toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

tori

tori

映画(3056)
ドラマ(0)
アニメ(0)

声もなく(2020年製作の映画)

4.0

田園、雑草、養鶏所、人が住んでいそうもないのに住んでいる家
九州の山の中とそっくり

女のコは11歳にして世渡り上手

空白(2021年製作の映画)

4.4

「赦す」
そうすれば前に進めるのにそれができない

「憎む」
そうしても何の得もないのにしてしまう

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

4.5

奥さんに出ていかれたお父さんと暮らす娘と息子
三人とも小説家・小説家予備軍という設定

三人それぞれに当てはまる「ハッピーエンドが書けるまで」
珍しく気の利いた邦題のメリクリ映画

出ていった奥さんエ
>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

ニュー・シネマ・パラダイスなど傑作映画音楽も披露される
シネフィル御用達メリクリ映画

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

彗星衝突による天地破壊を恐れる空を見上げる Look Up 派とフェイクだと馬鹿にするDon't Look UP派に分断された社会

地球温暖化なんてそもそも存在しないとかコロナは軽い夏風邪だとかほざ
>>続きを読む

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

3.9

原題でもあるトーキング・ヘッズのThis must be the placeが3-4度聴ける

おまけにデビッド・バーンもフランシス・マクドーマンド、ハリー・ディーン・スタントンも見れる

風変わりで
>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.6

前作も分からなかったから当然だろうけどストーリー分からなかった

バイクで疾駆するトリニティが再び見れただけで良しとしよう

キャロル(2015年製作の映画)

3.7

このカテゴリーが得意でない自分にとって
テレーズが撮ったキャロルの写真とラストのキャロルの微妙な微笑み
を愛でる映画に終わった

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.2

臓器ドナーにすべく誘拐された9歳の娘を救い出すため命をかける
主人公 

兄弟を殺された仇として彼を追うニヒルな最強悪役がバンコクで相まみえる

そんな目的の子供の誘拐が日常茶飯事そうな大都会
窓のな
>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.8

クンフーふんだんの正統派香港アクション
「製作国 香港、中国」となっていて何か汚されたような気がするが...

木人椿で日々(?)鍛えているドニー・イェン キレキレ
悪人もカッコイイ
(木人椿 楽天、
>>続きを読む

真実を知る者(2016年製作の映画)

3.8

韓国映画のリメイクらしいがなかなか思いつかない凝った脚本

「女神は二度微笑む」のおねえさんが警官役で登場
ぽっちゃり系に成長していた

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

一席飛ばしのミニシアターではあるが久々に満員御礼

3本立て それぞれが40分 どれも緊迫感高めなのであっと言う間に
終わった

3本とも「偶然」がストーリーを急展開させ最後は観る者の「想像」に任せる
>>続きを読む

ヘイター(2020年製作の映画)

3.7

お金を持っている政党が支持率稼ぎに使ったり、サイコなオタクが
気に入らない人間を貶めるために使うとか悪用ができてしまう
SNS社会は危うい

日本人があまり目/気にしないポーランドのアジア系移民問題に
>>続きを読む

The Hand of God(2021年製作の映画)

4.5

トルナトーレの「ニュー・シネマ・パラダイス」、「マレーナ」
フェリーニの「アマンコルド」に描かれているような
大人になっていく少年の目から見た「人生は祭りだ」
的イタリア人の人生観を久々に楽しんだ
>>続きを読む

コドモなオトナの人生レッスン(2021年製作の映画)

2.0

あまりにもアホらしい映画だと結構楽しめたり
するのだけど中途半端にアホらしいのに最後まで観てしまった
自分が情けなかった

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

原題の意味が「ソーホー最後の夜」じゃなくて
「昨夜のソーホー」と序盤で気づいた頃にはビビリまくっていた

60年代のファッションや音楽が楽しめるって
どっかの映画評論にあったけど
こんな恐ろしい映画を
>>続きを読む

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

4.2

家庭内に多少のゴタゴタはあるものの愛する家族に囲まれ
最後の一瞬まで尊厳とユーモアを保ち
三世代でマリファナを吸って笑いまくり

愛する二人の娘に抱かれつつフワッとしそうな(?)液体を飲むことで苦しま
>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

1.0

ラストの復讐はよくわかった
それ以外母親が何でそんな事するのか全然分からなかった

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

3.5

飯はまだか!
お前の育て方が悪いからああなったんだ!
誰のおかげで暮らしていけると思っているんだ!

