toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年製作の映画)

3.8

イスラエル映画にしてはアイヒマンをサラッと、いや寧ろリスペクトを持って描いていた

女性歌手の哀感を帯びた歌にユダヤ人の
心の機微が込められている気がしたが
対訳なかった
ネットでも調べたが発見できず
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.2

少し足りない正直者リチャード
「FBIは立派で尊敬する」と積極的に協力するが罠にハメられ不利な供述や証拠を重ねられ追い詰められる

冤罪が晴れそうになった終盤に至っても罪を被せることを
諦めないFBI
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

アンコール・ワットの玄関口シェムリアップ
夕方から激しいスコール
何もすることなくすぐ近くにあった小さなシネコンにでかけた
カンボジア映画中心 理解出来る映画の選択肢はなく普段ならまず観
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

面白かった

けど登場人物全員がそろったシーンを見ると
こいつが糸引いてるに違いないとすぐわかるのが残念

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

片田舎に暮らす親友同士の少女二人

一人はやがて都会に旅立ち奔放な人生を歩み
事情があり故郷を離れる事ができず残されたもう一人には
好きな行き方をする親友に対するジェラシーのような感情がある

自分も
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

読んでる新聞が公開日に観た人のインタビューを掲載していた

記事は鑑賞した2人の談話で構成
ともにこれぞ待ち焦がれたジブリだと絶賛

「観た人によって見解が分かれています」
見たいな記事は出せないよね
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ジャスティス(1979年製作の映画)

3.8

デイブ・グルーシンの曲が流れ1970~1980年辺りの
もろ映画って感じが良かった

タイムマシンに乗らなくても古い映画を観れば
当時の雰囲気を味わえる

この映画のアル・パチーノも好きだ

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.8

変哲のない白黒のシーンが音楽が流れた途端、色づき
生まれ変わる
映画音楽の魔術師

タランティーノ曰く
モーツァルトやベートーヴェンと並び称するに値する巨匠

全く同感
音楽室に掛かる渋い顔した古典音
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.2

相手の反応や表情の変化に応じて、言動を変えるAIコンパニオンは
もう実在しているはず

度合いを間違えたらと思うと行末怖い

怪物(2023年製作の映画)

3.8

カンヌで長い時間スタンディングオベーションを浴びていたので
凄い映画なんだろうと期待していたが、
日本人にとってはありふれた日常

いじめ、虐待、モンスターペアレンツ、子供の独特の感性はどこでもある
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春に散る(2023年製作の映画)

3.7

自分がもしプロボクサーで世界タイトルに挑戦できるなら片目が失明するリスクなんてなんぼのものでもない

井上尚弥に寄せている役作りだが、ボクシングが題材の映画としてのファイトシーンは平均レベル

(山中
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ラストファーマー -最後の農夫/ラストファーマー(2021年製作の映画)

4.4

派手なアクションやダンスはないがこれもインド映画
懐が深い

強い者に対して弱く、弱い者に対してめっぽう強い典型的インド人も登場するから安心して観れる

耳が遠く桶に片足突っ込んだような主人公は日本な
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

実際に起きた暴動に基づく話だと
言われても驚かないメキシコが舞台

ストーリーなし 
救いない

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.7

現役の世界チャンピオン3人
本物のリングアナウンサー、レフェリーが2人づつ登場

大きな入れ物に観客もぎっしりと入れており本物の
臨場感が楽しめた 
制作費はかかっただろうが流石ハリウッド

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.9

重要な役柄ではないが印象的な娼婦をジャケ絵に起用かつ
原題Holy Spiderを膨らませおどろおどろしい雰囲気を醸しだしたセンス只者ではない

イランの聖地マシュハードで起きた娼婦の連続殺人事件が元
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中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー2(2022年製作の映画)

-

大晦日に2022年最後の映画として鑑賞

突然おまえから電話が来る
あの~蕎麦~でも一緒に食わないかなんてね♪

学生時代雀友のアパートで毎日のように徹マン
いつもジャラジャラいわせながら聴いていたの
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

スマホでトレーラーを観ただけでも恐ろしくてしょうがなかったが
ヒチコックの「めまい」で超高所恐怖症の主人公がショック療法で塔に登るシーンがあやかろうかと劇場に足を運んだ

映画館に座っているだけだから
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めまい(1958年製作の映画)

