toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ハンバーガー・ヒル(1987年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争の激戦地で死体のミンチだらけの丘だから
ハンバーガー・ヒル

エンドクレジットで紹介される指揮官の言葉
「戦争が愚行であると言えるようになった時
優しかった英雄たちを抱きしめて欲しい」
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ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

3.9

冒頭のインタビューで10年ほど表舞台から離れていたことがわかる

シンプルな原題
「What Happened, Miss Simone?」
一体何が彼女に起きたのだろうと固唾を呑みながら観た

独特
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さくら隊散る(1988年製作の映画)

4.0

被爆して亡くなった男優さん、女優さんを知る人達の語りが中心の
ドキュメンタリー

原爆が完成した経緯や爆撃機はどこから飛んで来たかなど
アメリカ側の事情も織り込んであるし
原爆は広島の頭上500メート
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ダマカ:テロ独占生中継(2021年製作の映画)

3.5

インド映画にしては珍しい終わり方

オリジナルは韓国映画らしい
なら納得

エンジェルス(1994年製作の映画)

3.7

ロス・アンジェルス本拠地のエンジェルス
考えてみるとこんなにいいチーム名はない

万年最下位を争うチームだから
「エンジェルスが優勝したらxxxxx」のような使われ方をする
「阪神が優勝したらアベノで
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.4

引いてしまうジャケ絵だが観て大正解

よくあるこじらせ系女子高生の話だがイギリス流ウイットと
COOLな脇役陣でハリウッドより全然イケてる

個人的COOL度ランキング
1位 ジョン・カイト(30人満
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囚人ディリ(2019年製作の映画)

3.5

久々に劇場で観るインド映画
期待が大き過ぎた

続編もあるようだ
このアクションとストーリーならインド人は喜ぶだろう

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

苦手なカテゴリーだが「新次元の恐怖」につられて観たが楽しくはなかった

その構造に起因する不自然な動きが興味深かったが
出るぞ出るぞと思わせてやっぱり出るところなんか全然新次元ではない

原題 「Ma
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

個人的には大部分がフェイクドキュメンタリーなのではないかと疑っている
ほんとだったら命いくつあっても足りないよ

もしフェイクドキュメンタリーだったらあっぱれなリアリティ

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.2

ゲイ、兄弟、母と息子、階級、女性蔑視など愛憎と葛藤のオンパレード
見終わってちょっとしてからジワッと来る結末

モンタナの雄大な自然と音楽だけでも幸せな気分になれる映画でもある

セルビア・クライシス/セルビア・クライシス~1914バルカン半島の危機~(2018年製作の映画)

3.7

第一次世界大戦はオーストリア皇太子がセルビアで暗殺されたことに
たんを発する と教科書にある

その後攻めこんできたオーストリア、ドイツ軍にセルビア国王が
自ら身をていして戦かったことなど誰も知ること
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.8

飲む打つ買うは高齢化の今や薬を飲む、注射を打つ、おむつを買うに
変わってしまったが

古き良き時代のように
間断なく飲み、とてつもなくでかいジョイントを吸い、相手構わずやりまくる

自分もそうしてあの
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

コメディと思っていたが社会派
いい意味で期待を大きく上回った

イムジン河という曲
民族を分かつ38度線を作ったのは日本にも責任があるらしい
(観終わってググったが直接の因果関係には当たらなかった)
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台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

3.5

どこにも行けない今
可能になったらもっとも手近な台北に思いをはせるために観た

クイーン&スリム(2019年製作の映画)

4.4

ウィンカーを出し忘れただけであんな扱いを受ける
黒人 この冒頭シーンは本当に怖かった

BLMって日本人には無縁に思えるかも知れないが
入管で抵抗もできない外国人を数人で押さえつけたり
誰にも見られて
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

井上尚弥も舌を巻くモンスターぶりの鈴木亮平
役者として正直見直した

あの弟くん 哀れ過ぎる

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.5

700年も前の実話に基づく
セカンドレイプ
妊娠するのは合意の証拠
だから妊娠したからレイプではないという恐ろしい理論
女性の犠牲の元に成り立つ見栄だけの男社会と家族

今も本質はほぼ変わらない

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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.0

父と母を看取った瞬間や同じように二人の娘がいる親友のことが
頭をよぎった(彼は健在)

同じくこの映画を観た嫁さんは
数年前にガンで他界した同級生の事を考えていたそうだ

すべての人にいずれ訪れる死
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ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)

4.4

ホローコースト物は結構観てきたがこれは5本の指に入る

知られていないノルウェーからの強制収容所送り
(列車ではなく船で対岸の大陸に輸送される)
実在の幸せな一家が引き裂かれ5人のうち一人しか
生き残
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.8

どこに行ってもCloudを通じスマホのOSジェクシーちゃんに行動を覗き見されてしまう主人公
あり得そうで怖い

ライトニングケーブルの意外な使い道などスマホ時代の下ネタが斬新で
笑えた

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

4.0

人気のある映画な割には大したことないなぁと思いながら観たが
ラストでなるほどと唸った
秀逸なラストは七難隠すの典型

「偶然とは努力した人に運命が与えてくれる橋」

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.8

映画館でウィスキィを隠し飲みながら観るべきだったが
できなかったのでワインを飲みながらレビューを以下書くが
書いてはいけないことを書くかも知れない

これまで酒飲みの友達に勧める映画は「ハングオーバー
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.2

「PPM程度の有害物質しか含まない廃液に目くじらを立てるのか」と言い切る工場のトップ

オリパラはたった一人の感染者も増やさないという保証がなければやるべきでなかったがアスリートの過半数はパフォーマン
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

原作は読んだはずだがここまでの膨らみは感じなかった

春樹調のセリフは劇中いっぱい出てきたので春樹映画だったのだろう

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

気持ち悪いシーンが多いので要注意

12歳を演じた成人女性(18歳以上?)の中の一人の
「自分も12歳の時は次に何が起こるかスリルを求めネットで男性に接近してかも」という告白
被害者側にも責任の一旦あ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

大作なんだろうけど自分にははまらなかった

続編ありそうとのことで不謹慎にもロード・オブ・ザ・リング3部作がまた
観たくなりTsutayaに走り3本ガーッと観た やっぱり良かった 

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.2

やはりのガイ・リッチ

章の巧みな組み立てで何故この男がここにいるのがが少しずつ明らかになる

戦争映画と聞き違える爆音の銃撃戦
スクリーンで観るべき映画

すぐ殺せばいいのに能書き言ってる間に逆転さ
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

実在の本人がインタビューに答える短いエンドロール
そのたった一言にイギリス人らしいユーモアが溢れていた

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.2

中絶に対する掟が厳しい保守的なペンシルバニアの17歳のオータム
妊娠したかどうか尿検査するシーン、お金の心配、保険、親にばれないか、中絶手術が比較的ししやすいニューヨークへの長距離バス、ナンパしてくる
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

ドミニカ、プエルトリコなどのカリブ海諸国の移民が暮らす
ニューヨークのワシントンハイツが舞台

スタンフォードに入学した娘の家族や近所の人たちは
みんなの夢を叶えたと大喜び
でも彼女は大学で出目をバカ
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

走る姿はフォレスト・ガンプ
優しさは横道世之介

可愛らしいカップル