日本の典型的親父のセリフとされているが
実父、義父、何人かの叔父の誰一人からもそんな言葉を
聞いた
>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーだとばっかり思っていたが違った

世界一幸福な国なのに何故海外に移住したいの????
この問にブータンの現実を察する

教師はXXに触れることができる
XXとは?

答え 未来

日本
>>続きを読む

消えない罪(2021年製作の映画)

5.0

きつかった

絶えられなさそうで何度も観るのをやめようと思った

最後まで観て良かった
涙が止まらなかった

モア(1969年製作の映画)

3.8

モロッコをヒッチハイクで目指すドイツ人
パリで好きになった女性をイビザまで追いかける

クリーンなドイツ人がゲートウェイドラッグと日本では言われるマリファナから始まりヘロインに溺れ想像可能な最悪な最後
>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.8

デビット・リンチらしいよくわからなく怪しいテースト
ハイウェイシーンのみが音楽とともに印象に残る

トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.8

救いのあるラストではあるが地球上にこんな国があるというのは
悲しい

わかれ路(1994年製作の映画)

3.8

元妻は再婚しているのだから
彼女を作って何が悪いと思うが
何故か彼女に義理立てしてしまうリチャード・ギアが悲しい

その人徳が幸いして元妻、彼女両方に義理を果たせ
めでたしめでたしのラスト

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.0

やたら緑色に塗られたビル、それをかすめるように飛ぶ飛行機、鄙びた空港、重慶大厦、ただみたいなスターフェリーでくつろぐ一時、ギシギシと走る路面電車
そんなもう二度と体験することのできない香港

悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.8

とんでもない惑星直列映画
ラストは悪ふざけし過ぎだろうが!

題名通りだった大好きな映画Only the brave
このOnly the animalsにも納得 
性のスイッチは人をanimalに変
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.5

映画好きだけどミュージカルは苦手な人もいると思うがそういう人に
観て欲しい歌や音楽がなかったとしても深い映画だった

でも歌の感情を揺さぶる力は絶大
登場人物それぞれの立場で何度も涙させられた

1941 モスクワ攻防戦80年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦末期の実話に基づく

ドイツ軍のモスクワ侵攻を阻止すべく戦力不足の前線を補うため急遽投入された年端も行かぬ士官候補生達

母との別れ、妻と幼い子との別れ、恋人との別れ 出陣前のそれぞれの
>>続きを読む

クライム・ゲーム(2021年製作の映画)

4.0

写りが悪いのだが右側は紛れもないベニチオ・デル・トロ
左側はホテル・ルワンダのホテル支配人

渋かった

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

離婚したいと切り出す息子の嫁にビンタ食らわす貴族母
平民としてびっくりするシーンだった

キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ絵の一人が殺されたり
ラストの罠に犯人がはまらず逆に恐ろしい目に合うという
意外な展開が面白かった

落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

バリ島のケチャ、トルコのメブラーナの踊り
インドのブルーシティ、地上の楽園カシミール、スペインのイスラム建築などコロナ禍での美味しい疑似世界旅行

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.7

何故このジイ様と少女が狙われたのかそのおぞましい理由が後半で明かされる 

この年のアカデミー助演動物賞はこのワンちゃんで間違いないだろう

注)
DVD注意書き通り心臓の弱い方は目をつぶった方が良い
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

弱者と思しき盲目のジイ様がエグい殺り方でスカッとさせてくれる

クジョー(1983年製作の映画)

3.5

狂犬病にかかるとあんな凶暴になるのだろうか
心配だ