熱量を今の私は持っていない

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

伏線回収ごとに吹き出さずにはいられない

脚本上田誠
昨日「リバー、流れないでよ」のエンドクレジットで見かけたのが初めて
偶然これのエンドクレジットでも発見
タイムリーパーもん、京都ラブの人らしい 
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燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

3.8

女性が男性より劣っているのは、腕力を始めとする身体的力のみ

男性が女性より劣っているのは、腕力や武力沙汰にすぐに持ち込もうとすること

議員や政治家の女性比率を30%にしようとかの目標があるけど
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

あの辺は天気不安定そうだから
撮影期間中に降ったり降らなかったり積もったり、こじ付けに苦労しただろうなあと
思いながら季節外れの雪を眺めていた

ミコトちゃん
隣りのお姉さんっぽい
どこにもいそうな人
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マサラチャイ(2017年製作の映画)

3.9

カーストではチャイワラの家に生まれたらチャイワラになる
そんなチャイワラ5人のドキュメンタリー

飛び抜けて印象的だったのは
映画製作チーム専属チャイワラ

ロケ地でもどこでも同行して
監督、スタッフ
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バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

3.9

グロテスクな虐待、リンチ、蔑視
とても人間が人間に出来る行為ではない

奴隷制度真っ只中の1831年に起きた黒人奴隷蜂起
60人前後の白人が殺害された史実に基づく映画

蜂起はわずか2日で破局し関わっ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.5

観る予定の映画の時間を間違えてしまい鑑賞

エンドクレジットの後のシーンは謎だった
原作を読んでいる人ならわかるサービスと推測
一見さんにはわからないファンサービスには議論の余地あり

ツッコミ
広島
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アメリカの影(1959年製作の映画)

3.9

白黒映像と全編に流れるジャズが絶妙にマッチ
人種問題とかのテーマがそれなりにあるようだが
独特の雰囲気を持ったアンビエントとして楽しめば十分

「あなたが今観た作品は即興的演出によって完成されたもの」
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.8

ヨーロッパ中世の街並みがきれい

数百年も生きれば自分の子供、孫、ひ孫 .....を見送る
ことになる アニメとはいえ残酷

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.7

顔のないヒトラー達
ドイツが絡む第二次大戦モノの邦題は「ヒトラー」と入れるお約束がある
これもその一つ 
結果「ヒトラー」が入る映画を検索すると山のようにヒットする
歴史上の人物の中でダントツの人気者
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

原題「ヴァン湖会議」歴史上有名な会議らしいが聞いたことあるようなないような
そんな知っておいた方が良い史実にバイアスをかけるA級戦犯的邦題

実態
ナチス高官がベルリン郊外のヴァン湖のほとりに集結
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.8

牛の原因不明の大量病死
原因はデュポン社による有機フッ素化合物の廃棄にあるとして起こった実際の訴訟に基づく1998年頃のお話

同様の有機フッ素化合物が米軍基地で使われ漏洩
横田基地、嘉手納基地、普天
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.0

奴隷制度廃止から現在まで黒人がどれほど虐げられて来たかを
世に示すドキュメンタリー

白人男性が生涯で犯罪者になる率は17人に一人
黒人の場合3人に一人
数字は雄弁

ニーナ シモンのStrange
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.6

以前製鉄所に勤務していたので、里帰り的気分と
中島みゆきに釣られ鑑賞

世界観が飲み込めず乗り遅れた感があったが最終列車には
ギリギリ間に合ったが、パラレルワールド系はすんなり腹落ちするのが
少ない 
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

最初にトレーラーを観て以来3年公開延期
これほど何度も何度もトレーラーを見せられた映画はない

IMAXかDolby Cinemaで観たかったが待ちきれず
近場で公開日に鑑賞

オリジナルと同じオープ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

いつものフォームで走るイーサン

シリーズ半分くらいしか観ていないが
最高傑作(の一つ)

超絶アクションもさることながら3人の女性甲乙つけがたい

ここまでレベル高いと続編でがっかりしないか心配にな
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