3.5

嫁さんがちょくちょくめまいがすると言うので、一緒に観ようとレンタルしたが「何を考えているの!!!!!!」と大目玉を食い一人で鑑賞

主人公は椅子の上に立っただけでもクラクラして気を失うほどの
超高所恐
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君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

3.5

かつてイランをバスで横断したことがあった
その時の風景や演歌そっくりな流行り曲をこのロードムービーが思い出させてくれた

旅の終わりで長男は誰かに引き渡され二度と家族に会うことが
できなくなる イスラ
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.4

お母さんと嫁さんという二人の女性が主役の
正統派エンタメインド映画

1のあの場面がこう繋がって来たか!と思わず膝を叩いてしまった!!
1より2の方がずっと面白いという稀な例でもある

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.9

機内で3~4回トライしたがその都度飲んでいたので必ず寝落ちするも
やっと自宅でシラフで最後まで観れた

普通に面白かったがこれは続編のためにある映画とのコメントを
どこかで見かけて続編の期待が否が応で
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

今日9月6日のちょうど100年前に起きた関東大震災後の事件を
元にしたコメディ

柏のキネマ旬報映画館で鑑賞
現場がここに近かったこともあってか満員札止め 

ハリエット(2019年製作の映画)

4.4

主演のシンシア・エリヴォは2020年アカデミー賞で主演女優賞と歌曲賞にノミネートされたらしいが見たことも聞いたこともなかった

この映画のバックボーンとなったその曲Stand UP
Soulful と
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.6

チャリで行けるIMAX
銃撃、爆音、打撃音
腹に響いた

重力と慣性の法則を無視したアクション、天国のようなダンスシーン
王道のインド映画だがクライマックスに至るサプライズ、一捻り
がなくて残念
その
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.9

この映画の存在は知りつつジャケ絵で引いてしまっていた

内容について何も知らぬままNetflixの撒き餌に引っかかって
観た

楽しかった!
特に永野芽郁のギャップが良かった
ただ好みのラストではなか
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SAND LAND(2023年製作の映画)

3.8

去年の12月に兵馬俑展でマンガキングダムのパネルを
見かけたのがきっかですっかりハマったアニメ

人間が演じる映画やドラマと違って独特の味があったり翔んでるキャラが登場するアニメは別次元の面白さがある
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.5

7月7日IMAXがやっとおらが街にやってきた
記念すべき鑑賞第一作に選んだキングダム3
公開日の朝一に参上

モンゴルでロケしたようで雰囲気バツグン
井上尚弥のジャンピングフックばりの信の一撃は強烈だ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

私は1973年の「エクソシスト」をスクリーンで観た生き証人の一人である

あの空気感、シンセサイザー音楽、首を一回転させるなどの衝撃と比べようもないがカトリック本山の聖職者ヒエラルキー、おちゃめなイタ
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.0

ドストエフスキーとかトルストイとかのロシア文豪の小説を読み遂げた事ないし 「2001年宇宙の旅」は幾度となくトライしたがお約束の長い寝落ち
今回もそんなパターンにハマるかと思いきや短い寝落ち数回だけで
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人生模様(1952年製作の映画)

4.4

高校の英語のテキストだった「最後の一葉」などO・ヘンリーの
短編5作のオムニバス

その中の一つ「賢者の贈物」はとんでもないメリクリ話
やれバレンタインやらホワイトデーやら横行する日本
この約20分の
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

4.2

アメリカで実際に起きた事件に基づく

主人公3人の家庭環境はそれぞれ
それらを垣間見るだけでも面白かった

アントニオが教室に向かうクライマックスで流れた
Read all about it Part
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美しき運命の傷痕(2005年製作の映画)

2.5

原題「地獄」
そのままだと観たいと思う人はいないだろうから邦題への変換は不可欠

そこまではわかる

だが「運命の傷跡」とは一体何なのだろう? わかるようでわからない
わからないようでわかるこの日本語
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.2

アメリカの友人はAAを主催している
彼は20年近くアル中だった時期があり
抜け出してから今日で23年4ヶ月18日と教えてくれた
曰くアルコールは一滴でも入るとそれまでの努力が
一瞬で無駄になるから日々
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

4.4

お約束の歌と踊りはふんだんだがアクションは控えめ
インド社会がいまだに抱えていると思える問題や弔いなどを多層的に
フォーカスしている点が、日本で公開されたインド映画としては異色

クライマックスに至る
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